沖縄リストより
沖縄のウタキは先祖と神を
崇める大事な場所である。
最近、初めての相手と仕事の
打ち合わせをしていますと、
沖縄生まれ沖縄育ちの方でした。
打ち合わせの休憩時に、
「ウタキに地元の人は行かれる
のですか?」と聞いてみました。
御嶽(ウタキ)
ウタキ(御嶽)は、沖縄で神様を
祭る神聖なる場所のこと。
各地域の村には1つ以上のウタキ
があり子どもを授ける産土神社の
ような役割をする精霊を祭る。
沖縄では御嶽はあちらこちらに
あるため、自由に見学できる
ことが多い。
しかし、興味本位で御嶽に足を
踏み入れることは、絶対に避ける
べきである。
もしお詣りするときは地元の人や
ユタ(巫女)に案内されていく事が
一般的である。
琉球王国時代において、神事を
司るのは女性とされていた。
その形態は今でも受け継がれて、
現在においても御嶽は男性禁制と
しているところが多い。
その沖縄の方は
「地元民はウタキには近寄らない
ですよ」とのことです。
その理由を訪ねました。
そうしますと、
・普段からそこの神様を祭って
いない人がウタキに入ると、
ろくなことが無い。
・洒落にならない、生死に関わる
話が普通に有る。
・特に、久高島などは、地元民は
行かない。
・もし久高島のウタキに入って、
知らずに靴の底に砂が付いたまま
家に帰るとヤバい話が普通にある。
ましてや、貝殻や、島に有る何かを
意識して取って帰ると、必ず神罰が
起こる。
・久高島には入っても良い地元の
血筋の家系が決まっている。
その場所を観光地にしているから
知らずに来る観光客は、その後は
どうなんでしょうかねえ〜。
と沖縄の方は言われておりました。
どれも腑に落ちる内容です。
もし、
無事のままで済んでいる人でも
御本人が気付いていない神罰を
受けておられます。
・独身に成るということです。
・相手がいても、伴侶がいても、
別れるか、離婚するか、他界
されるかで独身になる。
ということでした。
これは、
「身を捧げて神に仕(つか)えろ」
という意味も深奥にありましょう。
やはり本当に神様が鎮まる聖地に
入る時は、命懸けであるべき。
ということです。
甘くないのです。
ことわざに言う、
「触らぬ神に祟り無し」です。
自分が何を求めて近付くのか?
これが重要です。
必ず交換条件は来ます。
聖域を侵した神罰の場合は、
謝罪のために再度、お詣りに
行くのは良く無い。
やぶ蛇です。
(余計な事をして状況を悪くする、
しなくてもよいことをして危難に
遭うこと)
その場合は違う神様(地元の神様)に
お詣りして謝ること。
今年は蛇年です。
蛇年の特徴
隠れていた、妬み、恨み、裏切り
などが露見する。
金融も荒れるのが蛇年の傾向。
万事塞翁が馬。
最悪だと思えたことも、
変わることを期待しましょう。