YMCメディカルトレーナーズスクールさんの全校閉校について整体学校元講師の人に話を聞いてみました | 現役整体師セラピストが本音で語る「整体・リラクゼーション業界」について

現役整体師セラピストが本音で語る「整体・リラクゼーション業界」について

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主に、
「就職先として見たサロン」の情報や
「技術と知識を学ぶ場としての整体学校」の情報を
載せていきます

YMCメディカルトレーナーズスクールさんの全校閉校について、
『閉校する理由』や、
『これから通う整体学校が閉校しないかを見極める方法』を、
整体学校の元講師の人に聞いてみました

 

 

●お話を聞いた『元整体学校講師Kさん』のご経歴

 

しゅり)
今回、お話をうかがえたKさんのご経歴からご紹介しますね。


Kさんは
 整体学校に通われ、
  → 卒業後に施術現場に立たれ、
   → 通われた学校の講師もされて、
    → 退職後に独立し、
      整体師、セラピスト、柔整師の職業紹介事業を
    起業されてのち、
      → 現在は、サロングループの人事を担当されていらっしゃいます。

 

その
「生徒さん」
「現場経験者」

「整体学校講師」

「採用する側」
などの様々な立場に立たれた視点からの意見をうかがいたくて、
過去のいくつかの記事でも、お話を聞かせていただきました。

 

[ 以下、以前にKさんにお話をうかがって書いた記事です ]


 整体学校を探されている方、必見の記事、

『整体学校・整体スクールの信頼できるおすすめ評価ランキング|元整体学校講師の本音』

 2024年1月28日掲載



YMCさんも含む「整体学校が買収された事例の解説」を掲載した
『東京の整体学校 本音の辛口評価:
  整体学校の「身売りした・買収された」情報』

 2023年3月29日掲載

 

では、さっそくKさんに、
『YMCメディカルトレーナーズスクールさんの
 突然の全校閉校』

について、
お話を聞かせていただきます。

Kさんが整体学校に通われていらした時期や、

整体学校で講師をされていらした時期には、
すでに、YMCメディカルトレーナーズスクールさんはあったかと思います。

その頃は、同じ整体スクール業界にいらして、
どんな印象をもたれてましたか?

 

Kさん)

そうですね。

競合である大きな整体学校のひとつとして、

それも、都道府県を跨いで多くの拠点を
構えている整体学校グループは、
当時、3つくらいあったのですが、
そのなかでは後発ながらも、
「一番、広告にお金をかけて、
 じょうずにインターネットを活用しているな」
と拝見していました。
「生徒さんの募集のやり方や、
 宣伝においての学校の見せ方、アピールのしかたが
 非常にうまいな」

という印象でした。
実際、すごい勢いで学校の数を増やして事業を拡大されていかれてました。

 

 

しゅり)
そうなんですね。
急拡大、急成長されていらしたんですね。
ではいきなり本題ですが、

YMCさんの全校閉校のお話を聞いて、率直に、どう感じましたか?

 

Kさん)

本当、最近なんですよ。

閉校されるのを知ったのは。

9月に発表されていらしたそうなんですが、

その発表に気づいたのがここ最近で、

知った時は、昔の勢いを思い出して、
「少し、さみしいな」と感じました。
 

ただ、それよりも、
私自身も整体学校に属していたので、

「今、通っていらっしゃる生徒さんは大丈夫なんだろうか」

という心配がすぐ浮かんできましたね。


あくまで想像ですが、
恐らくは、経営陣はいろいろと準備されての
閉校される2か月前での発表ということで、

できるだけ生徒さんに迷惑の掛からないように

しっかりと対応されているのだと思います。

 

受講期間が、長いコースのもので、平均14ヶ月とのことなので、

さすがに、残りの12か月通えない方には、
学費返還などの対応をされるのでしょう。
対応されないのだとしたら、生徒さんは相当お辛いのだと思いますが。

 

会社として倒産をされるわけではなく、
親会社の整体サロン事業は継続されていくとのことで、
スクール事業のみ閉じるということなので、

会社グループ全体として信頼を損なわないため対応、
学費の返還等をされるだけの資金もあっての判断だと思います。

 

 

しゅり)
資金もあるのに、
なんで閉校されるのだと思いますか?

