Google Bart、ChatGPT、Stable Diffusionなど、2023年は中学生以上なら誰でも知っているAI関連の言葉や技術が一般にも浸透しました。
2023年はまさにAI元年と言っても間違いのない年ではないかと思いますが、あまりの凄さに自分のポジションが奪われることを危惧した人たちでAIを排除しようとする動きがもありました。
しかし現在もAIは進化を続けて、確実に生活に浸透してきています。
音楽の世界もけしてAIの存在を無視することはできませんが、「排除」ではなく「共存」の道を探るのがベストというのが個人的な考えです。
その状況を踏まえた上で新たにAIの力と人間の感性を融合させる「楽曲制作&配信プロジェクト」です。
楽曲制作&配信プロジェクトの概要
固定メンバーで楽曲リリース
ある程度戦えることを前提に、作詞家やボーカルと一緒に、固定メンバーでチームを組んで、Spotify、Amazon Music、Apple Musicなどへ楽曲を配信リリースしてゆく、AIの力と人間の感性を融合させるプロジェクトです。
音楽にもその波が確実に来ているAIとの共存も頭に入れ、楽しみながら、クオリティーの高い作品を作り、参加者全員でプロジェクトを成長させて行けたらと考えています。
リリース頻度と配信期間
制作した楽曲の一年間での配信リリースの頻度は10曲程度となり、楽曲は永年配信となります。
利用する音楽配信プラットフォーム(ディストリビューター)は、TuneCore Japan、Big Up!、sprayerです。
また、2023年07月25日にリリースされたドワンゴ運営の楽曲収益化サービスや、narasu(ナラス)も収益の分配機能があるので、試しに利用したいと考えています。

作詞家別にミニアルバムをリリース
3~4曲シングルでリリースした作詞家は、1曲~2曲新たに制作した楽曲を加えて、作詞家別にミニアルバムという形でリリースします。
ミニアルバムのリリースとなった場合は、アルバムのタイトルも作詞家に考えてもらいます。
作詞家別のミニアルバムのリリースには大きな理由がありますが、ここに記載してしまうと、それを目的に人が集まりすぎて、こちらで対応できなくなる可能性があるので、参加者以外には伏せさせてもらいます。
配信した楽曲の収益の分配
非営利での楽曲配信となりますが、配信した楽曲の収益は音楽配信プラットフォームの「スプリット(分割)機能」を使用して、楽曲制作の参加者に1曲単位で収益を自動で分配します。
スプリット機能を利用するには、音楽制作の関係者全員が同じ音楽配信サービスサイト(ディストリビューター)に登録する必要があります。
スプリット機能を利用する際に登録したメールアドレスと紐付けるために、TuneCore JapanやBig Up!など、音楽配信サービスに登録したメールアドレスだけは、こちらに教えてもらう必要がありますが、メールアドレス以外のプライバシーに関わる情報は、非営利の段階では、一切、教えてもらう必要はありません。
非営利ではなく営利の話が出たときは会社と契約することになるので、その際は実名などが当然必要となりますが、あくまでも営利活動は希望する方のみなので、希望されない方は永遠に実名などは不要です。
楽曲制作の流れ
Xのグループメッセージを利用
基本的に制作は個別のDMではなく、X(旧ツイッター)のグループメッセージやポストを利用して進めてゆきます。
個別に同じDMを送るのがしんどいということもありますが、参加者全員が情報共有できるグループメッセージは、参加者が仲良くなれるメリットもありますので、グループメッセージを利用します。
最近、「X」にツイッターから名称が変わりましたが、それ以前にも7月になってからは、閲覧やDM制限ができたりと、無課金ユーザーには不便なSNSに旧名称:ツイッターは変わりつつあります。
グループメッセージも制限ができてしまう可能性を否定することはできませんので、その場合も考慮して、こちらで非公開の参加者が書き込みもできる音楽制作情報スレッドを用意しています。
制限されてしまった場合は、こちらが用意した音楽制作情報スレッドを使用して制作を進めてゆきます。
