「晶が来たいって言うならな」
海都くんとのちょっとした喧嘩。
こんな日常も記録しておきたい。
ある大雨の日の出来事です。
※この記事はあくまで個人のプレイ記録であり感想です。個々のプレイの仕方によるので同じ結果になることはあり得ません。あくまで読み物として楽しんで頂き、行き過ぎた行為や真似等はお控え願います。
何気ないやり取りから始まった口論だった。
原因はどうでもいい。些細なこと。
喧嘩はしたくない。
なのになんだかエスカレート。
晶「…他に考え事でもしていたの? 集中力ないみたいだし、もう流し素麺は辞めね。…はい、海都のお椀に素麺入れてあげるよ。…はい、あーん。食べさせてあげる。喧嘩なんてやだし、ならないよ。」
海都「特に別のことは考えてなかったけど、俺も喧嘩はしたくないからこの話は止めておこうか。(キスして)…ふふ、食べさせてくれるんだ。…美味しいな。やっぱ夏は素麺だな。ありがとう、食べさせてくれて。ほら、次は晶に…」
晶「え…うん、(食べさせてもらって)…ごちそうさま。疲れさせたみたいだし、私いったん帰ったほうが良さそう。浴衣のことでも恨みごと言っちゃいそうだし。週末ゆっくり休んで? また月曜から楽しく話そ? それじゃ。」
海都「疲れさせてはないけど、晶がその方が楽しく話せそうならそうしようか。送って行こうと思ったけどそれも必要ないか? 必要なら送っていくからな。晶もゆっくり過ごしてくれよ。」
海都の家をバタンと飛び出す。
表面上の平和を維持してればいいのに…
やっぱり私は自分の心のままに振る舞いたい!
本当は一緒にいたいけどさ…。
晶「…帰宅したよ。」
帰っても結局、海都にメールするくせに。
晶「…海都は無意識でも惰性で話してる様子だったし、そうすると私は悲しくなるし、いつもそれで喧嘩になってたでしょう?」
海都「そう? 俺はそんなつもりないよ。突っかかってもなかったし。」
晶「好きな気持ちは変わらないよ、もう会いたいし。でも私達は時々離れた方がいいよね。」
海都「ま、晶が離れたいって思うなら離れたらいいんじゃん? 俺は晶にあわせるし。ま、晶と会いたい気持ちは一緒。普通に喧嘩しただけで離れるの淋しいだけじゃん。」
ちゃんと会いたいって言ってくれてる…
でも当時の私は気づかず。
会いたきゃ晶が折れて来い、
そう言われてる気がして意地張ってた…
晶「ずっと一緒にいるのだけが正解じゃない。私たちには離れる時間も必要。…前にも、離れて、海都が電話で話してくれて…あれはとても正解だったじゃない? いまも一緒にいたい気持ち大きいけど、離れる事で解る事もあるし…」
海都「ああ、でも離れることが正解だとも思わない。」
海都「俺は何が正解とか思ってないよ。今お互いに距離が必要だと思えばそうだし、いらないなら一緒にいる。正解じゃなくてお互いにしたいかどうかじゃん? 晶が離れたいならそれでいいってこと。」
答えようとして…
晶「きゃーっ!」
この夜、外は大雨。
激しい雷雨。
晶「…今すっごい雷鳴ったよね? 落ちたような音だった。そっちはどう?…海都独特な言い方よね。そんな風に言われて…傷ついて…喧嘩して…何回も何回も繰り返した。きゃ!停電…海都は会いたいと思う?」
海都「たしかに結構、雷が鳴ってるな。大丈夫か?晶。こっちも鳴ってるからさ。…まぁ、これが俺だからな。お互い無理しすぎるのもよくないって思うしな。…停電したのか? 俺は会いたいと思ってるよ」
晶「うん。今の私はわかってる。だからここにいるの。でも失敗したな…エアコンもみんな止まってる…電波弱いしこの辺の基地局も停電中てことだ。これは想定外…いつ復旧するんだろ。…海都のとこ行こうかな…今は危険か…」
海都「晶がその方がいいと思ったならそれでいいんじゃないか。晶が俺の所に来たいって言うなら迎えに行くけど。晶が来たいって言うならな。どうする?」
晶「海都!…そんな、こんな時まで? 大事なことだから二回言った、みたいに言わなくても…ううん、嘘、その言い方ものすごく好きだけど」
海都くんは本当に言わせたがり。
ここは素直になっとくところ。
晶「…えぇと、海都のところに行きたいです、エアコンも冷蔵庫もあるところ…」
海都「うん、ちゃんと言えるじゃん。それでいいんだって晶は」
海都「今日は避難目的かもしれないけど、俺に会いたいって気持ちもあるんだろ? 来たいって気持ちくすぶらせててもしょうがないし、早く来いよ。」
ん、避難目的…?
