ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルの電波は、日本国内でしか届きません。
だから、海外に行くと 「いつも使ってる電波がなくなる」 ので、スマホが止まってしまうんです。
「え?なんで?スマホってどこでも使えるんじゃないの?」
と思っていませんか?
じつは、スマホは 電波を使うための「身分証明書(のようなもの)」 を持っていないと、インターネットにつながらない仕組みになっています。
この記事では、
海外でスマホが使える仕組みと、4つの方法!について、超わかりやすく説明します!
この記事を読むことで、
海外旅行に行くときに『なにを使ってスマホをネットにつなげるか』を
- 「検索したら最初に出てきたから〜」
- 「友達も使ってたから〜」
- 「会社の同僚が言ってたから〜」
- 「CMとか広告でよく見るから〜」
- 「ネット=WiFi=スマホ代節約〜」
みたいな理由では、絶対に選べなくなります!
海外旅行でまだWi-Fiレンタルを使うつもりなら、ズバリ・・・!
- 海外でスマホがつながらない?そのままでは使えない理由を解説!
- どうしたら海外の通信会社の電波を使えるの?
- 「海外でもスマホがそのまま使える!」と携帯会社が言っているけど……どういうこと?
- じゃあ、なんで海外ローミングならスマホそのままでネットが使えるの?
- スマホが海外の電波を使うとき、どういう流れでつながるの?
- どうして海外ローミングはお金がかかるの?
- 海外でスマホを”そのまま”使える海外ローミング|使うなら絶対に忘れてはいけないこと!
- 「海外定額プラン」申し込みってどうすればいい?
- 海外ローミングの裏側で起きていること|まとめ
- 海外でネットを使うには?SIMの仕組みとeSIMの登場!
- 海外でスマホを使うには?SIMを替えるだけで使えるしくみ
- 海外旅行その国のSIMカードはどこで買えて、いつ交換すればいいの?
- 海外でスマホを使う方法|海外に着いたらどうすればいいの?まとめ
- 海外向けeSIMって何?海外で使えるSIMカードとどう違うの?
- eSIM(イーシム)は、スマホの中にある「見えないSIMカード」
- じゃあ、海外で使えるeSIMってどうやって使うの?
- 海外旅行で使えるeSIMはどこで買えるの?
- 海外旅行で使えるeSIMと、SIMカードの違いってなに?
- 海外旅行でeSIMを使うメリットは?
- 海外旅行で使うなら、eSIMはどんな人におすすめ?
- 海外でeSIMを使ってネットを使う手順
- 海外で使えるeSIMを知っていると海外旅行がもっとラクに!|まとめ
- 海外向けeSIMと海外ローミングの違いは?
- 海外Wi-Fiルーターって何?仕組みと使い方をわかりやすく解説!
- Wi-Fiルーターの仕組みを解説!中身はスマホと同じ!
- モバイルWi-Fiルーターは「持ち運びできるWi-Fi」!
- 海外向けWi-Fiルーターは必要?レンタルする理由と注意点
- 海外向けWi-Fiルーター(レンタル)まとめ
- 海外でスマホを使う方法|まとめ
海外でスマホがつながらない?そのままでは使えない理由を解説!

日本でスマホを使う場合、ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルなど、それぞれの通信会社の電波を使ってインターネットをしています。
でも、海外ではそれらの電波は届きません。
だから、なにもせずに海外へ行くと 『どの電波を使えばいいの!?』 とスマホが迷子になってしまうんです。
じゃあ、どうして海外でネットを使える人がいるの?海外でスマホを使える人は何をしてる?
じつは、海外にも日本と同じように、通信会社があり、それぞれが電波を飛ばしています。
たとえば…
あなたがフランスに行ったとします。
フランスでは、Orange(オレンジ)やSFR(ソシエテ・フランセーズ・デュ・ラディオテレフォン)などの通信会社が電波を飛ばしています。
でも、あなたのスマホは日本の通信会社(docomo、au、ソフトバンク、楽天モバイルなど)の電波しか使えません。
だから、そのままでは海外でネットが使えないんです。
国 | 日本でいう「ドコモ」や「au」などにあたる海外のおもな通信会社 |
---|---|
アメリカ | ・AT&T(エーティーアンドティー) ・T-Mobile(ティーモバイル) |
フランス | ・Orange(オレンジ) ・SFR(エスエフアール) |
韓国 | ・SK Telecom(エスケーテレコム) ・KT(ケーティー) |
タイ | ・AIS(エーアイエス) ・TrueMove(トゥルームーブ) |
つまり、海外でネットを使うためには、「海外の通信会社の電波」を使わないといけないんです!