テーマ、ストーリー、伝えたいことを出してもらう
作詞用募集音源から選んでもらい「テーマ」「簡単なストーリー」「曲を通してリスナーに伝えたいこと」を知らせてもらった上で、こちらがそのテーマでOKを出した場合に歌詞を書いてもらう形になります。
作詞に関してコンペ形式は取りません。その理由はメジャー楽曲の作詞コンペに参加して来た人などは、メジャー楽曲のコンペは出来レースもありますので、コンペ形式により悔しい思いや、苦しい思いをした人のほうが多いことも考慮してです。
ただ、参加者で歌詞を書きたい曲が被ってしまうことが想定できますので、その場合は出してもらった「テーマ」や「伝えたいこと」で書いてもらう作詞家を指定させてもらいます。
「テーマ」「簡単なストーリー」「リスナーに伝えたいこと」は歌詞を一曲書く負担に比べると時間は掛かりませんので、この点だけはご了承ください。
テーマ応募のテンプレ
01.曲番号:(例:Song07)
02.テーマ:(テーマが書きにくければ「きみがくれた未来」「静かな雨」「人魚の眠る家」のような感じでタイトル候補を入れてもらっても大丈夫です。)
03.簡単なストーリー:100字から200字程度。登場人物や背景がわかれば大丈夫です。
04.リスナーに伝えたいこと:(曲を通してリスナーに伝えたいことを書いてください。200字程度で大丈夫です。)
05.その他:(曲をどのように捉えたかなど自由に記載してください。なくても大丈夫ですが、あれば判断材料にします。)
※プロジェクト参加を認めた方以外からのテーマの応募は受け付けていませんので注意してください。
歌詞募集中の作詞用音源
Song 01 – BPM125 by KSTY
音声プレーヤー
Song 02 – BPM92 by KSTY
音声プレーヤー
Song 03 – BPM128 by KSTY
音声プレーヤー
Song 04 – BPM110 by KSTY(作詞家決定済み)
音声プレーヤー
Song 05 – BPM121 by KSTY
音声プレーヤー
参加メンバーの募集 – 作詞とボーカル
募集しているのは作詞家とボーカルで、入れ替えなども出てくると思いますので、メンバーの募集期限は無期限ですが、基本は最大で1~2名の募集です。(オーディションではありません。)
メンバーの募集を停止している場合は、このページに「募集停止中」と記載します。
作詞家の募集要項
こんな作詞家を募集
何百曲歌詞を書いても、メジャーコンペで一度も採用されなかったり、仮歌詞で作曲家と組んで採用を狙っても、話が前に進まなかったという作詞家も数多くいると思います。
気づけば時間だけが過ぎて行き、実力はあるのに作詞家として、CDだけでなく配信も含めてまったくリリース実績を作れなかった人のほうが多いのが現実です。
この話でピンっときた作詞家や、音楽のなかでの「言葉の力」を信じている作詞家の方は、ぜひ参加してください。
*メジャーコンペに参加したことがなくても、作詞家として同等の実力があれば問題はありません。
こんな作詞家はNG
「演歌以外で詩先の作詞が行われていると思っている方」
「作詞の世界を舐めている小説家崩れ」
「制作におけるコミュニケーション能力のない方」
「客観性がなく主観でしか歌詞を書けない方」
「ボカロ曲系の歌詞を書く方」
上記に加えて、作詞をお手伝いと考えている方は、お手伝いしてもらうことはなく、間に合ってますので、こちらで力になれることはないと思いますので、参加はご遠慮ください。
また、音楽制作を通して、参加者同士で刺激を受けたりするのはよいことですが、参加者に勉強や成長のための場所を作っているわけではないということをご理解ください。
ボーカル募集要項
こんなボーカルを募集
今も昔も「楽曲はボーカリストのもの」です。求めているのは「カラオケ自慢」や「歌い手」ではなく「ボーカリスト」で、顔として引っぱってゆける方を募集します。
そのため顔出しで半年以上、ライブやネットでアーティスト活動している方と縁があればよいと考えています。(名前は実名ではなくハンドルネームや活動名でも構いません。)
