2023/11/06

家計簿・財産管理の方法

Summary

  • 家計簿・財産管理に何を使っているか?
  • 何をどのように見ているか?



家計簿・財産管理で何を見るか?

  • 日々の入出金(フロー、家計簿)
  • 月末の資産残高(ストック、財産管理)

必ずこの2つを意識して記録をつける。
フローは収入と支出のバランスが取れているか、特に支出の無駄がないかを確認する。ストックは、将来の支出に備えてどれくらいの財産があるか、日々の家計簿に記録できない運用資産の時価の増減を確認する。また、先月と今月のストックの差とフローを比べることで、フローの記録漏れのチェックもできる。


日々の入出金~マネーフォワードME

1.口座連携で取り込む項目

  • クレジットカード
  • 電子マネー
  • Amazon
  • (現金支出や収入は手入力)

銀行や証券会社は連携していない。銀行は、IPO投資のため入出金の件数が膨大になるため、連携するとかえって管理が面倒になる。証券会社は、特に投資信託を国内株式、先進国株式…という形で分類できず、財産管理に使えないと判断して取り込んでいない(毎月のExcel管理)。楽天は連携させると購入項目と消費税が別表示になり見にくいことや、クレジットカードから取り込めるため、連携していない。逆にAmazonはキャンペーン時にアマゾンギフトをまとめてチャージして商品を購入するため、支出をクレジットカードから取り込めないことから連携させている。


2.有料契約?

有料契約をしている。クレジットカードが多く、マネーフォワードの無料版では登録できる連携口座が4件で足りない。他の無料で使えるアプリでは、会計簿の入力項目を自分で追加等ができないなど、自分にとって使い勝手が悪い。以前から使っていて使い慣れている、などの理由から有料契約とした。


3.家族の支出管理

マネーフォワードで自分と妻をグループで分けて、それぞれの支出を合算・別々の両方で見られるようにしている。
なお、以前マネーフォワードに別件で問い合わせたところ、家族でのアカウント共有はセキュリティを考慮して非推奨と言われた。共働きのため、家族全体の家計を管理できなければ家計簿として無意味なため、無視して共有している。


月1回の財産管理~Excel

1.Excelを使う理由

単に自分が財産管理を始めた頃はまだスマホが普及していなかったことや、仕事でExcelを使い慣れていたから。また、いくつかアプリも試してみたものの、すでに書いた通り運用している資産を自分の見やすいように分類ができないのもExcelを使い続けている理由の1つ。


2.入力項目

すべての金融資産とクレジットカードを入れている。住宅ローンと自動車ローンは、負債というより固定費の感覚で今は入れていない。

  • 手元の現金
  • 銀行預金
  • 電子マネー
  • 各ポイント
  • 証券会社預り金
  • 株式
  • 投資信託
  • 暗号資産
  • iDeCo
  • 保険
  • クラウドファンディング

など

iDeCoや保険はお金として使えるまで長期間かかるが、各リスク資産の金額を把握したうえで投資信託への追加投資金額(安全資産の金額)を決めるために、あえて入れている。


3.特に確認する項目

  • リスク資産の時価の増減
    これはマネーフォワードでは確認できないため。
    一応、投資信託の基準価額を手で入れれば、日々の増減と次の時価残高を自動で計算できるようにはしており、気が向いた時は見ている。(たとえばeMAXIS Sim先進国株式の基準価額を入れれば、MSCIコクサイ連動の投資信託の残高をすべて計算するように関数を組んでいる。各投資信託の信託報酬の違いやトラッキングエラーで正確なものではなく、目安として見る。)

  • リスク資産の時価の残高
    各リスク資産(日本株、先進国株、新興国株、外国為替…)を把握して、追加投資の金額(安全資産の金額)を決めるため。

  • クレジットカードの利用残高と銀行預金残高
    IPO投資でお金をあちこち動かすことから、残高不足を起こさないようにするため。

  • マネーフォワードの入力漏れのチェック
    当月末残高-前月末残高=マネーフォワードの入出金+リスク資産の時価増減となるため、これで入力漏れをチェックできる。ただ、ポイントやクレジットカードの関係で必ずズレる。ポイントは、増加はマネーフォワードには面倒なため入れていないが、Excelには利用期限のチェックも兼ねてあり入れている。クレジットカードは、月末時点の利用残高をExcelに入れているが、たとえば31日注文、1日発送の商品では、31日時点で利用残高に入り、1日利用として明細に上がってマネーフォワードに取り込まれるため、期ズレが起きる。


4.Excelで管理するデメリット

自分の全財産を手入力しており、毎月2時間程度かかる。また、Excelファイルを改良しながら10年以上使っており、あちこち関数がつぎはぎ。何年も使っていると、Excelファイルでエラーが起こる。その代わり、デメリットの裏返しで自分の見たい情報を自由に集計できる。

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