どうしたら海外の通信会社の電波を使えるの?
その方法がこの4つです。
- 日本の通信会社の「海外でもスマホ・携帯電話がそのまま使えるサービス」を利用する
→(海外ローミング) - スマホの中に、その国の電波を使うことができる新しいSIM(スマホの身分証明書)を追加する
→(eSIM) - 今スマホに入っている(ドコモなど)の電波を使えるSIM(スマホの身分証明証書)を、その国の電波を使えるSIM(スマホの身分証明書)と入れ替える
→(SIMカード) - スマホではなく、「海外でネットを使えるようにしてくれる別の機械」をレンタルする
→(海外Wi-Fiルーターレンタル)
「海外でもスマホがそのまま使える!」と携帯会社が言っているけど……どういうこと?

「海外旅行に行っても、スマホがそのまま使える!」
「え?でも、海外にはドコモとかauの電波って飛んでないんじゃないの?」
そうなんです!
日本の通信会社の電波は、海外では飛んでいません。
それなのに、なぜか 「日本のSIMのままで海外でスマホが使える」 ことがあるんです!
その理由は、日本の通信会社(docomo・au・ソフトバンク・楽天モバイル)が 「ローミング」 というサービスを使って、海外の電波を「借りる」ことができるからです。
これを 「海外ローミング」 といいます。
じゃあ、なんで海外ローミングならスマホそのままでネットが使えるの?
答えは 『じつは、海外の通信会社と日本の通信会社が、つながっているから』 です。
では、その裏側でなにが起きているのか、くわしく見ていきます!
海外到着!スマホの中では何が起こっている?
ちょっと、むずかしく感じるかもしれませんが、かみ砕いて説明していきます。
あなたが海外に到着して、スマホの電源を入れる、もしくは機内モードをオフにした瞬間、スマホの中では こんなことが起きています。
① スマホが「日本の電波がない!」と気づく
日本ではいつもドコモ・au・ソフトバンクの電波があったけど、今はどこにもない…。
② 「使える電波を探せ!」と指令が出る
スマホは周囲の電波、「つながれる電波」をさがします。
③ 「どの通信会社を使えるかチェック」
スマホには「ローミングできる通信会社リスト」が入っています。
たとえば、アメリカに行った場合…
✅ AT&T(アメリカの通信会社)
✅ T-Mobile(アメリカの通信会社)
スマホは 「どっちの電波が強いかな?」 とチェックし、より強い電波につながります。
④ 「このスマホ、ローミングOK?」と確認が入る
AT&Tが、あなたのスマホに向かって「君はドコモの契約者?ローミング使える?」と聞きます。
⑤ ドコモが「OK!使っていいよ」と承認
ドコモがAT&Tに「この人はうちの契約者だからローミングOK!」と許可を出します。
⑥ AT&Tがスマホに「通信OK!」と通知
こうして、あなたのスマホが海外の電波に正式につながるんです。
スマホが海外の電波を使うとき、どういう流れでつながるの?
たとえば、
あなたが海外でGoogleマップを開いたとき、スマホの中では こんなことが起きています。
◇インターネットを使うとき(例:ドコモのスマホをもって、アメリカでGoogleマップを開く)
- スマホ:「Googleマップを開きたい!」とリクエスト
- AT&T(アメリカの通信会社)が受け取る
- AT&Tがドコモに「この人、Googleマップ開こうとしてるよ!」と連絡
- ドコモがGoogleに「この人がマップ開きたいって!」と伝える
- Googleが「OK、地図データを送るよ!」
- ドコモがAT&Tにデータを送る
- AT&Tがスマホに届ける
こうして、あなたのスマホに Googleマップの地図が表示されるんです。
どうして海外ローミングはお金がかかるの?