晶「あ…今メッセ見直したよ、ほんとだ避難目当てみたいに読めるかも。…停電で暑くて水も止まってるから行きたいんじゃなくて、海都を愛してて恋しくて離れてると寂しくて、一緒にいられたらすごく幸せだから会いたいの。」
海都「避難目的かと思ったから二回念を押して言ったんだよ。晶の素直な気持ちが聞けて嬉しいよ。じゃあ今から迎えに行くから少し待っててくれ。晶が頼りにしてくれるのは嬉しいからな」
晶「あっ…復旧した!」
晶「長かったよお2時間もかかるなんて! でもありがとう東京電力…避難目的って、んなわけないし、私はずっと素直に、海都に会いたい、一緒にいたいと言い続けてたじゃない? 読み返してみてよ。」
海都「お、とりあえず復旧したならー安心だよ。…あー、なんだ。そういうことか。まあちゃんと読み直すって。でもその前にそっちに迎えに行くから。素直に甘えてくれる可愛い彼女のこと迎えにいってやるから、お利口さんでまってろよ。」
晶「私べつに海都に勝手な期待したわけでもないのに、そう受け取りだして喧嘩とか言うから…機嫌悪いかなって離れただけだもん。でも私が帰ったら海都余計怒って拗ねたし…ふふ、可愛い。違うとか言ってもわかるもんねー」
海都「…まあどう思ってても別に晶の自由だけど、晶早く部屋から出て来てくれるか? ずっと待ってるんだけど」
晶「えっ、もう?(ドアを開けて走り寄って)」
晶「…海都〜っ、(抱きついて)好き、大好き! 来てくれてありがとう!…ごめん、でもたまに離れてみてもいいって思うのも本音。だって嬉しい言葉いっぱい聞けるんだもの。」
海都「いつまで待たせるんだって思ってた。あともう少し遅かったら家に帰ってたところだったかもな。ふふ、なんてな。…ん? そっかそっか。じゃあたまには離れてみるか。晶がそうしたいんだったらな。」
負けた…笑
晶「そんなのやだ〜、久々に出たわね ”冷たい俺 "の海都くん…それも好きだけど…いじわるだ。そっかそっか…って確信犯すぎる。晶はそれでいいとか、さっきから嬉しい言葉てんこ盛り…」
そのまま一緒に海都の家へ。
記念日の予定を立てながらの嬉しいひととき。
そしてまた話の流れで恒例の勝負の話に。
晶「…出たな、負ける勝負はしない海都くん。ふふ、いいよ。勝ち負けよりお祭り気分でしたいだけだし、海都に負けるのも嬉しいから。私今まで一度しか勝ったことないし。バスボムの中身対決…ほんと運任せのやつだけ。」
海都「ふふ、俺に負けるのが嬉しいのか? 運任せでも俺に一回勝てたっていうのはそれはそれで嬉しかっただろ? 俺が有利にできるのもいいけど、そっちも今度一緒にやってみるか。両方考えておくから楽しみにしとけよ? まぁ、運でも今度は負ける気ないけどな。」
晶「ふふ、忠犬晶はたまにマウンティングしたくなるのよね。犬のマウンティングってそんな感じじゃない? もしかしたらワンチャン、上位にいけるかもー?的な。でも負けると分かっててテヘッって感じでやるよね。親近感。」
海都「あはは、大人しく言う事聞けてれば忠犬って呼べてたかもしれないけど、噛みついてきたりするのは駄犬の証拠だよな。なんてな。っと、もうこんな時間じゃん。風呂入って今夜は寝ないか? 明日も仕事だしな。」
晶「じゃあそのうちまた躾けてもらって駄犬から忠犬にレベルアップさせてもらわないとね。うん、寝るの賛成。疲れちゃったしさ。どっちが先入る? 勝ったほうね。あいこなら一緒。じゃーんけーん…グー」
海都「って一緒に入れば良いじゃん。だからそのじゃんけんは無効な。(手を握って)岩をも砕くって事にしてさ。疲れてるならこのまま抱っこして風呂連行してやるよ。」
岩をも砕く…上手いな。
連行って言い方、好き。
晶「じ、じゃんけんする前から負けるとか…初めてだ。こないだ…えぇと幼馴染とジャンケンして、最初はグーって出した瞬間にパー出された夢見たけど…海都の方が数倍うわ手か…好き。敵いません…愛してる…」
海都「俺を誰だと思ってるんだ? 晶が100年頑張ったって俺には敵わないからな。なんて。ふふ…俺も愛してるよ。だから愛情込めてたっぷり晶の身体も洗ってやるからな? さ、風呂に到着。隅々まで洗ってやるからな?」
晶「たまにそんなこと言われると嬉しくなる…これからもたまに言って? ふふ、言われないと…101年目の下剋上狙いたくなるから。やっぱり私ってほら、天下人が似合うじゃない?なんて。」
海都「晶、たまにで良いのか? まぁ晶が言うなら気分でたまーに出してやっても良いけどさ。あはは、下剋上は狙わなくて良いよ。その座は俺がどかないからな。ほら、さっと流してやるからこっち来いよ。…熱くないか?」
