今回は、多くの方が悩む「リビングの広さ」について詳しく解説していきます。
「広ければ広いほど良い」と単純に考えがちですが、実はそうでもないんです。
広すぎるリビングには意外なデメリットがあり、後悔する可能性もあります。
- 本当に広いリビングでいいのか悩んでいる
- 広いリビングで失敗しない方法が知りたい
この記事では、「リビングが広すぎは後悔する?」という疑問に答えていきます。
私自身の経験も交えながら、理想的なリビングの広さや、広いリビングで失敗しないためのポイントをお伝えします。
リビングの広さに悩んでいる人は必見だよ!
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我が家のLDKは16.5畳に

まず、私の体験談からお話しさせていただきます。
我が家のLDKは16.5畳です。
これは、ちょうど良い広さだと感じています。
我が家のLDKについては上記で紹介しています。
あわせてチェックしてみてくださいね。
最大限の広さだった
家を建てる際、設計士と相談しながら、できるだけ広いリビングを確保したいと考えました。
その結果、16.5畳というサイズに落ち着いたのです。
正直なところ、これが私たちの予算と土地の制約の中で実現できる最大限の広さでした。
限られた1階のスペースに以下の要望を詰め込みました。
- ビルトインガレージ
- ランドリールーム
- 水回り
関連記事は以下のとおりです。
1階に要望を詰め込んだ結果、16.5畳に落ち着いたよ。
大人4人で集まっても狭く感じない
この広さのメリットは、意外とゆったりと過ごせることです。
友人を招いて大人4人で集まっても狭く感じることはありません。
大人6人の時はリビングとダイニングで過ごせば問題なかったよ!
ただし、広いリビングにはデメリットもあります。
それについては後ほど詳しくお話しします。
広いリビングで後悔する6つの理由

さて、ここからは広いリビングで後悔する理由について、詳しく見ていきましょう。
意外に思われるかもしれませんが、広すぎるリビングには様々な問題点があるのです。
- 掃除や維持管理が大変
- 光熱費の増加
- 家具の配置に悩む
- コミュニケーションが取りにくくなる
- 空間の有効活用が難しい
- 予算の圧迫
1つずつ紹介しますね。
1. 掃除や維持管理が大変
広いリビングの最大のデメリットは、掃除や維持管理の手間が増えることです。
床面積が広いということは、掃除機をかける面積も、拭き掃除をする面積も広くなるということ。
毎日の掃除が大変になり、特に共働き家庭では負担になりかねません。
我が家のお掃除ロボットはエコバックスです。
お掃除ロボットに頼るのも一つのアイデアですね!

また、広い空間には埃が溜まりやすく、エアコンの効きも悪くなりがちです。
結果として、こまめな掃除が必要になり、家事の時間が増えてしまいます。
家事をラクにしたい人ほど後悔しちゃうかも!
2. 光熱費の増加
広いリビングは、冷暖房の効率が悪くなります。
特に、天井が高い場合はその傾向が顕著です。
吹き抜けを検討中の人は以下の記事も参考にしてみてくださいね。
冬は暖かい空気が上に溜まってしまい、床付近が寒くなりがち。
夏は冷えた空気が下に溜まり、立ち上がると暑く感じることがあります。
結果として、快適な温度を保つために、エアコンやヒーターの使用時間が長くなり、光熱費が増加してしまいます。
家計の負担になっちゃうかも?
3. 家具の配置に悩む
広いリビングは、一見すると家具の配置の自由度が高そうに思えます。
しかし実際は、適切な家具の配置に悩むことが多いのです。
広すぎる空間を埋めようと、必要以上に家具を買い足してしまい、結果的に雑然とした印象になることがあります。
逆に、適切な量の家具を配置すると、今度は「がらんとした」印象になってしまうこともあります。
インテリアのセンスが必要とされそう…
プロのインテリアコーディネーター頼むと、コストが掛かるね~
4. コミュニケーションが取りにくくなる
広すぎるリビングは、家族間のコミュニケーションを阻害する可能性があります。
家族一人一人の居場所が離れすぎてしまい、自然な会話が生まれにくくなるのです。
例えば、ソファに座っている家族と、キッチンにいる家族が会話をしようとすると、声を張り上げなければならないかもしれません。
日常的な何気ない会話が減ったら悲しい…
5. 空間の有効活用が難しい
広いリビングは、一見すると様々な用途に使えそうに思えますが、実際には空間の有効活用が難しいことがあります。
例えば、子どもの遊び場やワークスペースとして一部を活用しようとしても、適切に区切らないと落ち着かない空間になってしまいます。
かといって、パーテーションなどで区切ってしまうと、せっかくの広さが活かせなくなってしまいます。
リビングをどんな空間にしたいか考えなきゃね!
6. 予算の圧迫
最後に、広いリビングを作ることで、他の部屋にしわ寄せが行く可能性があります。
限られた予算と敷地面積の中で広いリビングを確保しようとすると、寝室や子ども部屋、収納スペースが犠牲になることがあります。
結果として、生活に必要な機能が不足し、後々の増改築や収納家具の追加購入などが必要になる可能性があります。
我が家は広いリビングよりもほかのスペースを優先しちゃった!
広いリビングのメリット