日本でスマホを使うときは、ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルなどの電波を使っているので、その会社にだけ料金を払います。
でも、海外では…
『その国の通信会社(AT&TやOrangeなど)の電波をかりる』 → ドコモは、あなたのスマホに電波をかしたその国の通信会社にお金を払わないといけない。
→『ドコモが、その分の料金をあなたに請求する』 → だから、海外ローミングは高くなる。
ここで大事なのは、なにもせずに「海外の通信会社の電波を“そのまま”使う」と、あとですごい金額の請求書が家に届くことになります。
海外でスマホを”そのまま”使える海外ローミング|使うなら絶対に忘れてはいけないこと!

日本の通信会社(ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルなど)は スマホを海外でそのまま使っても「料金が高くならないようにするための特別なプラン」 を用意しています。
それが「海外定額プラン」です。
海外定額プランを申し込むのと、申し込まないのはどう違うの?
この 「海外定額プラン」 を 申し込むか、申し込まないか で、お金のかかり方が大きく変わります!
たとえば、あなたが海外旅行に行くとします。
「海外定額プラン」を “申し込んで” 海外でネットを使ったら?
- スマホでネットを使った分に関係なく、1日〇〇円で使い放題
- スマホが「定額プランがある」と分かるので、勝手に高額請求にはならない
- LINE、Googleマップ、インターネットなど、普通に使える
✅ お金がかかる仕組み:
・1日○○円の料金が発生する
・スマホが何をしても「定額の範囲内」
✅ 例:
・1日980円なら、どれだけネットを使っても1日980円で済む
「海外定額プラン」を “申し込まない” で海外でネットを使ったら?
- スマホは「この人は定額プランなし」と判断する
- スマホが勝手にネットを使うだけで、1MB(ほんの数秒の通信)で数千円の請求が発生する
- 1GB(YouTubeを30分見るくらい)使うと、 数十万円の請求 が来ることもある
✅ お金がかかる仕組み:
・ネットを使った分だけ、どんどん料金が上がる
・スマホのアプリが勝手に通信すると、そのたびに請求される
✅ 例:
・1GB(たった1時間のネット通信)で 数十万円の請求
・海外旅行から帰ってきたら「スマホ代が50万円!?」ということもある
スマホの中では何が起こっているの?
あなたのスマホは、いろんなアプリが勝手にインターネットを使っています。
そのため、あなたが何もしなくても、海外に行くと 「スマホが自動でネットを使ってしまう」 んです。
たとえば・・・
- LINEのメッセージの通知を受け取る → 通信が発生
- Googleマップを開く → 通信が発生
- インスタグラムの写真が更新される → 通信が発生
- 天気予報アプリが新しい情報を取得する → 通信が発生
この、スマホの『勝手にネット』 に対しても、海外では 『1MBあたり数千円』 という高額料金が発生します。
✅ 海外定額プランを申し込んでいない場合:
→ たった1回のLINE通知で数千円の請求が来ることもある
✅ 海外定額プランを申し込んでいる場合:
→ スマホが「定額プラン内だから、安心して通信してOK」と判断する
「海外定額プラン」申し込む・申し込まない|なにが変わるのか比較!
ポイント | 海外定額プランを申し込んだ場合 | 海外定額プランを申し込んでいない場合 |
---|---|---|
お金のかかり方 | 1日980円などの定額で安心 | 使うたびにどんどん請求が増える ↑ |
ネットの使いやすさ | 日本にいるときと同じ感覚で使える | 高額請求が怖くて自由に使えない |
スマホの通信 | 普通に使ってOK! | 勝手な通信が発生すると、一瞬で数万円の請求が来る |
安心感 | 使いすぎても1日○○円なので安心 | 何MB使ったか気にしないと、いつの間にか高額請求! |
「海外によく行くし、スマホの設定とかがとにかく苦手だから、これがいちばん楽」と、
どうしてもいうなら・・・
→ 絶対に申し込むべき!その理由
📌 申し込めば、どんなに使っても1日○○円で済む
📌 申し込まないと、気づかないうちに数十万円の請求が来ることもある
📌 スマホは勝手に通信するので「自分はネットを使ってない」と思っても関係ない!
