TODAY'S
 
​読書






​俺たちの箱根駅伝

池井戸潤




​あらすじ 



明誠学院大学陸上競技部
かつては、

箱根駅伝で連覇したこともある名門校だった


本選出場を2年連続で逃したチーム、

そして卒業を控えた主将・青葉隼斗にとって、

10月の予選会が箱根へのラストチャンス


故障を克服し、

渾身の走りを見せる隼斗に襲い掛かるのは、

「箱根の魔物」

隼斗は、明誠学院大学は、

箱根路を走ることが出来るのか?


一方、「箱根駅伝」中継を担う

大日テレビ・スポーツ局


プロデューサーの徳重は、

編成局長の黒石から降ってきた

難題に頭を抱えていた
「不可能」と言われた

箱根中継を成功させた伝説の男から、

現代にまで伝わる

テレビマンたちの苦悩と奮闘を描く



「寄せ集め」チームが箱根に抱いた夢の行方

217.1Km。
伝説のレース、開幕!












​まるでドラマを観ているよう 


池井戸潤さんの本は

「半沢直樹」シリーズにしても

「下町ロケット」シリーズや

「花咲舞が黙ってない」「ハヤブサ消防団」

「アキラとあきら」

「陸王」「ノーサイド・ゲーム」…にしても


読みながら

情景も人物も

その映像が目の前に

浮かんで見えてくるような本です


脚本を読んでいるような

読みながらドラマを観ているような

そんな気になる本ばかりです


そして必ず、イヤな奴が出て来て

毎回、分かりやすく

すっごいイヤな事を言ってくる(笑)




下巻は読みながら、

涙がポロポロ止まりませんでした…


早く続きが読みたくて、

電車の中で読んだのがまずかった

読みながら涙が出て来て、

ようやく落ち着くと、

また次に襷が渡り、また泣き…


ボヤけて読めないので

ハンカチで涙を拭きながら読みました

あ〜〜〜良かった

ほんとに読んで良かった


下巻は特に読むのが止まらないので、

一気に家で読むのが

正解かもしれません(泣くし)



選手たち一人一人の想い

選手たちのことを想う周りの人たち

なんて優しい本なんだろうと思いました


「俺たちの箱根駅伝」

本文にこの言葉が出て来た時は

心がキューーっとなりました

俺たちの箱根駅伝って、

こういうことかって思います



それにしても

甲斐真人監督

辛島文三アナウンサー

ほんとに、ほんとに泣かせないで下さい!

読めなくなっちゃうから!!


早くドラマ化して欲しい1冊です!

絶対おすすめです!