【ポケカ初心者】ロストギラティナの回し方を基礎の基礎から徹底解説

ポケモンカード

こんにちは。ジラちゃんです。

ギラティナかっこいいし強いって聞くけど回し方よくわからない、、、、
難しそうでなかなか手が出ない、、

初心者の方の中にはこのように思っている人も多いのではないでしょうか。
この記事ではギラティナを全く知らない!という人でもわかるように基礎の基礎から徹底的に解説しています。

ギラティナを使い始めてから約半年、ジムバトルでは3回優勝しました。
決して上級者とは言えませんが、ギラティナについてある程度の理解はあると思っています。

かなりボリュームありますが読むとギラティナを使うのに必要な基礎を知れる事間違いなしです!
ぜひ最後まで読んでいってください!

※以下ロストギラティナはロスギラと省略します。

ロスギラってどんなデッキなの?

ロストギラティナの基本はこうです。

1キュワワーやアクロマの実験でロストゾーンをたくさん貯める。
2ミラージュゲートを使ってエネルギーをつける
3ギラティナ、ヤミラミ、かがやくゲッコウガ、ウッウで攻撃する

簡単に言うとこんな感じです。
このアタッカーの多様性がロスギラの強み・魅力であると同時に難しいといわれるゆえんでもあります。

一つ覚えておいてほしいことは、ロストギラティナというデッキは頭を使わなければ勝てないデッキです。
考えることを放棄して勝つことはほぼないでしょう。
常に状況を見て、よくよく考えることを忘れないようにしてください。

ロスギラの一般的なデッキリスト

今回はこのデッキリストを前提に解説していきます。
筆者はこの構築を使っています。
どんなデッキを使おうか迷ったときはとりあえずこのデッキリストをそのまま採用すればいいと思います。

各カードの採用理由

ギラティナV3枚,ギラティナVstar3枚

このデッキのメインアタッカーです。ギラティナVのほうは4枚入った構築もよく見かけますが、初心者の方には3枚をおすすめします。

キュワワー4枚

このデッキのエンジンとなるカードです。
スタートして欲しいポケモンでもあるので4枚採用です。

ウッウ1枚

エネルギーなしで技を使うことができ、たねポケモン程度はすぐに倒すことができ強力です。
サブアタッカーの1枚です。
ここは1枚採用と2枚採用で悩むところですが、今の環境では1枚でいいと判断しています。
サイドに落ちてしまったときは割り切りましょう。

ヤミラミ2枚

ヤミラミもサブアタッカーの1枚です。
ロストマインがとても強く、後半に詰めとして使うことも使うことも、盤面崩壊を狙うこともできます。使いこなすのに少し難しですが慣れてくると頼れる相棒となることでしょう。

かがやくゲッコウガ1枚

このデッキのかがやく枠です。
かくしふだでデッキのエンジンも担え、かつサブアタッカーとしても仕事ができます。
月光手裏剣が強力でHPの少ないたねポケモンがたくさん出てくるデッキにめっぽう強く出れます。

マナフィ1枚

相手から飛んでくるげっこうしゅりけんなどのベンチに対する攻撃から主にキュワワーを守ってくれます。一気キュワワー2匹を気絶させられると急に劣勢になってしまうのでしっかりとベンチに出しておきたいポケモンです。

バトルVIPパス4枚,ネストボール3枚

ポケモンを並べるためのカードです。
初手になるだけポケモンを並べておきたいので最大枚数採用したいのですが、枠の都合によりネストボールは3枚採用です。
バトルVIPパスは初ターンにしか使わないのでそれ以降はどんどんロストに送るようにしましょう。

入れ替えカート3枚,あなぬけのひも1枚,ポケモン入れ替え1枚

ポケモンを入れ替えるためのカードです。
このカードを巧みに使ってどんどんキュワワーでロストゾーンを貯めましょう。
いれかえカートではHPを回復することができます。
この回復効果はロストゾーンを使ったデッキ同士で戦うときにとても強く使うことができます。
しかし、ギラティナVstarがバトル場にいるときには使えないので気をつけましょう。

ミラージュゲート4枚

2色のエネルギーを山札からつけることのできる激強カードです。
同じ色のエネルギーはつけられないことを忘れないようにしましょう。
かなり大事なカードとなるので何枚使ったのか、後山札に何枚あるのかをしっかり把握しておくようにしましょう。

すごいつりざお2枚

エネルギーとポケモンを山札に戻すことができます。
このデッキでは逃げるときやかくしふだでたくさんエネルギーがトラッシュに送られるため、主にエネルギーを山札に戻すことになるでしょう。
ウッウを二回使いたいときなどにはウッウを戻すこともあるでしょう。
これもかなりのキーカードになります。