「海外定額プラン」申し込みってどうすればいい?

申し込み方法は、通信会社の公式アプリやウェブサイトから簡単にできます!
✅ ドコモの場合:
『海外でスマホ・携帯電話をつかう 』海外向けのサービス/申し込みはこちら → docomo公式サイトへ
✅ auの場合:
『海外で使う』 海外向けのサービス/申し込みはこちら→ au公式サイトへ
✅ ソフトバンクの場合:
『海外で使う』 海外向けのサービス/申し込みはこちら → Soft Bank公式サイトへ
✅ 楽天モバイルの場合:
『追加申し込み不要でそのまま使える』海外向けのサービス/申し込みはこちら → 楽天モバイル公式サイトへ
海外ローミングの裏側で起きていること|まとめ
例):日本で、楽天モバイルのスマホを使っている場合
◇ 海外に着いたら…
🔹 スマホが電波を探す
🔹 使える通信会社を選ぶ
🔹 通信会社が「ローミングOK?」と楽天モバイルに確認
🔹 楽天モバイルが「OK」と承認
◇ ネットを使うと…
🔹 スマホ → 海外の通信会社 → 楽天モバイル → インターネット → スマホ
◇ 電話をかけると…
🔹 スマホ → 海外の通信会社 → 楽天モバイル → 日本の相手のスマホ
◇ ローミングが高い理由は…
🔹 あなたが、海外の通信会社の電波をかりる。あなたが借りた分だけ、楽天モバイルが海外の通信会社に料金を払う。楽天モバイルは、その分をあなたに請求する 。
申し込み忘れて海外に行ったらどうなるの?
→ 制限なく、その国の通信会社の電波を借りることになります。
→ 日本に帰国したあと、恐ろしい額の請求書が届くことも!
→ まず、機内モードをONにしてスマホが通信できないようにしてください!
→ すぐにWi-Fiを探して、日本の通信会社のアプリから申し込んでください!
→ もしくは、「旅行先の国で使えるSIMカードかeSIMを買う」← このあと、くわしく解説していきます。
海外ローミングができる!これもすべてスマホがSIM(シム)をもっているからです!
『SIM(シム)はスマホの「身分証明書」みたいなもの』で、このおかげで海外ローミングもできるんです。
次は、このSIM(シム)についてお話ししていきます。
海外でネットを使うには?SIMの仕組みとeSIMの登場!

SIM(シム)って聞くと、「あの小さいカードのこと?」と、なんとなく知っている人もいれば、
「なにそれ?」という人も中にはいるかもしれません。
でも、これを知っていることで、毎月のスマホ代を安くおさえられたり、海外旅行に行くときにも、とても役に立ちますよ。
SIM(シム)ってそもそも何をしているの?
SIM(シム)はただのカードじゃなく、スマホがネットにつながるために必要な「身分証明書」 の役割をしています。
たとえば、あなたがスマホを使っているとき、
✅ どの通信会社(ドコモ・au・ソフトバンクなど)の電波を使うのか?
✅ どのプラン(ネットをどのくらい使える?1GB?)で契約しているのか?
✅ どんな電話番号が紐づいているのか?
これらの大事なことをすべて、スマホの中のSIM(シム)が管理しているんです。
これは、あなたが海外にいたとしても同じです。
SIM(シム)はスマホの「身分証明書」!
スマホは、電波がなければインターネットも通話も使えません。
その電波を「どの通信会社から受け取るか」を決めるのが SIMカード なんです。
たとえば、ドコモのSIMを使っている人は、ドコモの電波を使ってネットや通話をしています。
これは、SIMが「このスマホはドコモの契約者ですよ!」と通信会社に伝えているから なんです。
同じように、auのSIMならauの電波、ソフトバンクのSIMならソフトバンクの電波を使うことができます。
SIMがあるおかげで、スマホは『この電波を使っていいですよ!』と判断できるんです。
SIMがあるから、スマホはスムーズにネットにつながる!
