今回は期間工もいじめやパワハラはある?仕事がつらいときの対策とは?について解説していきます。
あなたは職場でいじめやハラスメントを受けたことはありますか?
一般的に職場でいじめやハラスメントを受けたことがある人の割合は4人に1人と言われています。
そしてハラスメントの中でも多いのがパワハラとセクハラです。
ハラスメントの加害者の約6割が上司または先輩によるもので、同僚が加害者の場合でも約6割が年上と言われています。

期間工もいじめやパワハラはあるの?
パワハラを受けたときの対策はある?
そこで今回は、期間工もいじめやパワハラはあるのか?パワハラを受けて仕事を続けるのがつらい人ときの対策はあるのか?について解説していきます。
最後までぜひご覧下さい!



この記事は6分ほどで読めます。
期間工にもいじめやパワハラはある?


いじめと聞くと学校で子供が弱い子に対しての身体的や精神的な攻撃、パワハラと聞くと職場で上司や先輩が職場的地位を利用した嫌がらせをイメージする人が多いのではないでしょうか?
実際にいじめは学校だけ、パワハラは職場だけとは限りません。



そもそも「いじめ」と「パワハラ」の違いって何?
- いじめとは、一方的に身体的または精神的な攻撃をすること
- パワハラとは、社会的に優位な立場の人が地位を利用していじめること
このようにいじめとパワハラは学校や職場などに限らず、どこにでもあるのです。
つまり、期間工にもいじめやパワハラがあるということになります。
そもそも「いじめ」は昔からあるものでしたが、ここ数年で「ハラスメント」について多く取り沙汰されるようになりました。
その数あるハラスメントの中の一つが「パワーハラスメント」で、考え方としては「いじめ」の中の一種と言えます。



いじめやパワハラの中身を見ていきまましょう!
期間工が受けるいじめの内容は?
まず始めに期間工が受ける「いじめ」については以下のようなものがあります。
- 無視をする
- 陰口をたたく
- 肉体的または言葉の暴力
- 私物を盗まれるまたは壊される
無視をする
無視をするは、いじめの典型的なものです。
挨拶しても無視、話しかけても無視、集団で無視をするなど被害者を精神的に追いつめます。
人から相手にされない被害者は小馬鹿にされているようでみじめな気持ちになりますよね。
陰口をたたく
被害者の方をチラ見しながら複数人で陰口をたたき、被害者を不安に陥れます。
被害者としては自分自身のことなのか「でも違ったらどうしよう」と、聞くにも聞けない状況になってしまいます。
人間の性なのか、人からの評価を気にしてしまう人も多いようです。
肉体的または言葉の暴力
被害者に直接、肉体的攻撃を仕掛けたり、悪口を言うなどの暴力そのものです。
被害者がやり返すなどしないと、暴力がエスカレートして更に過激になっていく傾向があります。
反抗できない人は精神的苦痛に追い込まれます。
私物を盗まれるまたは壊される
被害者の所有物を盗んだり破壊したり、被害者に対する間接的な嫌がらせです。
被害者の所有物を攻撃することで精神的に追いつめます。
被害者の見ていないところで行なわれるので犯人を特定しにくいです。
期間工が受けるパワハラの内容は?
期間工が受けるパワハラには以下のようなものがあります。
- 罵詈雑言(ばりぞうごん)を浴びせる
- 暴力を奮う
- 業務上の過剰な要求もしくは過小な要求
- 責任転嫁する
- 無償残業をさせる
罵詈雑言(ばりぞうごん)を浴びせる
部下や後輩に対して「バカ」「無能だ」などの過度な発言が該当します。
これは業務上言う必要がなく、本人の人格否定をすることになるので明らかなパワハラです。
たとえ1対1でも大勢の前であっても決してやってはいけない行為です。
暴力を奮う
部下や後輩を叩いたり、蹴ったりなどの暴力行為もパワハラです。
いじめも同じような内容ですが、社会的に優位な立場の人が地位を利用しているのでパワハラと言えます。
業務上の過剰な要求もしくは過小な要求
限られた時間の中で不可能な仕事量を押しつけることはパワハラです。
また、本人の能力以下の簡単な仕事しかさせないこともパワハラに該当します。
本人を退職に追い込むためにわざと過剰もしくは過小な仕事をさせることもあるようです。
責任転嫁する
ミスが発生したときに、部下に責任を押しつけることもパワハラです。
典型的な例ですが、後工程に不良品が流れたら検査工程の作業者へ責任を押しつけることが該当します。



責任転嫁する人、割といるのではないでしょうか?
無償残業をさせる
無償残業をさせるのもパワハラです。
時間内に作業を済ませてほしいからといって、わずかな時間でも無償残業させるのは違法になります。
いじめやパワハラによる仕事がつらいときの対策とは?