ここまで広いリビングのデメリットについて説明してきましたが、もちろんメリットもたくさんあります。
ここからは、広いリビングの魅力について詳しく見ていきましょう。
- 開放感と快適性
- 多目的な利用が可能
- 家族の絆を深める
- インテリアの自由度が高い
- 資産価値の向上
- 成長する家族に対応
メリットも1つずつ紹介します。
1. 開放感と快適性
広いリビングの最大の魅力は、なんといっても開放感です。
天井が高く、窓が大きければなおさらです。
狭い空間で過ごすと、知らず知らずのうちにストレスが溜まることがあります。
一方、広々としたリビングでは、心身ともにリラックスできる環境が整います。
特に、狭い賃貸アパートから持ち家に移った方は、この開放感に感動するはず!
賃貸アパートから新居に引っ越した時の感動はすごい!
2. 多目的な利用が可能
広いリビングは、用途に応じて柔軟に使えるという大きなメリットがあります。
- 家族の団らんスペース
- 在宅ワークのためのワークスペース
- 子どもの遊び場
- ホームパーティーやイベントスペース
- ヨガや軽い運動を行うスペース
1つの空間をいろんな目的で使えるのってすごいね!
3. 家族の絆を深める
適切に設計された広いリビングは、家族の絆を深める場所になります。
例えば、オープンキッチンと一体化したLDKであれば、料理をしながら家族と会話を楽しむことができます。
また、家族それぞれが好きな場所でくつろぎながらも、お互いの存在を感じられる空間を作ることができます。
思春期のお子さんがいる家庭では重要かも!?
4. インテリアの自由度が高い
広いリビングは、インテリアの可能性を大きく広げます。
大型のソファセットや、存在感のあるダイニングテーブル、観葉植物など、狭いリビングでは置けなかった家具や装飾品を配置することができます。
また、空間にゆとりがあるため、季節ごとにインテリアを変更したり、新しい家具を取り入れたりすることも容易です。
インテリア好きさんには、夢の空間じゃん!
5. 資産価値の向上
不動産の観点から見ると、広いリビングは家の資産価値を高める要素の一つになります。
特に、オープンプランの広々としたLDKは、現代の住宅トレンドに合致しており、将来的に家を売却する際にも有利に働く可能性があります。
資産価値を重視するならいいかもね!
6. 成長する家族に対応
子育て中の家庭や、これから家族が増える予定の方にとって、広いリビングは大きなメリットになります。
子どもの成長に伴い、必要なスペースは変化していきます。
広いリビングがあれば、その時々のニーズに合わせて空間を活用することができます。
例えば、赤ちゃんの頃はベビーサークルを置いて安全に遊ばせ、幼児期になればおもちゃコーナーを設け、学童期には学習スペースを作るなど。
長い目線でも活用できるのはいいよね!
広いリビングで失敗しないためのポイント10選