スマホの中のSIM(シム)は、ただ電波を受け取るだけではなく、「どの通信会社の電波なのか?」をきちんと判断して使っています。
この判断をするために、SIMが「このスマホは○○の通信会社の契約者です」と証明しているんです。
たとえば、あなたがソフトバンクのSIMを使っているとします。
スマホは 「この電波はソフトバンクのものだから使ってOK!」 というふうに判断して、スムーズにネットにつながっています。
逆に、契約していない通信会社の電波を見つけた場合、
SIMは 「この電波は契約していないから使えません」と判断して、勝手につながることはないんです。
つまり、SIMがあるからこそ、スマホは自動的に自分の通信会社の電波を使い、スムーズにネットにつながることができるんです。
海外でスマホを使うには?SIMを替えるだけで使えるしくみ

ここからは、今のSIMを海外用のSIMに替えてスマホを使えるようにする方法についてお話しします。
海外旅行に行くとき、スマホをそのまま使えるようにする方法の1つが「SIMを替えること」 です。
スマホは、日本では日本の電波を使い、海外ではその国の電波を使うことで、インターネットにつながります。
その切り替えのカギを握っているのも 「SIM(シム)」 です。
海外でスマホを使うには「日本のSIMを海外用のSIMに交換する」
海外の通信会社の電波を使うためには、「私は日本の契約者です!」ではなく、「私はこの国の通信会社の契約者です!」と証明することが必要 になります。
そのためにできるのが、SIM(シム)を交換すること。
つまり、『今、日本で使っているスマホに入っているSIMカードを海外用のSIMカードと入れ替える』ということです。
SIMを替えることで、
📌 「私はこの国の通信会社の契約者です!」とスマホが証明できるようになる
📌 スマホがその国の電波を使えるようになる
📌 日本と同じように、その国でインターネットが使える
という流れになります。
海外では、日本のSIMカードではなく「海外のSIMカード」を使う
日本に(docomo、au、ソフトバンク、楽天など)通信会社があるように、海外にもそれぞれの国に通信会社があります。
その国の通信会社のSIMカードを入れると、その通信会社の電波を使えるようになるんです。
たとえば、
フランスに行ったら…
📌 「Orange(オレンジ)」のSIMカードを入れると、Orangeの電波を使ってネットができます!
📌 「SFR(エスエフアール)」のSIMカードを入れると、SFRの電波を使えるんです!
韓国に行ったら…
📌 「SKT(エスケーティー)」のSIMカードを入れると、SKTの電波を使えるんです!
📌 「KT(ケーティー)」のSIMカードを入れると、KTの電波を使えるんです!
こうして、行く国ごとに、その国の通信会社のSIMカードに交換することで、海外でもスマホを使えるようになります!
「SIMカードを交換する」=「スマホがつかう電波の種類をかえる」
だから、海外でもインターネットが使えたり、現地の電話番号が割り当てられたりするんです。
海外旅行その国のSIMカードはどこで買えて、いつ交換すればいいの?

SIMカードを交換すれば、海外でもスマホが使えることがわかりましたね。
でも、ここで新しい疑問が出てくるかもしれません。
たとえば・・・
✅ SIMカードはどこで買えばいいの?
✅ いつ交換すればいいの?
✅ 日本のSIMカードは捨ててもいいの?
これらの疑問を、一つずつ解決していきます!
海外に到着!その国のSIMカードはどこで買えるの?
海外のSIMカードは、日本でスマホを契約するときと同じように、その国の通信会社から提供されています。
では、どこで手に入れられるのでしょうか?
📌 一番確実なのは、空港のSIM販売カウンター!
- 海外の空港には、到着ロビーに通信会社のカウンターやSIMカードの販売店があります。
- ここで、SIMカードを買ってその場で交換できます。
📌 街中のショッピングモールやコンビニでも買える!
- 主要な都市では、ショッピングモールや駅の近くのコンビニでSIMカードが売られています。
- ただし、店員に「スマホの設定をしてもらう」必要がある場合もあるので、英語が不安な人には空港で買うのが安心です。
📌 事前に日本で買える場合もある!
- 旅行前にAmazonや専門ショップで「海外で使えるSIMカード」を買っておけば、現地でさがす手間がなくなります。
海外に到着!SIMカードはいつ交換すればいいの?