ポケギア2枚

序盤はアクロマの実験につながるカードとして、後半はツツジやボスの指令につながるカードとして使うことができます。
相手が使ってくるジャッジマンやナンジャモ等の手札干渉にも強くなります。

アクロマの実験4枚

先行2ターン目、後攻1ターン目から使っていきたいカードです。
2枚ロストゾーンを増やしながら3枚手札を増やすことのできるロストのデッキには欠かせないサポートなので最大枚数採用しています。

ボスの指令2枚

言わずもがなの強カードです。
何回も使うことはないですが、ロストゾーンに送ってしまうことも考えて2枚採用です。

ツツジ2枚

使える場面は限られますが、頂への雪道と合わせることで逆転することができます。
このカードもボスの指令と同じくロストゾーンに送られることも考えて2枚採用です。

頂への雪道3枚

相手のルール持ちポケモン(V,Vstar,ex,かがやく)のとくせいを止めることのできる最強カードです。
3枚はいっているので、終盤ツツジと合わせる分を残して雑に使っていいです。
このカードを場に出しておくだけで何もできなくなるデッキが割とあります。
4枚入れたいところです、枠の都合で3枚です。

ジェットエネルギー3枚

ベンチのポケモンにつけることで入れ替えとしての機能を持ちながら、逃げるエネルギーとしても使うこともできる超汎用カードです。
キュワワーをバトルへ送り出すのにも、ベンチで育てたギラティナをバトル場に出すのにもつかうことができます。

基本エネルギー合計10枚
超エネルギーはギラティナVstarとヤミラミで共有するので4枚採用です。
また、草エネルギーは3枚しか採用していないので、ロストする際には注意しましょう。
詳しいことはテクニックの場所で解説しています。

ロスギラの強み

ここでロスギラの強みについて解説しておきたいと思います。
ここを理解しておくとより強い立ち回りをすることができます。

1安定感がある
キュワワーの特性はなえらびやかがやくゲッコウガのかくしふだによりどんどん山札を引き進めることができるため、序盤で最も使いたいサポートであるアクロマの実験に触れやすくなります。
また、もう一つこのデッキの安定感を支えるものとしてギラティナVの技であるアビスシークがあります。序盤でキュワワーを並べることができなくてもアビスシークから展開していくことができます。

2ギラティナの圧倒的な破壊力
ギラティナVstarのわざロストインパクトは280というとても高いダメージを出すことができます。
またVstarパワーのスターレクイエムは相手もバトル場のポケモンを強制気絶させることのできます。
最強の技といっても過言ではないでしょう。
これらの圧倒的な破壊力はギラティナの一番の強みです。

3アタッカーの豊富さ
このデッキはメインアタッカーのギラティナVstarをはじめ、サブアタッカーとして序盤にエネルギーなしで技が使えるウッウ、一気に相手のたねポケモンを気絶させることもできるかがやくゲッコウガ、終盤ダメカンのばら撒きがとても強いヤミラミとかなりたくさんの攻撃手段を持ちます。
これらを使いこなすことはゲームに勝利することに直結します。

4雪道をどんどん貼れる
今の環境ではルギアVstarやサーナイトex、パオジアンex等頂への雪道が刺さりやすいデッキがとても多くあります。そしてロスギラのデッキの中で雪道の影響を受けるのはかがやくゲッコウガのみで、そこまで大きなデメリットではありません。
そのため能動的に、とても強く使うことができます。

5逆転力がある
最後は逆転力がとても高いことです。
一個上の項目で書いたように、このデッキは頂への雪道を貼っても受けるデメリットがありません。
この特徴を生かして、終盤で頂への雪道とツツジを合わせて使うことで、相手の動きを完全にストップすることができます。
そしてその相手が止まっているところへギラティナの強力な一撃をお見舞いしたり、ヤミラミのロストマインでシステムポケモンを倒したりすることで逆転を狙うことができます。

序盤の進め方

まず、じゃんけんで勝ったら後攻めをとることをお勧めします。
理由は後攻1ターン目にアビスシークをしてもギラティナが倒されないことが多いことと先攻2ターン目にロストゾーンを7枚貯めることは思ったよりも難しいからです。

1ターン目にすることは大きく分けて二つです。
1.アクロマの実験やキュワワーでロストゾーンをためる
2.ウッウで相手もポケモンを攻撃するorアビスシークでさらにロストゾーンを貯める