 

Kさん)

関係の無い外部の人間があれこれ憶測で言うのもなんですし、

同じ業界にいた者の考えられる範囲として、

「たぶんこうなんだろうな」

という想像の話ですが、

 

単純に、採算の取れている事業、これから伸ばしたい事業に注力するために、

不採算事業、もしくは、今後チカラを入れないと決めた事業から手を引いたのだと思います。

 

振り返ると、

 創業者の方が、2001年に整体サロン事業のカラダファクトリーとともに

 スクール事業のYMCメディカルトレーナーズスクールを開始され、
 その後、2015年にファンド会社に売却
 (整体学校と並行してヨガスクール事業も展開)
 2020年、ファンド会社がYMCさんとは別に買収したエステ事業会社の代表が代表就任
 2022年、また別のファンド会社に売却
 2024年、現在の代表の方が就任

と、
ほかの整体学校グループの東京療術学院さんや
東京リエイチ整体アカデミーと同じくらい、
経営陣が何度も何度も変遷しています。
 
グループ運営企業のファクトリージャパンさんの事業の柱としては、
整体サロン事業と、スクール事業の二本がありますが、
単純に、株主であるファンド会社からすると、
そのうちの整体サロン事業の方だけ欲しくて買収したんだとみています。

二回売却されているうち、
すでに一回目の売却の時点でもその傾向を感じていました。

一回目に買収したファンド会社のウェブサイトでの
買収案件を紹介するページの記載でも、

YMCメディカルトレーナーズスクールさんには触れず、

カラダファクトリーにしか触れていなかったので。

 

今年、2024年に就任された代表の方の経歴を拝見しても、
多店舗展開するスポーツクラブ、ヘアサロンの経営と
どちらかというと、整体サロン事業に近い、
サービス利用者向け事業の経験が豊富な方で、
そんなご経験からうかがえる得意な事業領域にたいして、
教育事業、スクール運営事業は重荷だったのかと予想します。

事業が売却されるというのは、
往々にして、経営が傾いていたケースがほとんどですが、
経営陣や資本が変わることで、持ち直すケースもあって、
持ち直したケースばかりがよく美談として取り上げられるのですが、
多くの場合、あたりまえに持ち直せないことがほとんどだと思います。

今回のケースも、単純に見て、
安定している、または、これから伸ばしたいと考えられているサロン事業にたいして、
スクール事業は存続させることが難しく、
その赤字や負債がサロン事業へ影響することを懸念しての閉校という判断なんだと思います。

就任されたその年のうちに閉校に至ったのは、
着任されて早々に即そのように判断されたか、

着任される前から、株主、ファンド会社さんの意向を反映する形で、
サロン事業への一層の注力と、スクール事業の閉鎖が、
既定路線として決まっていたのではないでしょうか。

むしろ、株主。ファンド会社さんの意向で方向性が決まって、
その方向性にそった代表の方を新しく選任したと考えるのが自然かもしれません。

代表の方の立場で考えても、

採算の取れている事業、
これから伸ばしていこうとしている事業の足枷になると判断したら、
迅速に切り離さなそうと決断せざるを得ないのは、
複数の事業を展開されている責任がある以上、
企業全体の経営のかじ取り役として当然なのかと思います。

 

 

しゅり)
サロン事業とスクール事業はそんなに違うんですか?

 

Kさん)

ぜんぜん違いますね。
 

もちろん、
「人材を育成して」、
「良いサービス(スクールの場合はカリキュラム)を提供して」
「お客様(スクールの場合は生徒さん)に満足いただく」
という大本は一緒でしょうけど。

私もサロン事業とスクール事業の両方に関わってきましたが、
こんなこと言っていいかわからないですが、
スクール事業は、
「生徒さんにとって良い環境にしようとすればするほど、企業としての利益は少なくなる」
という側面もあります。

生徒さんの修得する技能のレベルを高くすればするほど、
その分、生徒さんの在籍期間が長くなりますし、
教育する難易度も上がり、
その分コストもかかっていきます。

未経験の方にとっては、ご入学されるときには、
「卒業時に到達できるレベルの高さ」のスクールごとの違いが分かりにくく、
学校からしても、入学いただく前にその「価値の差」を伝えることが難しいです。