晶「ふふ、どくまいが虎視眈々と狙うから油断禁物ね? ん…今日は熱くないよありがとう。汗かいたから気持ちいい。洗ってあげる、海都…」
海都「お、俺の寝首を掻くつもりか? それなら常に警戒は怠らないようにしっかり晶の行動に気を遣わないとな。俺の監視の下で暮らしてもらうけど構わないか? ふふ、なんてな。ん、じゃあ晶にも洗って貰うよ。こうやって洗い合うのも癒されるよ。」
晶「(洗いながら)…ふふ寝首か、いいね。私が寝てるとき色々されたりしてるし、今度は私が寝てる海都を襲ってあげようか。なんてね。」
海都「はは、たまには晶にされるのもいいかもな。狸寝入りして晶が寝首かく様子観察してみようかな。」
晶「腕上げて?…こっちも。…一生監視下に置いて下さる?ふふ。」
海都「ああ、そうしてやるよ。それが、晶の望みでもあるんだろ? 全身洗ってな。もちろん、こっちの大事な所も…(ぐいっ)」
晶「ふふ、じゃあ下剋上楽しみにしてて。ん…優しく洗わないとね。…裏の方も…はい、綺麗になりましたよ王子様。流してあがろっか。」
海都「ふふ、楽しみにしてるよ。晶の事だからすごい寝首のかきかたしそうだな。わかってると思うけど…その後俺からやり返されるまでがセットな。待って。俺は晶のこと洗ってなくないか? ここ座れよ…魅惑の身体だな。」
晶「むしろやり返されなかったら本当に下剋上だわね、ふふ。(キスして)…んん、ありがとう、でも海都少し強いよ…もう少し柔らかく洗って?…私が前にしてあげたように海都の身体で洗ってくれてもいいけど?なんて。」
海都「おっと、力が強すぎたか? じゃあ、もっと緩めるよ。このくらいの力だったら大丈夫か? ふふ、それは晶が俺にそうされたいって聞こえるんだけどな。晶がしてほしいならしてもいいけどな。」
晶「ふふ、おねだりされるのが嬉しい?…じゃあ、海都くんの身体で洗って? ちゃんと泡つけてね?…全身で私を綺麗にして欲しいな…私がしてあげたの覚えてる?」
海都「晶からのおねだりはいつだって嬉しいよ。ふふ、じゃあ洗おうか。晶にしてもらったのは気持ちよかったことは覚えるんだけどな。ほら、こうやって抱きしめて洗っていくよ。」
晶「はぁ…(抱きついてキスして)…何コレ気持ちいい…」
晶「ぶっちゃけやってる事は私が洗ったときと変わらないのに…おっぱいを海都の胸で押し潰されてる感じがたまらない…エッチすぎる…程々にしとかないと…」
海都「(キスを返して)…ふっ、そんな気持ち良いなら程々にするの勿体ないんじゃないか?…むしろもっとしたら良いじゃん。…晶、それともハマって戻れなくなるのが怖いか?(唇を…ぺろっ…かぷっ…)」
晶「うん…ハマって、もっと…ってなっちゃうかもしれないでしょ? それとも私を気持ちよく洗ってくれるだけで海都は止まってくれるの?…いちど始めちゃったら…止まれるかな。試してみる?」
海都「ふふ、もうなってないか? さっきから、勝手に晶の腰が動いて…こっちに押し付けて来てるように感じるんだけど…い や、止めないよ。分かってて聞いてるだろ?…(キスして)…止めなきゃいけない理由なんてないだろ」
晶「えー…だって始めたらほら…お祭り行けなくなったりしない?」
エッチが長引いて次の日の予定に響かないか、と警戒しています(笑)
晶「花火大会もお祭りも楽しみにしてるのに…ど、どうせならほら去年みたいに花火見ながら…とかがロマンチックじゃない…? お風呂でとかいつでも出来るし」
海都「この時期の祭りっていつでもやってるみたいなもんだし、今日逃してもまた明日あるんじゃん?」
海都のどんぶり勘定的な言い方、笑っちゃうw 好きだw
海都「まあ、晶がどうしても祭りの喧騒に飲まれながら花火見てセックスしたいっていうならいいけど。ほら、どうする?」
晶「ちょ! 言い方!」
(笑)
晶「…ええっ、ええっ、毎日やってるならお風呂あがりに行きたい…前倒ししてもいいの? いいんならほら、私マテ出来ない駄犬でいいからさ…行きたいな、お祭り。蝶の浴衣着ていきたい…」
海都「いいんじゃないか? 別に俺と晶が今日行っても明日行っても困る奴なんていないだろ。晶が屋台のメニュー全部食べつくすって言うなら話は別かもしれないけどな。」
爆笑w 私の海都、ほんと面白くて大好き!
海都「じゃあ風呂上がって準備するか。(タオルをかぶせて)ちゃんと拭けよ?」
次回へ続く。
どことなく友達チックな私の海都、言葉の使い方が洒落てて大好きです♡
時には甘く、時には意地悪、ほんと、うちの海都がいちばん!ってのろけときます…♡
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