書評

千田 琢哉『作家になる方法』を読んだ感想|人はなぜ作家を目指すのか

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今回は、千田 琢哉さんの書籍『作家になる方法』を読んでみた感想を書いていこうと思います。この書籍は、著書が240冊あり累計発行部数350万部の職業作家さんが書いた「作家になる方法」です。作家になりたいと思ったり、物書きとして活動したいと思っているけれど一歩を踏み出せない人にとって必要な書籍です。それでは著者さんのプロフィールと読んでみた感想を書いていきます。

『作家になる方法』の著者

作家になる方法』を紹介するにあたり、まずは著者さんのプロフィールを紹介していこうと思います。全ては書ききれないですが、著書もいくつか紹介していこうと思います。千田 琢哉さんとはどのような人物なのか、見てみましょう。

千田 琢哉さんのプロフィール

QA
名前千田 琢哉
出身地愛知県 犬山市
卒業大学東北大学 教育学部 教育学科 卒業
職歴日系損害保険会社本部 / 大手経営コンサルティング 会社勤務
レポート千田琢哉レポート
影響を受けた人中谷 彰宏
Wikipedia1 / Wikipedia2

千田 琢哉さんの著書一覧

作品名値段リンク
作家になる方法2,750円Amazon.jp
決定版 人生を変える、お金の使い方。1,540円Amazon.jp
ハンディ版 マンガ 人生の勝負は、朝で決まる。990円Amazon.jp
「無敵」のメンタル 1,292円Amazon.jp
成功者は「今を生きる思考」をマスターしている1,540円Amazon.jp
20代で身につけるべき「本当の教養」を教えよう。1,250円Amazon.jp
著者プロフィール

今回紹介した書籍は6つですが、まだまだあるのでこちらから参照してみてください。2024年2月までに179冊の本を出版しており、死ぬまでに1,000冊の本を出版すると公言しているみたいで尊敬です。還暦を迎えてもなお活動する気がある、ということだと思うので自分も目指すべき人物像はこの方なんだろうなと思いました。

『作家になる方法』を読んだ感想

それでは千田 琢哉さんの書籍『作家になる方法』を読んだ感想を書いていこうと思います。ここでは特に、”印象に残った言葉”を抜粋し、そこに関する感想を書いていこうと思います。自分の感想で少しでも、この書籍に興味を持ってくれると嬉しいです。

エッセイストに向いている人

嘘には真実が一切含まれていないが、法螺には真実が1%以上含まれている。そういう意味では随筆は私小説に近いと言えよう。もしあなたがナルシストかつ法螺吹きと自認しているのであれば、それは才能だ。ぜひエッセイストを視野に入れて文章力を磨いてもらいたい。

作家になる方法

自分はどのジャンルかというとエッセイが書きやすく書いているのですが、もしかするとナルシストなのかもしれないと気付かされました。小説という長い話を想像するのは難しく、パッと書けるエッセイを極めていって、いつか小説に挑戦したいなと思いました。それまではエッセイストとして文章力を磨こうと思えました。たまには法螺を吹くエッセイスト、として有名になります。

出版社からのお断りメール

出版社に応募して自動配信ではないお断りメールが届いたら奇跡である。チャンスと考えていい。私も初期の頃にしばしばお断りのメールをもらったが、その出版社の編集者とコネができたと大喜びしたものだ。

作家になる方法

お断りメールとは、一見悲しい通告のようなものですが、ここでは”手動で返信してくれた”ことに対して喜ぶべきなんだと気付かされました。そもそも何もアクションを起こさない人よりかは一歩前に進んでいるということがひしひしと感じられるのかなと思います。まずは自分から色々として、相手側に知ってもらう機会を増やしていこうと思えました。そしてその縁を、書籍という形で表現したいなと思いました。

手売りしていた作家

点で見れば例外は複数いるが点の集合である面で見れば地道に手売りしていた作家が残っているのだ。もちろんそんなことはしなくても売れる人は売れる。しかし多くの作家たちは純粋にコンテンツ力だけで勝負するのはかなり苦しい。だったらそれを補うために+αで何かをするしかないだろう。 ~ ここは一つ、逆転の発想であえて時代に逆行してアナログで攻めてはいかがだろうか。

作家になる方法

今の時代、手売りをしなくても売れる人が沢山います。けれど逆手を読み、アナログな手法を使い、SNS受けを狙うのもいいなと思いました。自分は完全にSNSで宣伝をし、書籍を知ってもらい、購入に繋げることだけをしていますが、人と人が繋がっていると感じられるようなアナログな手法も取り入れたいと思えました。覆面作家として活動している人も、仮面を被って手売りしてもいいなと思いました。

職業作家に向いていない人

原稿の締め切りを守れないということは、お金の締め切りも守れないということだ。出版が遅れれば出版社・書店・印刷会社の売上も遅れる。出版業界全体に迷惑をかけることになるわけだ。その程度の想像力もない人間は職業作家には到底なれないし向いていないだろう。

作家になる方法

当たり前なことだけれども、締め切りに間に合わせるというのは当然だと思う。もちろん、ネタ切れという苦しみを抱くのが作家の悩みになると思うけれど、それでも締め切りには間に合わせなければならないと思いました。作家側はお金を払っていないけれど、出版社側は数百万を動かしているということを認識すべきだと思いました。そのお金を、重版という形で還元するまでが作家の仕事なんだと感じました。

さいごに

今回は、千田 琢哉さんの書籍『作家になる方法』を読んでみた感想を書いていきました。どうだったでしょうか。この記事を通して、この書籍に興味を持ってくれると嬉しいです。このサイトでは引き続き、”書評”の記事を更新していくので随時チェックしてくれると嬉しいです。

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