期間工に起こりうる、いじめとパワハラについて解説してきました。
実際に経験したことある人や現在も悩んでいる人もいるのではないでしょうか?
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ここからはいじめやパワハラの対策について解説してきます。
いじめとパワハラの対策ですが、基本的には同じ対策方法になります。
その対策方法は以下の通りです。
- いじめやパワハラの記録を残す
- 同僚や上司に相談する
- 相談窓口を利用する
- 異動願いを出す
- 期間工を辞める
いじめやパワハラの記録を残す
記録を残すことは証拠になるので有効的な手段です。
メモや録音データでかまいません。
メモであれば、「いつ」「どこで」「誰から」「どのように」「状況(現場に居合わせた人など)」を残しておきます。
地道な作業ですが数が多ければ多いほど有効な手段になります。
万が一のため、記録のコピーを残しておくのがおすすめです。
同僚や上司に相談する
同僚や違う上司に相談するのも対策になります。
同僚が現場を目撃すれば証言者にもなるでしょう。
直属の上司からパワハラを受けて相談する上司がいない場合は上位の上司に相談します。
その時に証拠を提示すれば、何かしらの対処をしてくれるはずです。
相談窓口を利用する
正直なところ、上位の上司に相談してもあてにならない場合があります。
そういうときは相談窓口を利用するのをおすすめします。
企業ごとに労働組合などのパワハラ相談窓口があるはずです。
相談窓口に相談すれば実態の調査に入ってくれるでしょう。
もちろん匿名相談も可能なので、名前バレしたくないときは相談窓口の活用をおすすめします。
異動願いを出す
パワハラの加害者が先輩であれば、上司に異動願いを出すのも対策の一つになります。
ただし異動理由を正直に話すべきか、違う理由にするべきかは正直悩むところではあるでしょう。
個人的に異動願いを出すよりは相談窓口を活用する方をおすすめします。
期間工を辞める
これは最終手段です。
確かに辞めればいじめやパワハラからは逃げられるかもしれません。
ただし満了期間前に辞めてしまうと途中退社とみなされ、職歴にキズがついてしまいます。
もし辞めるのであれば満期日に辞めることをおすすめします。
いじめやパワハラのターゲットになりやすい人は?


ここまでは、いじめやパワハラの対策について解説してきました。
いじめやパワハラを解決しても再度同じ目に遭う人もいるかもしれません。
どうやらいじめやパワハラに遭う人にも特徴があるようです。



いじめやパワハラを受けやすい人の特徴は?
いじめやパワハラに遭いやすい人の特徴は以下の通りです。
- おとなしい、消極的、優しすぎる
- ミスが多い
- コミュ障な人
- 外見が目立つ人
おとなしい、消極的、優しすぎる人
おとなしい、消極的、優しすぎる人はいじめやパワハラのターゲットになりやすいです。
なぜなら自分の意見を言えなかったり、遠慮したりする傾向があります。
ここぞというときに言わなければ、加害者は調子に乗っていじめやパワハラがエスカレートするでしょう。
そのため、いじめやパワハラのターゲットになりやすいと言えます。
ミスが多い人
ミスが多い人もターゲットにされやすいです。
同じミスを繰り返せばそれを口実にいじめやパワハラのターゲットにされます。
ミスが多い人はプレッシャーから精神的に追いつめられてしまい、何も言い返せなくなるのです。
そのため、加害者が調子に乗っていじめやパワハラに発展してしまうようです。
コミュ障な人
コミュ障の人もターゲットにされる傾向にあります。
意思疎通が苦手なため、孤立してしまいがちです。
味方になってくれる人も少ないためターゲットにされてしまいます。
外見が目立つ人
外見が目立つ人もターゲットにされるようです。
見た目が際立っているのを理由に差別や偏見など、いじめやパワハラの対象になります。



いじめやパワハラのターゲットにならないための対処法はあるの?