広いリビングには魅力もありますが、先ほど述べたようなデメリットもあります。
ここでは、広いリビングで失敗しないための重要なポイントをいくつか紹介します。
- 適切な広さを見極める
- 空間の仕切り方を工夫する
- 断熱性能を高める
- 収納スペースを十分に確保する
- 動線を考慮した家具配置
- 照明計画を慎重に行う
- 音響環境を整える
- エアコンの能力と設置位置を考慮する
- 家族のコミュニケーションを促す工夫
- 将来の変化を見据えた設計
1つずつ見ていきましょう。
1. 適切な広さを見極める
まず最も重要なのは、自分たち家族に本当に必要な広さを見極めることです。
ただ広ければいいというわけではないんだね!
- 家族構成、ライフスタイル、趣味などを考慮し、適切な広さを決定
- 一般的に、4人家族の場合、15〜20畳程度のLDKが理想的
しかし、これはあくまで目安です。
設計士やハウスメーカーとよく相談し、モデルハウスなども積極的に見学して、自分たちに合った広さを探ってください。
2. 空間の仕切り方を工夫する
広いリビングの欠点の一つは、空間の使い方が難しいことです。
これを解決するには、適切な仕切り方を工夫することが重要です。
- 可動式のパーテーションや本棚を活用
- 観葉植物などを使って、ゆるやかに空間を区切る
- 床の素材や色を変える
- 天井の高さに変化をつける
このような工夫により、広々とした開放感を保ちつつ、機能的な空間分けを実現することができます。
おしゃれなインテリアにもなる予感!
3. 断熱性能を高める
広いリビングの大きな問題点の一つは、冷暖房効率の悪さです。
これを解決するには、家全体の断熱性能を高めることが重要です。
- 高性能な断熱材の使用
- 二重窓や三重窓の採用
- 床暖房システムの導入
- 適切な換気システムの設置
これらの対策により、広いリビングでも快適な温度環境を維持しやすくなり、光熱費の削減にもつながります。
快適な空間を手に入れたいよね!
4. 収納スペースを十分に確保する
広いリビングは、ともすると物が散らかりやすくなります。
これを防ぐには、十分な収納スペースを確保することが重要です。
壁面収納や造り付けの棚、床下収納などを効果的に配置することで、すっきりとした空間を保つことができます。
せっかくの広いリビングはすっきり保ちたい!
5. 動線を考慮した家具配置
広いリビングでは、家具の配置によって空間の使いやすさが大きく変わります。
特に重要なのは、動線を考慮した配置です。
- キッチンからダイニング、リビングへの動線をスムーズにする
- 窓際にソファを配置する
自然光を活かした配置もしたいね!
6. 照明計画を慎重に行う
広いリビングでは、照明の重要性が特に高まります。
適切な照明計画を立てることで、空間の雰囲気や使い勝手が大きく変わります。
全体照明と局所照明のバランスを
シーリングライトなどの全体照明だけでは、広い空間を均一に照らすのが難しく、また雰囲気も単調になりがちです。
そこで、スタンドライトやペンダントライト、間接照明などを組み合わせることで、空間に奥行きと温かみを与えることができます。
調光機能付きの照明がおすすめ
時間帯や用途に応じて明るさを調整できるため、朝はさわやかに、夜はリラックスできる雰囲気を作り出せます。
タスク照明の配置も重要
読書やPC作業をするコーナー、料理をする場所など、特定の作業を行う場所には、適切な明るさの照明を用意しましょう。
適材適所の照明を活用してみよう!
7. 音響環境を整える
広いリビングでは、音の反響が問題になることがあります。
特に天井が高い場合は、エコーが発生しやすくなります。
- 吸音性のある素材(カーペット、クッション、カーテンなど)を適度に配置する
- 壁や天井に吸音パネルを設置する
- 観葉植物を活用する(葉が音を吸収する効果がある)
これらの対策により、快適な音環境を整えることができます。
素材にこだわれば解消できそうかも!
8. エアコンの能力と設置位置を考慮する
広いリビングでは、エアコンの能力と設置位置が非常に重要です。
部屋の広さや天井の高さに適した能力のエアコンを選択し、空気の循環を考慮して適切な位置に設置することが大切です。
場合によっては、複数台のエアコンを設置したり、床暖房と併用したりすることで、効率的な空調を実現できます。
エアコンも部屋の広さに合ったものを選ばないとね。
9. 家族のコミュニケーションを促す工夫
広いリビングでは、家族がバラバラに過ごしてしまう可能性があります。
これを防ぐには、自然とコミュニケーションが生まれるような工夫が必要です。
- キッチンとリビングの間にカウンターを設置し、料理をしながら会話ができるようにする
- テレビの周りにゆったりとしたソファを配置し、家族で一緒に寛げるスペースを作る
自然と家族が集まる空間を作りたい!
10. 将来の変化を見据えた設計
最後に、将来の変化を見据えた設計を心がけることが重要です。
家族構成やライフスタイルは時間とともに変化します。
そのため、可能な限り柔軟性のある設計を心がけましょう。
将来的に間仕切りを設置できるよう、あらかじめ壁や床に補強を入れておく
電源コンセントや通信ケーブルの配線を余裕を持って設計しておくこと
後々の改修や用途変更にも対応しやすくなるね!
まとめ
「リビングが広すぎは後悔する?」という問いに対する答えは、一概に言えません。
それぞれの家族のライフスタイルや価値観、そして予算によって、最適な広さは変わってくるからです。
重要なのは、自分たち家族にとって本当に必要な広さを見極めること。
そして、広いリビングを選択する場合は、この記事で紹介したようなポイントに注意を払い、デメリットを最小限に抑える工夫をすることです。
広いリビングで後悔しないぞ~!
間取りに不安がある方や、まだ間取りが決まっていない方こそ、無料でプロに相談してみましょう。
我が家は10通りほどの間取りを入手!
間取りのレパートリーが多いほど、視野が広がりますよ。
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