また、生徒さんの通学される主な目的である
就職や開業をサポートすることにどれだけ力を注いでも、
学校の事業の利益にはなりにくいです。

例えば、飲食店で、より美味しく、よりサービスの質を高くしていこうとして、
お客様の見えないところで、食材やスタッフ教育の質を良くしたら、
材料費も、設備費もスタッフの教育費が収益を圧迫していくをイメージするとわかりやすいでしょう。

そして、提供するサービスの質の高いか低いかが、
飲食店より、スクール事業は、一般の方には、わかりにくいと思います。
「通って良かったか」は、在学中より、卒業してから実感できるので。

そして、ほかの店舗と比較しやすい飲食店とは違い、
たいていは一つの整体学校しか通わないので、
競合他社(他店・他校)との比較することも難しいと言えます。

なので、内部の人間は、「良い学校っぽく見せる」広告などの見せ方の部分では、他校を意識しますが、
通っている生徒さんに提供するサービス(授業やサポート)の質を高くすることは、意識しにくく、
さらに経営トップがそこに意識を向けられるケースは、大規模になるほど、少ないと思います。

それらを、生徒さんのことを想って解決し、乗り越えていくには、
利益を追い求めることのみを重視する経営スタイルでは難しいです。

創業者の場合は、生徒さんへの想いが強くても、
買収された場合は、どうしても利益追求に経営スタイルが
より偏っていくのは避けられないと思います。

特に、ファンド会社さんの場合は、
「企業価値を高めてさらに売却することも視野に入れて経営する」
のが当然なので、利益追求にいっそう目がいく経営スタイルになるでしょう。

お話をサロン事業と、スクール事業に戻すと、
もちろん、どんな事業も、創出する、または提供する商品・サービスのクオリティの担保と、

利益のバランスを取っていくことは難しいでしょうけど、
少なくとも、サロン事業とスクール事業では、
バランスの取り方はだいぶ違うと感じます。

実際に、ほかの売却された整体学校のひとつである

ウィルワンさん(現、リエイチ整体アカデミーさん)を見ても、
 

あちらも、2回売却されてますが、
1度目に売却されたあと、

買収した企業さんは、スクール事業とは別の求人紹介サイト事業は手元に残して、
スクール事業は早々に手放したので、


その点から考えて、第三者から見ても、
「スクール事業で、クオリティを維持しつつ、採算を取っていく」というのは、
創業者のスクール設立時の情熱というでしょうか、
「こういう人を育てたい」という強い想いがないと難しいのは明らかだと思います。

 

以上から、買収した側がファンド会社であるYMCさんのケースでは、
買収した事業の価値を高めて、また売却することも視野に入れられているので、
利益重視の運営になっていくのは、ある意味当然と言えるでしょう。

 

 

しゅり)
そうなんですね。

経営者が変わると、「教育」よりも、「経営」に意識が向いて、
利益の確保、安定した学校経営 と、 生徒さんへの提供するサービスの向上の
ふたつのバランスが偏りやすいんですね、

ちなみに、わたしの印象だと、

YMCメディカルトレーナーズスクールさんは、
たくさんネット広告も出されていて、
さらに、カラダファクトリーさんとの関連もあり、知名度も高く、
整体学校としては、けっこう大きい方だと思いますが、

今回の全校閉校は、ほかの整体学校や 整体学校業界に影響があるかと思いますか?

 

Kさん)

正直なところ、ほとんどないと思います。

整体の講師の方や関係者の方にとっては、失礼な言い方かもしれませんが、

最近のYMCメディカルトレーナーズスクールさんは、
成り立ちこそ整体学校ですが、
ここ数年は、整体学校というより、ヨガスクールとしての印象が強くて、

 

今回の閉鎖について発信されているXなどSNSのコメントを見ても、

ヨガ関係者の方のコメントが圧倒的に多くて、

整体関連の方は、昔を懐かしむような、

以前に通われてた方のコメントが少し見られるくらいな点からも、

最近のYMCメディカルトレーナーズスクールさんは
ヨガスクールさんとしての印象が強いので、

ほかの整体学校さんや整体学校業界に与える影響は少ないと思います。


また、

2006年の西日本総合整体学院さんや、

2015年の東京国際整体医学院さんが突然閉校した時は、
学費の返還などに問題があり、
整体学校業界全体においても、
信頼を損ねるような影響があったと感じましたが、