SIMカードを交換するタイミングも気になりますよね。
📌 おすすめは「飛行機を降りてから」
✅ 空港に着いてから、SIMカードを買ってその場で交換すればOK!
✅ スマホの電源を切って、SIMカードを入れ替えて、電源を入れればすぐ使えます。
📌 「飛行機の中で交換しておく」のはどう?
✅ 事前に日本でSIMカードを買った人は、飛行機の中で入れ替えておくこともできます。
✅ ただし、電波は飛んでいないので、到着するまでネットにつながるかどうか確認できません。
✅ そのため、飛行機を降りてから交換するほうが安心 です。
📌 「ホテルに着いてから交換する」のは?
✅ 街中でSIMを買う場合は、ホテルに到着してから交換するのもアリです。
✅ ただし、空港からホテルまでネットが使えないと困るかもしれません。
✅ だから、空港で買って交換するのが一番スムーズ!
海外のSIMカード入れ替え完了!日本のSIMカードは捨ててもいいの?
いいえ!日本のSIMカードは 絶対に捨てないでください!
📌 理由①:日本に帰ったらまた使うから
🛬 日本に戻ったら、また日本のSIMカードをスマホに入れないと、元の通信会社の電波が使えません。
📌 理由②:なくすと、スマホの契約をやり直さないといけない場合もある
📞 もし、日本のSIMカードを捨ててしまったら、日本に戻ってから新しくSIMカードを再発行する手続きが必要になります。
📞 この手続きは、時間もお金もかかることが多いので、絶対になくさないようにしましょう!
📌 どうやって保管する?
✅ 使っていないSIMカードは、小さなケースや袋に入れて、財布やパスポートケースにしまっておくのがおすすめ!
✅ SIMカードはとても小さいので、そのままポケットに入れておくと失くしやすいです
海外でスマホを使う方法|海外に着いたらどうすればいいの?まとめ
✅ 海外のSIMカードは、空港・街のショップ・コンビニ・日本の通販で買える!
✅ SIMカードを交換するのは「空港で買ってすぐ」が一番スムーズ!
✅ 手順
- スマホの電源を切る
- SIMカードを差し替える
- スマホの電源を入れる
- スマホが「新しい身分証明書」を認識して、ネットが使えるようになる!
✅ 日本のSIMカードは絶対に捨てず、帰国までしっかり保管しておく!
これで、SIMカードを交換して海外でスマホを使う方法がバッチリですね!
海外向けeSIMって何?海外で使えるSIMカードとどう違うの?
ここまで、「海外でスマホを使う方法」 のひとつとして「SIMカードを交換する」方法を紹介しました。
でも、SIMカードを交換する以外にも、「eSIM(イーシム)」という方法 があります。
「SIMカードを交換するのはわかったけど、eSIMって何?」
「SIMカードとeSIMは、どう違うの?」
そう思うかもしれませんね。
ここからは、『eSIM』がどんなものなのか、そして『どうやって海外で使えるようになるのか』を、できるだけわかりやすく説明していきます!
eSIM(イーシム)は、スマホの中にある「見えないSIMカード」
これまでのSIMカードは、小さなチップのようなカードをスマホに入れて使っていましたよね。
でも、eSIMはちょっと違います。
📌 eSIMは「スマホの中に埋め込まれているSIMカード」
📌 カードを入れ替えなくても、新しいSIM情報をスマホに追加できる
つまり、物理的なカードを入れ替える必要がないんです!
たとえば、普通のSIMカードは…
✅ 「手に持てる、入れ替えできるカード」
✅ 日本にいるときは、日本のSIMをスマホに入れて使う
✅ 海外でスマホを使うには、日本のSIMを抜いて、海外のSIMカードに交換する
でも、eSIMは最初からスマホの中に組み込まれているので、交換する必要がありません!
代わりに、『スマホに「新しいSIM情報」を登録するだけ』 で、海外の通信会社の電波を使えるようになります。
じゃあ、海外で使えるeSIMってどうやって使うの?
eSIMを使うには、次の3つのステップが必要です。
1️⃣ 日本にいる間に、海外用のeSIMを買う
2️⃣ スマホに「海外のSIM情報」を登録する
3️⃣ 海外に着いたら、スマホの設定を切り替えるだけ!