現在、AIボーカルが恐ろしいスピードで進化していて、それは多くの人の予想よりも数段速いスピードです。
仮歌の世界だと、すでにAIボーカルに飲み込まれ始めていますが、そこそこ上手いだけのカラオケの延長線でしかないボーカルは、確実に早い段階でAIの波に飲み込まれ需要はなくなります。
ただし、ボーカルの世界でAIボーカルでヒットする作品が出てくることもあると思いますが、AIボーカル一本の世界には絶対になりません。
ライブ感のあるリアルの世界のボーカルは間違いなく残ってゆきます。飲み込まれるのはイラストと同様にAI以下のレベルのボーカルです。
ボーカル録音の音質
ボーカル録音の音質はSHURE SM58以上(1万円程度)のマイクを使用していれば、配信リリースには対応することができますので、高額なコンデンサーマイクを使用する必要はありません。
技術が進歩していますので、もしかするとSHURE SM58以下の価格帯のマイクでも、対応することができるかもしれませんが、わたしは販売されているすべてのマイクの音を聴いているわけではありません。
そのため、その場合は配信リリースできるレベルがあるかの音質をチェックさせてもらいます。(これはすぐに判断できます。)
こんなボーカルはNG
Adoさんみたいなイラスト利用の歌ってみた系のボーカルや、V-Tuberは今回は募集の対象としていません。
イラスト利用のボーカルや、V-Tuberだと、AIボーカルが凄いレベルになっているので「AIボーカルでもよいのでは?」となり、一緒に音楽を制作する理由が見つかりません。
制作してあげるだけになってしまい、こちら側にメリットがほぼないので、申し訳ないですが、参加は遠慮してください。
注意事項と参加のコンタクト
注意事項
01.このプロジェクトは、今まで、わたしが培ってきた音楽制作の理論をもとにした、プロの世界ではスタンダードの制作になります。当然、作品完成率はかなり高いですが、合わない方もいると思います。
02.音楽だけでなく一人で完結しない作品制作には、クリエイター同士の高いコミュニケーション能力が必要ですので、コミュニケーション能力のない方との制作はお断りします。(最低限の挨拶もできない人は論外。)
03.ネットだと活動実態や実績もないのにも関わらず、自尊心だけがやたら強い方がたまにいますが、参考作品がない方や、現実をあまりに知らなすぎる方は、お互いに時間がもったいないのでご遠慮ください。
04.楽曲配信はJAN(Japanese Article Number)、UPC(Universal Product Code)、ISRC(International Standard Recording Code)などのコードが発番されますので、「ネットだから」と言って、ニコニコ動画やYouTubeの作品に参加するような適当な気持で参加はご遠慮ください。
05.法整備が進んでいませんので、利用するAI生成では著作権的にアウトなものはもちろんですが、グレーゾーンのものも一切使いません。使用するものはすべて「商用利用可」のものとなります。
参加新ルール
リリース後に、SNSを通して最低限のプロモーションが必要不可欠となります。それをしないと最低限の再生数すら稼ぐことは無理です。
そのため、X(旧ツイッター)のフォロワー数が100以下の方や、フォロー数がフォロワー数より100以上多い方は、大変申し訳ありませんが参加を見合わせてください。
参加のコンタクト
制作活動は基本的にX(旧ツイッター)のDMとグループメッセージで行いますので、参加を希望してくれる人はコラボ用のXアカウントのほうからのコンタクトをお願いします。
活動実態のある人はフォローしてもらえればリフォローしますので、相互フォローを確認後にDMして下さい。(いきなり歌詞を直接送りつけることはご遠慮ください。)
宣伝目的などで、わたしのほうからDMを送ることはまずありません。
尚、企業以外からのメールへの返信は行っていませんので、このサイトからメールを送られてきても返信することはできません。
記事更新日:2025年03月24日 by KSTY