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イーサリアムとソラナはどっちがいい?両者の違いを解説!

仮想通貨
悩んでいる人
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イーサリアムとソラナはどっちがいいのかな、違いを知りたい!

仮想通貨歴5年の筆者が解説します。

イーサリアム、ソラナはどちらも勢いがあるブロックチェーンですよね。

それゆえ、「どっちがいいんだろう」と悩む方もいると思います。

本記事ではイーサリアムとソラナについて触れつつ両者を比較していますので、どっちが良いのかの判断材料になり、より暗号通貨を楽しむことができるようになるでしょう。

ぜひ最後までご覧ください。

イーサリアムとは?

イーサリアムはヴィタリック・ブテリン氏によって開発されたプラットフォームです。

このプラットフォームで使用される仮想通貨のこともイーサリアムと呼ばれることがありますが、実際には通貨名はイーサとなります。

イーサリアムのコンセンサスアルゴリズムはPoS(プルーフ・オブ・ステーク)です。

元々はPoW(プルーフ・オブ・ワーク)を採用していましたが、アップデートにより変更となりました。

また、イーサリアムにはスマートコントラクトという機能があるため、契約内容を自動で実行してくれます。

第三者を介さず、契約を自動化できるので、取引期間の短縮や人件費の削減などを実現できます。

そのため、仮想通貨の送金だけでなく、様々な分野で利用されていくことが期待されています。

スマートコントラクトとは?

条件が満たされると人の手を介さず自動的に契約が実行される仕組みのこと。間に仲介業者がいないためコストの削減につながり、第三者が介入する余地もないため不正や改ざんも防げる。

ソラナとは?

ソラナは2020年3月に誕生したブロックチェーン・プラットフォームです。

高いレベルでDApps(分散型アプリケーション)の開発環境を提供することを目的として開発されました。

ソラナのブロックチェーン上で使用されるネイティブトークンにSOL(ソル)という仮想通貨があります。

ソラナは、以下の3点などから「イーサリアムキラー」としても注目されています。

・トランザクションの速さ

・低取引手数料

・強化されたスケーラビリティ

ソラナのコンセンサスアルゴリズムについては、PoSだけでなくPoH(プルーフ・オブ・ヒストリー)、タワーBFTも組み合わせています。

これにより、処理スピードの高速化と低コスト化を実現することができています。

こういった特徴から、DApps開発のプラットフォームとして多くの企業やエンジニアに利用されています。

イーサリアムとソラナの違い

イーサリアムとソラナの違いについて、以下の5点について比較していきます。

・コンセンサスアルゴリズム

・手数料(ガス代)

・処理速度

・信頼度

・時価総額

コンセンサスアルゴリズム

コンセンサスアルゴリズムとは、暗号資産の取引内容をブロックにまとめ、ブロックチェーン上で整合性を確認して承認するための合意を行う方式のことを意味しています。

イーサリアムではPoSを採用している一方で、ソラナはPoHを採用しています。

イーサリアムにおいては、2022年9月15日、ザ・マージ(The Marge)という大型アップデートが成功し、コンセンサスアルゴリズムがPoWからPoSへ移行しました。

PoWのコンセンサスアルゴリズムでは膨大な電力量を消費していたのですが、この移行によりPoSに変えることで、ブロックチェーン維持に必要な電力量における約99.5%削減が期待されました。

一方、独自のコンセンサスアルゴリズムであるPoHを採用しているソラナについては、これまでのコンセンサスアルゴリズムで必要だったノード同士の同期を必要としません。

そのため、処理スピードが大きく向上しています。

ノードとは?

暗号資産のネットワークに参加しているコンピューター端末のことです。

通常のブロックチェーンは、トランザクション承認の際に常にノード間で同期が必要ですが、PoHでは非同期にできるため、同期のための時間が必要ありません。

手数料(ガス代)

ガス代とは仮想通貨取引での送金やスマートコントラクトの実行に必要な手数料のことを指します。ネットワークの混雑状況に左右され、混雑時には高くなります。

とある時期のイーサリアムのガス代は0.15ドルに対し、ソラナのガス代は0.00025ドルで、約600倍の差があります。

ソラナ上には多くのDApps(分散型アプリケーション)がありますが、トランザクションコストが低いため、ユーザーはNFT取引やゲームアイテムの売買などで手数料をあまり気にせずに取り引きすることができます。

処理速度

トランザクション処理速度にも大きな違いがあります。

トランザクションとは、あるウォレットから他のウォレットに送金する際の取引データのことです。

イーサリアムでは1秒間に15件程度の処理と言われています。

一方のソラナでは、なんと1秒間に5万件の処理が可能と言われております。

かなりの差がありますが間違いではなく、それだけソラナの処理速度が速いということです。

信頼性

イーサリアムと比較すると、ソラナのシステムは不安定であると言われる場合があります。

というのも、過去に何度か不具合が生じたことがあるからです。

2022年6月には、機能バグにより約4時間30分のネットワーク障害が発生しました。

ソラナの共同創設者ヤコベンコ氏らは、バリデータで多くのバグが発生したため、ノード毎に生成されるブロック内容に不一致が生じ、合意形成が得られなかったと説明しました。

また、2023年4月にソラナネットワークがダウンし、2024年2月にも大規模障害が発生するなど、度々不具合が起きており、信頼性に疑問を抱くユーザーもいます。

ただ、その直後にビルドアンドビルド(BNB)の時価総額を抜き4位に浮上するなど、不具合の影響はそれほど見られませんでした。

2024年4月末時点では時価総額は5位となっています。

時価総額

2024年4月末時点で、イーサリアムの時価総額は約 599,507億円、ソラナは約100,825億円

となっております。

イーサリアムはビットコインに次いで長年2位に付けています。一方のソラナは5位に付けており、どちらも注目の通貨であることは間違いありません。

イーサリアムとソラナどっちが良い?

結論としては、ソラナとイーサリアムどちらが良いかについては断言できません。

というのも、どちらも開発が進んでおり、どちらが優れているとは言いきれないからです。

イーサリアムには信頼性がありソラナには速い処理速度やガス代の低さがあるなど、両者にはそれぞれの強みがあるため、それを鑑みて選択すると良いでしょう。

イーサリアム、ソラナそれぞれどこで買える?

イーサリアムとソラナはそれぞれに強みがあり、興味があるという方も多いでしょう。

それぞれの通貨がどこで買えるのかについてご紹介します。

イーサリアム

イーサリアムはビットコイン並みに有名な通貨であるため、ほとんどの仮想通貨販売所で購入できます。

具体的には、以下の取引所で購入できます。

・Coincheck

・GMOコイン

・bitFlyer

・DMM Bitcoin

・bitbank

ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。

ソラナ

ソラナは時価総額ランキング5位(2024年4月末時点)と、メジャーな通貨ではありますが、歴史が浅いこともあり、取り扱いのある国内取引所は多くありません。

とはいえ、以下の取引所で購入できます。

・GMOコイン

・DMM Bitcoin

・SBI VCトレード

こちらもぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。

まとめ

本記事ではイーサリアムとソラナについて比較しました。

どちらもファンが多く魅力的なブロックチェーンです。

それぞれの強みを理解し選択していくと良いでしょう。

DAppsについてもイーサリアムの数がもっとも多いですが、ソラナにおいてはソラナを基盤として、STEPNやTap FantasyなどのNFTゲームやMagic EdenというNFTマーケットプレイスといったDAppsもどんどん開発されています。

今後も両者に注目していきましょう。

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