次はその対処法を解説していきます!
いじめやパワハラのターゲットにならないための対処法は?


いじめやパワハラのターゲットになりやすい人のタイプがわかれば、ターゲットにならないための対処法もわかってきます。
すぐに実践するのは難しいかもしれませんが、練習を重ねて意識していけば自分を変えていくことが可能です。



それでは対処法を見ていきましょう!
ターゲットにならないための対処法は以下の通りです。
- 自分を俯瞰的・客観的に見てみる
- スポーツ・格闘技・武道などを始める
- 周りとコミュニケーションをとる
- 目立ち過ぎないようにする
- 職場で活かせるスキルや知識などの強みを持つ
自分を俯瞰的・客観的に見てみる
まずは職場での自分の立ち位置を知ることが重要です。
職場での人間関係をよく理解して、どう立ち回れば敵を作らずに済むのかを考えなければなりません。
そのためには俯瞰的(人の立場になって)または客観的(第三者の立場になって)自分を見ることが肝心です。
慣れないうちは難しいかもしれませんが、慣れると人の気持ちがわかるようになるので職場での立ち回り方がわかるようになります。
スポーツ・格闘技・武道などを始める
スポーツ・格闘技・武道などを始めるのもおすすめです。
なぜならスポーツ選手・格闘家、武道をたしなむ人は自信と活力に満ちあふれています。
それらは自然と人の外面に表われるので、その人たちがターゲットにされることは、まずないでしょう。
逆におとなしい、消極的、優しすぎる人は自信の無さが外面に表われているのでつけ込まれてしまうのです。
自信をつけるためにスポーツ・格闘技・武道などを始めることは有効な対処法のひとつです。
周りとコミュニケーションをとる
周りとコミュニケーションをとることも重要です。
日頃からコミュニケーションをとって同僚や上司と仲良くなれば、ターゲットにされる確率もぐんと下がるでしょう。
むしろコミュニケーションをとることによって、いざというときに助けてくれるかもしれません。
コミュ障の人は趣味など積極的に共通の話題を探しにいくために、まずは話の場に居合わすだけでもいいので少しずつ会話に参加していくことをおすすめします。
目立ち過ぎないようにする
目立ち過ぎないようにするのも自分を守るための対処法のひとつです。
外見が目立つ人、積極的すぎて目立つ人など、嫉妬深い人にターゲットにされやすいです。
目立つことの何が悪い!と思うかもしれませんが、「目の上のたんこぶ」ということわざがあるように目障りに思う人がいるので敵をつくらないようにするのが賢明です。
職場で活かせるスキルや知識などの強みを持つ
職場で活かせるスキルなど強みを持つのも対処法のひとつです。
人より優れたスキルを持っている、知識を持っていると周りの人から頼られる存在になります。
周りの人は頼りになる人を敵に回そうとしませんから、人より優れたスキルや知識を持てば立派な武器になります。



職場で活かせることを猛練習、猛勉強することで対処法になるのです。
期間工もいじめやパワハラはある?仕事がつらいときの対策とは?のまとめ
今回は期間工もいじめやパワハラはある?仕事がつらいときの対策とは?について解説してきましたがいかがでしたか?
いじめやパワハラがどこにでもあるように、期間工にもいじめやパワハラはあります。
普段何気なく相手にしている行動もしくは相手からされていることが、実はいじめやパワハラに該当しているということも珍しくはありません。
また、いわゆるグレーゾーンのようないじめやパワハラに該当しているのか判断がつかないこともあると思います。
そのようなケースでつらい思いをしているなら迷わず窓口に相談するなどの対策がおすすめです。
相談窓口なら匿名で問題解決してくれますし、近年の利用者も増えているそうです。
窓口に相談してパワハラ認定されれば、会社は加害者に対して降格または異動などの重い処分を科すので相談者は安心して仕事を続けられます。
異動先に加害者の事情も知れ渡るので、加害者が異動先に居づらくなるのは間違いないでしょう。
何よりもいじめやパワハラの被害に遭わないことがベストなので、今回解説した対処法を実践して事前に予防しておくことが重要です。



自分だけで抱え込まず、何かしらの行動を起こすことをおすすめします。