最近ベトナムVN指数が好調ですね。今日は第一生命経済研究所主席エコノミスト西濱徹さんがベトナムのレポートをリリースされておりましたので、ベトナムについて記したいと思います。西濱徹さんの記事はこちら。
西濱徹さんのベトナム経済レポートサマリー
いつものように超サマリーを以下に記します。
・ベトナム共産党は20日に開催した臨時の中央委員会総会において、ボー・バン・トゥオン氏の国家主席、及び党最高指導部に当たる政治局員の辞任を承認。国家主席が2年連続で事実上の更迭という異例の事態に。
・党書記長のチョン体制下の共産党内では反汚職・反腐敗を旗印にした摘発が相次いでいるが、その背後には保守派と急進派の派閥争いが影響しているとされる。
・サプライチェーン見直しにより中国に代わる投資の受け入れ先として注目を集めており、対内直接投資の動きが活発化。
・日本とベトナムは「包括的戦略パートナーシップ」に格上げすることで合意。
・政治的混乱に加え、チョン体制下の共産党内では保守派が勢いを増すとともに経済政策面で統制色が強まる傾向がみられるほか、結果的にこれまでの改革・開放路線の後退に繋がる動きがみられるなど、投資環境が徐々に悪化していく可能性も考えられる。
今後のベトナム経済はどうなる?
ベトナムは数少ない社会主義国であり、中国と同様共産党による一党体制となっているようです。党書記長、国家主席(大統領)、首相、国会議長のトロイカ体制は権力の中枢とのことです。
正直ベトナムに投資するかどうかについてはとても迷いました。迷った理由は大きく2点あります。
①中国と同様の社会主義国であること
②低コストインデックスファンドがないこと
ただAppleが工場をベトナムに作ること、中国からのサプライチェーン変革恩恵に預かれること、日本と同様にアメリカも「包括的戦略パートナーシップ」に格上げすることで合意したことなどを理由にベトナムに投資する決断を致しました。また人口ボーナスやGDPの伸びにも期待できることも理由となっております。
GraphtoChart様のサイトから引用させていただいたベトナムの各種データを以下に記します。
ベトナムは2054年が人口増加のピークとなっており、1億0979万人といった予測になっております。約30年間の人口ボーナスが期待できます。
1人あたりGDPもまだ伸びしろがありそうです。
その他グローバルサウス国のデータは以下ブログカードの記事をご覧頂けたらと思います。
トロイカ体制に歪みがでているとのことですが、汚職撲滅は経済としては良い動きなのではと考えます。またチャートも昨年秋を底に徐々に上昇しているといった点も投資タイミングとして妙味があったのではと思います。※ちょうど秋の底を前後に積立投資をしております。
投資をしているファンドは以下となります。
アクティブファンドであり、信託報酬は0.989%程度とアクティブファンドにしては安めですが、信託財産留保額が0.3%かかります。
また一番のベトナム株式ファンドの魅力は、まだフロンティア市場であり、エマージング市場格上げのタイミングで指数で買われる可能性があり、大きく上昇するのではと考えておりますのでそこまでは当然握り続ける予定です。途中で低コストインデックスファンドが出てきた場合には乗り換えを検討しようと思っております。
まとまりのない記事内容になりましたが、今日はこの辺にて失礼します。それではまたー。
※本ブログは情報の正確性・完全性を担保いたしません。投資行為・投資判断は自己責任にて行って頂きたくお願い致します。
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