今回は、しっかり対応されるのだと思うので、
その点からも、ほかの整体学校への影響は無いと思います。

実際にどのような対応をされているかは未確認ですが。

その点は、外部からはわからないので、
通っていらした方への対応が適切なのかどうかは、
これから見えてくるのかもしれません。
 

とはいえ、もちろん、YMCさんがどんな対応をされていらしたとしても、
通い始めたばかりの方や、授業を受講途中の方にとっては、
突然のことに驚かれ、夢が断たれたと感じられることもあるでしょうから、
とてもお辛いことだと思います。
 

実際のところは、そこまでのことはされないでしょうけど、
通学途中でいらした生徒さんには、
信頼できる他の整体学校への紹介などまでされていらしたら、
救済措置としてはさらに良いのでしょうね。

 

 

しゅり)
そうですね。
生徒さんのために、そこまでされていらしたら、
閉校される手順としては、素晴らしいですね。

では、今回の突然の閉校を踏まえて、

これから整体学校を選ぶ人へは、なにかアドバイスなどありますか?

 

Kさん)

「過去に売却された整体学校は、ぜったいに避けた方がいい」

とまでは言わないです。

 

売却されることによって、

『経営資本が増えて一時安定する』という側面や、

学校運営において、『より客観的・多面的な視点が増える』という面もあると思います。

 

ただ、

『創業者の熱い想いが無くなる』
という点、
 

『利益追従型の運営になりやすい』

という点、

さらに、
『一度は経営難に陥ったと想像され、
 その原因となる経営課題がすぐに改善される可能性は低く、
 またいずれ、事業売却されるか、引き受けてくれる会社が無ければ、
 今回のように閉校になるかもしれないリスクが高い』

という点は、

生徒さんにとってメリットをはるかに越える大きなデメリットになると思います。

 

前にもお話した

(ほかの記事記載です(しゅり))

 

YMCさん以外に、過去に売却を経た整体学校には、
東京リエイチ整体アカデミー(旧:ウィルワン整体アカデミー)さんや、

東京療術学院さんがあります。

 

東京リエイチ整体アカデミーさんは、

最近、講師の方のお一人を代表にしたエステスクールを立ち上げられたようですね。


こちらが、

「一般的なニーズがあって」、または「生徒さんからの要望」を背景に立ち上げられたなら良いですが、

「整体学校運営が立ちいかなくなって」が理由で新たな事業に着手されたのだとしたら、

通われる生徒さんからすると少し今後が心配になるでしょう。

 

東京療術学院さんは、

整体や施術、サロン事業とはまったく関連の無い親会社になっている点は、

ファンド会社と同じく、利益最優先の運営になっていかないかは少し気になります。



ちなみに、

YMCさんに通われて、卒業までに至らず今回の学校閉鎖に直面された方や、
YMCさんに通おうとされていらして、通学先に迷われている方がいらしたら、
本当にお困りだと思います。

『10年以上運営されている整体学校』で、

『創業者のまま、設立時の想いが継続されているだろう』
という要件を満たす整体学校は、東京では、
東京整体学院いろは学舎さんと、
ソフィア整体アカデミーさん
があります。

 

それぞれタイプが異なりますが、
YMCメディカルトレーナーズスクールさんへの入学を検討されていらした方、
通われて施術の習得が中途半場になってしまわれた方にとってお勧めできる整体学校は、

ベースとなる整体の技法に共通点が見受けられる点、
また、
(YMCさんと同様に)カイロプラクティック、パートナーストレッチ、
リフレクソロジーがある点などから、

東京整体学院いろは学舎さんの方だと思います。


授業における違いとしては、

YMCさんの特色のひとつ、ベビーマッサージ等は無いですが、

逆に、YMCさんにはないリンパドレナージュ、タイ古式マッサージがある点、
さらに、より主訴(お客様の抱えるお悩み)に
ダイレクトに対応できる整体技法などが学べる点があり、

また、
生徒さんのサポートにおいては、
YMCさんが「受講して修了」という受講システムなのにたいして、
いろは学舎さんは「修得するまで、また卒業後も通える」という点がるので、
就職や開業など、お仕事にしていきたい方にとっては、
むしろよりいい環境と言えるでしょう。