これだけで、海外の電波を使えるようになるんです!
SIMカードを差し替える必要がないので、入れ替えの手間がなくなる のが、eSIMの大きなメリットです。
海外旅行で使えるeSIMはどこで買えるの?
eSIMは、普通のSIMカードのように「お店で買う」ものではありません。
✅ eSIMはオンラインで購入するのが基本!
✅ スマホやパソコンで注文し、そのままスマホに登録できる!
📌 eSIMを販売している主な場所
- eSIM専用の販売サイト:
(例:JAPAN&GLOBAL eSIM、Glocal eSIM、VOYAGEESIM、World eSIM、trifaなど) - 通信会社の公式サイト:
(海外の通信会社が直接販売しているものもある)
📌 eSIMの購入方法
- eSIM販売サイトで、自分が行く国のプランを選ぶ
- スマホで購入手続きをする(クレジットカードで決済)
- 購入後に送られてくるQRコードをスマホでスキャンする
- eSIMがスマホに登録される!
これで、海外に行ったときに 「スマホの設定を切り替えるだけ」 でネットが使えるようになります!
海外旅行で使えるeSIMと、SIMカードの違いってなに?
普通のSIMカードとeSIM、どっちを選べばいいの?
その違いを比べてみます。
比較項目 | eSIM | 普通のSIMカード |
---|---|---|
形 | スマホの中に組み込まれている(見えない) | 小さなチップのようなカード |
購入方法 | オンラインで購入&登録 | お店で購入、または日本で事前購入 |
使い方 | QRコードを読み取って登録するだけ | スマホのSIMカードを入れ替える |
設定の手間 | SIMを入れ替える必要がないのでラク! | 物理的にカードを入れ替える必要がある |
スマホの対応 | eSIM対応のスマホでないと使えない | ほぼすべてのスマホで使える |
海外旅行でeSIMを使うメリットは?
海外への旅行や出張でeSIMを使うメリットはこの3つ!
- SIMカードを交換しなくていい!
- なくす心配がない!
- 日本にいながら準備できる!
✅ SIMカードを交換しなくていい!
普通のSIMカードは、海外に着いたらスマホの電源を切って、SIMカードを抜いて、新しいSIMを入れて…という作業が必要ですよね。
でも、eSIMなら 事前に登録しておけば、海外に着いてスマホの設定を少し変えるだけ!
✅ なくす心配がない!
普通のSIMカードは小さいので、交換したときに 日本のSIMをなくしてしまうこと もあります。
でも、eSIMなら 「入れ替え」ではなく「登録するだけ」 なので、日本のSIMをどこかになくす心配がありません!
✅ 日本にいる間に準備できる!
普通のSIMカードは、海外に着いてから買うことが多いですが、eSIMは 日本にいる間に購入&登録ができる!
そのため、現地に着いてから慌てることなく、すぐにスマホを使い始められるんです。
海外旅行で使うなら、eSIMはどんな人におすすめ?
eSIMは、普通のSIMカードと比べて 「入れ替える手間がない」「なくす心配がない」「日本で準備できる」 というメリットがあります。
✅ こんな人にはeSIMが向いている!
⭕️ マホの設定をちょっと触るのはOKだけど、SIMカードを入れ替えるのは面倒くさい!
⭕️ 日本にいる間に、海外のネットの準備を全部終わらせておきたい!
⭕️ 小さいSIMカードをなくすのが不安だから、できるだけシンプルにしたい!
でも、次のような人は 普通のSIMカードのほうが合っている かもしれません。
❌ SIMカードを自由に入れ替えて、違うスマホでも使いたい!
❌ eSIM対応のスマホを持っていない!
❌ 現地の電話番号が必要!(お店やタクシーで使いたい)
どちらがいいかは、「自分がどう使いたいか」 によって変わります。
海外でeSIMを使ってネットを使う手順
手順は以下の3ステップ!
- eSIMを買う(日本で準備!)
- スマホにeSIMを登録する
- 海外に着いたら「eSIM」をオンにするだけ!
✅ 1. eSIMを買う(日本で準備!)