ウッウで攻撃するか、アビスシークをするかどちらの選択肢も取れるときは相手の構築や盤面を見て判断しますが、次の相手のターンにギラティナVが倒されなさそうなのであればアビスシークが強いと思います。(もちろんケースバイケースなので一概には言えませんか)

2ターン目は到達ロストゾーン7枚に到達できるかどうかですることが変わります。
7枚到達できたときは積極的にミラージュゲートを使用してげっこうしゅりけんやロストインパクトを使っていきましょう。
到達できなかったときは再びアビスシークかウッウのおとぼけスピットになります。正直、後攻2ターン目に7枚たまってないとゲームのペースが相手よりになってしまうことが多いです。
そのときは後半で逆転するためのパーツをそろえていきましょう。

序盤にサイドをどんどん取り進めていくことはゲームスピードで優位をとることはできますが、中盤以降での相手が使うナンジャモが手痛く刺さってしまいます。
そこまでを考慮したうえで、手札干渉に強い山札を作ることを意識しながらサイドをとりすすめていきましょう。

中盤の進め方

中盤3ターン目以降はさすがにロストゾーンが7枚、ないし10枚たまっていることと思います。
ミラージュゲートを使い山札からエネルギーをつけて戦っていきましょう。
相手がHPの低いたねポケモンを主体としたデッキをつかっているならロストマインがとても強く刺さります。
ここで、次のターンにどのアタッカーを使うかまで決めておき、次のターン攻撃するポケモンまで準備することができておくと理想です。
なぜなら、中盤以降の手札干渉はロストデッキにとってとても重いものだからです。
手札干渉をされても攻撃をすることができるような盤面を目指しましょう。

そして中盤ごろには終盤まで自分優位のまま試合を進めていくのか、終盤にツツジと頂への雪道を使った逆転を狙っていくのかを決めていかなければなりません。
ここでのゲームプランを正しく選択することができないとこのデッキではゲームに勝つのは難しいです。

逆転のプランをとる場合、このまま押し切られてしまうのではないかと不安になると思います。
しかし、このデッキの逆転力はとてつもなく強いです。
微妙な状況から逃げ切りを狙うよりは逆転のプランをとるほうが良いと思います。

終盤の進め方

終盤のすすめ方はこれまでに書いてきた通り、逆転するプランをとるのか、自分優位のまま逃げ切るのかによって変わります。
どちらのプランをとるにしても、どのポケモンの攻撃で、何ターンかけて残りのサイドをとりきるかを考えておく必要があります。ここを考えておくことも重要になるでしょう。
※ここから頂への雪道とツツジを同時に使うことを雪道ツツジと言います。

逆転プラン
相手のサイドができるだけ3枚になるように立ち回りましょう。
相手のサイドが3枚で雪道ツツジをすることができると、相手の上振れでギラティナを倒されてもまだチャンスがありますが、相手のサイドが2枚で雪道ツツジをした場合、相手の引きがよくギラティナが倒されてしまうとそのままゲームに負けてしまいます。
また、相手のベンチに特性はたらくまえばをもつビーダルがいるときはこのプランをやや通しにくくなります。そこには気を付けておきましょう。

雪道ツツジはお相当の運がそうとうよくない限り1ターンで復帰されることはないと思っていいでしょう。
そして、その浮いたターンで何をするかを考えておく必要があります。
することとしては、
・ヤミラミで相手のシステムポケモンを倒して完全に相手の動きを止める
・ギラティナの超火力で相手のアタッカーとなるポケモンを倒す
の2つです。
そしてここでも次のターンのアタッカーとするポケモンを育てておくことも重要です。

逃げ切るプラン
絶対にアタッカーを切らすことが無いように立ち回らなければいけません。
相手の手札干渉から少しでも復帰しやすいようにしておく必要があります。
そのためにどんどん山札を圧縮して必要な札を引き込みやすいようにしたり、逃げ切るプランをとると決めたときから、終盤の手札干渉の返しであたりとなる札を増やすようにしたりしておきましょう。
ちなみに、このデッキを使っていると、ポケギアに救われることが結構あります。