経営母体の資金規模としては、
おそらくYMCさんに及びませんが、
施術のお仕事を目指されるうえでは、
学べることはYMCさん以上に実践的でしょうし、

就職や開業をされるまでの支援は、
いっそうチカラを入れている点からも、
通われる生徒さんにとっては、
むしろ、YMCさんの上位互換の整体学校として、
まず検討されると良いと思える学校です。

東京整体学院いろは学舎さんについては、昨年もお話しましたが、
(しゅりによる補足:
 実際には、「昨年」ではなく、今年初めのブログ記事、
整体学校・整体スクールのおすすめ評価ランキング2024年
 の中でのお話のこと)

先ほど挙げた、「企業としての利益追求型の経営」より、
いろは学舎さんは、「生徒さんにとって良い環境」の方を
重視されている取り組みを多くしている点でも好感が持てます。

 

ただし、
先生や教室の雰囲気、一緒に学ぶ生徒さんなど、

ご自身とマッチするか実際に確かめて、検討されていくといいでしょう。
まずは、ご見学されて比較すると良いと思います。
 

 

しゅり)
ありがとうございます。

ほか、自分の通う学校が突然閉校となったらかなり辛いことですが、

閉校の兆候を見極める方法などはありますか?

 

Kさん)

これは正直なところ難しいですよね。
 

YMCさんを含めて、閉校という判断も、
当然したくてされるわけではないですし、

経営陣も、閉校が決定してから告知をされるまで、
できるだけ計画的に秘密裏に進める中で、

これから入学する方が、それを見極めるのは、なかなか難しいと思います。

 

これは、整体学校を問わず、どんなサービスもそうですよね。
利用者さん、消費者の立場で、サービスの終了を事前に把握することは難しいです。

 

しいて言えば、

学校見学の際に、
『最近、入学された方がいらっしゃるかどうか』
を直接確認することでしょうか。

 

閉校される場合の大きな原因のひとつとしては、
「生徒さんが集まらなくなったから」
という点が挙げられます。

わたしが知っている、ほかの整体学校の閉校のケースでも、
全盛期は、常に10~15人くらいの生徒さんが通っていらしたのが、
最後、閉校する直前は、一人、二人くらいの生徒さんしかいなかった状態でした。

そういった意味でも、
以前からよく言っているのですが、

『学校見学の時に、授業自体も体験させてもらえるか』

がとても大切です。


授業を見学、できれば体験参加されてみないと、
入学してから、「あれ、ほかに生徒さんほとんどいないの?」と
不安になってしまうかもしれません。


見学に行くと、

基本、「担当者から学校の説明を聞いて終わり」、
もしくは、「講師の施術を少し受けて終わり」で、
授業に触れることがあったとしても、
「遠巻きに少し見学して終わり」、

という見学の形式をとっている整体学校がほとんどです。

 

それでは、

『通っている生徒さんが、授業内容に満足しているのか』、
という大事なことが確認できないですし、


今回ご提案した 対策、

『最近、入学された方がいるのかどうか』
も確認できません。

 

なので、『実際の授業を体験させてくれる整体学校』に絞って、

「授業を体験させてくれないところは、選択候補から外す」くらいに考えてもいいと思います。


 

しゅり)
そうですね。

ある意味、そこ、「授業そのもの」と、
「その授業を受けている人の感想」が
一番大事な判断材料ですね。

 

ありがとうございます。

 

今回は、

YMCメディカルトレーナーズスクールさんの全校閉校について、
「想像されるその背景」や、
「整体学校業界への影響」、

「突然の閉校リスクの無い学校選びのコツ」
などについて、整体学校元講師の人に話を聞いてみました。

 

Kさん、ありがとうございました。

 

__________

 

▼東京の整体学校ランキングも掲載しています▼

今まで、いろいろな方にお話をうかがった集大成です。

今回、お話しいただいたKさんにランク付けしていただきました

整体学校を探しているという方のお役に立てばうれしいです。

 

また、2025年に入り、
以下の記事も掲載しました。

 

 

今後も、いろいろな方にお話をうかがい

ブログにまとめていきます。

これからも
整体やリラクゼーションの業界を目指す方にとって
整体学校の情報のほか
店舗や業界の情報を発信していきます。

引き続き、整体学校やサロンの情報を収集しています。

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