簡単だけど効果絶大!細かいテクニック

・サイド確認
このデッキではたくさんのカードをロストゾーンに送ることになります。
ロストゾーンに送られたカードはもう使うことができなくなります。
例えば草エネルギーが2枚サイドに落ちてしまっていた場合、はなえらびなどの選択で草エネルギーをロストゾーンに送っていしまうと、サイドをとるまではギラティナで攻撃できなくなってしまいます。
ほかにもミラージュゲートやすごいつりざお等必ず使うことになるカードがサイド落ちしていて、さらにそのカードをロストに送ってしまうとしたい動きをすることができず、何もせずにターンを相手に渡すことになるでしょう。
そのため、山札を見ることができるタイミング(バトルVIPパスやネストボールを使ったとき)に何がサイドに落ちているのかを必ず確認しておく必要があります。
そして、その確認をするには当たり前ですがデッキ60枚すべてを覚えておく必要があります。
公式の試合では時間制限もあるので、この確認はなるだけ早く行うことができるように練習しておきましょう。

・エネルギー管理
これは一つ目のサイド確認と重なるところもありますが、どのエネルギーがどの場所(手札、山札、ロストゾーン、トラッシュ)に何枚あるのか、サイドをとりきりためには何エネルギーが何枚必要なのかを把握しておかなければなりません。
そしてそのエネルギーをつけるためのミラージュゲートは何回使わなければいけないのか、すごいつりざおは何回使い、どのエネルギーを山札に戻す必要があるのか等々ここまで含めてエネルギー管理です。
細かいことですが、これができないとミラージュゲートを宣言したけど付けるエネルギーが山札にないという事態になってしまったり、あと一歩で勝ちのところまでこれたのに最後の最後詰め切れずに負けてしまったりすることがあります。
少し考えることが多いですが、ぜひ練習してできるようになってみてください。

ロスギラを使いこなせるようになるためには

・どのポケモンで攻撃するのが正しいのかを見極めよう
何度も書いていますが、このデッキの攻撃パターンはとても多いです。
サイドを6枚かとるために必要なダメージを考え、そこから逆算して使うポケモンも決めるようにしましょう。
ウッウでしか攻撃できない、ヤミラミでしか攻撃できない状況を作られてしまうと自分のゲームメイクが崩されてしまいます。
たくさんの選択肢から正しい判断をすることも必要ですが、そのプランを通すための立ち回りをすることも同じく大切です。
もちろん、非現実的なプランを立てても意味がありません。
実現可能、かつ最も強力で勝利に近づくプランを立てましょう。なかなか難しいことだと思いますが、たくさん実戦経験を積むことで少しづつできるようになります。

・対面で盤面を変えれるようになろう
これは相手のデッキによって使うポケモンと盤面を変えることができるようになろうということです。
細かいことを言い出すときりがないので詳しいことは別の記事を読んでほしいのですが、ロスギラは攻め手がとても多い代わりにどのデッキにも同じ動きをして勝てるようなデッキではありません。
ギラティナをたくさん使わなければ勝つのが厳しい対面や、ギラティナを出しすぎると負けてしまう対面など様々です。
各構築の特性と戦い方を熟知しておく必要があります。
どのデッキにはどのカードが採用されていて、こちら側はどのような対応が必要になるのか、しっかりと頭に入れておきましょう。

・ロストしていいカードとロストしてはいけないカードを見極めよう
これは2つ目の項目とつながるところではあるのですが、ロストするカードは対面によって変わるものです。
例えばギラティナをたくさん使ってウッウをほとんど使うことのないルギアVstarとの対戦の時はウッウをは積極的にロストするでしょう。
これは簡単な例ですが、ロストのデッキはこのように柔軟に対応することが求められます。
しかし、この判断を間違えてしまうと有利状況から一気にひっくり返ってしまうこともあるでしょう。
が、十分にデッキが回り、ロストするカードの選択肢を間違えることが無ければ、負けることはほぼないでしょう。
これはロストのデッキを使う醍醐味だと思っています。
ぜひたくさん練習してみてください。

・一人回しで感覚をつかもう
これはゲーム中の工夫というよりもゲームをするための準備です。
ロスト系のデッキを使うにあたって、一人回しをしないことは、何も勉強をせずに資格試験を受けること同じです。
絶対に受からないとわかると思います。
同じように一人回しをせずにロスギラで勝つことはできません。
一人回しの方法は下の記事でくわしく解説しています。
一人回しとは何をすればいいかわからない人は必ず一度目を通してみてください。

最後に

筆者はとことんギラティナを使っていてこれからも使い続けるつもりです。
ギラティナ、使えば使うほど面白みがわかってくるデッキです。
難しいところもあるけど使いこなすことができるとめちゃくちゃ強いです。
ぜひたくさん練習して使ってみてください。
ロストギラティナを使う人が一人でも増えるとうれしいです。

この記事を読んでわからないことがあったら是非筆者のTwitterのDMで質問してください。
大歓迎ですよ。

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