📌 eSIM販売サイトで、行き先に合ったプランを選ぶ
📌 クレジットカードで支払いをして購入
✅ 2. スマホにeSIMを登録する
📌 購入後に届く QRコード をスマホでスキャン
📌 スマホの設定で「モバイル通信」にeSIMを追加
✅ 3. 海外に着いたら「eSIM」をオンにするだけ!
📌 設定を開いて「eSIM」をオンにする
📌 すぐに海外の電波をキャッチして、ネットが使える!
この3ステップだけで、SIMカードを入れ替えることなく、海外でインターネットが使えるようになります!
海外で使えるeSIMを知っていると海外旅行がもっとラクに!|まとめ
✅ eSIMは「スマホの中にある見えないSIMカード」
✅ SIMカードを入れ替えずに、QRコードを読み取るだけで使える!
✅ 日本で購入&登録できるので、現地でバタバタしなくていい!
✅ 「eSIM対応のスマホ」が必要なので、事前にチェック!
これで、「海外向けeSIMとは何か」「どうやって使うのか」がわかりましたね!
次は、eSIMと海外ローミングの違いについて、もう少しくわしく見ていきます!
海外向けeSIMと海外ローミングの違いは?
比較項目 | 海外ローミング | 海外向けeSIM |
---|---|---|
仕組み | 日本のSIMを使ったまま、海外の通信会社の回線を借りる | 海外の通信会社のSIM(eSIM)を新しく追加する |
料金 | 高い(1日980円~2,980円など) | 安い(1GBあたり500円前後) |
速度・安定性 | 普通~遅い(日本の通信会社を通すため) | 速くて安定(現地の通信会社の回線を直接使う) |
設定 | 簡単(データローミングをオンにするだけ) | 少し設定が必要(eSIMを登録する) |
電話番号 | 日本の電話番号がそのまま使える | 日本の電話番号は使えない(データ通信専用) |
プリペイドだから、
買って → 設定して → 使い切ったら終わり!
ややこしそう?それ思い込みかもしれません!
→ スマホでQRを読み取るだけ。海外行くならGlocal eSIM
このSIMの仕組みがわかると、海外でも使える、ポケットやバッグに入れて「もち運べるWi-Fiルーター」の仕組みもわかってきます。
「海外行くなら◯◯Wi-Fi!」など海外向けWiFiレンタルで貸し出されるのもコレです。
次は、レンタルの海外でも使える「海外向けWi-Fiルーター」についてお話しします。
海外Wi-Fiルーターって何?仕組みと使い方をわかりやすく解説!
「海外行くなら◯◯Wi-Fi」「海外旅行、出張にはWi-Fiレンタル」など、聞いたことありませんか?
旅先でもポケットやバッグに入れてもち運べて、Wi-Fiの電波でネットを使えるが特徴です。
Wi-Fiルーターの仕組みを解説!中身はスマホと同じ!
「Wi-Fiルーターを持ち歩くってどういうこと?」
実は、モバイルWi-Fiルーターの中には 「SIMカード」 が入っています。
スマホと同じように 通信会社の電波をつかんで、それをWi-Fiとしてスマホやパソコンに送ってくれるんです。
💡 イメージするとこういうこと!
✅ スマホ → 直接ネットにつながる(SIMカードがあるから)
✅ モバイルWi-Fiルーター → SIMカードでネットにつながり、そのネットをWi-Fiでスマホに配る
モバイルWi-Fiルーターは「持ち運びできるWi-Fi」!
スマホが海外の電波を使う方法はいくつかあります。
その中の一つが、この「モバイルWi-Fiルーター」 です。
📌 モバイルWi-Fiルーターの仕組み
💡 「海外の通信会社の電波をキャッチして、それをWi-Fiに変える装置」
イメージすると、こんな感じ!
1️⃣ 海外の通信会社(AT&TやOrangeなど)の電波をキャッチする
2️⃣ その電波をWi-Fiに変換する
3️⃣ スマホやパソコンが、そのWi-Fiを使ってネットにつながる!
📌 つまり、モバイルWi-Fiルーターは「海外の電波をつかまえて、それをWi-Fiにしてくれる機械」!
海外向けWi-Fiルーターは必要?レンタルする理由と注意点
「海外でもWi-Fiはあるんじゃないの?」
たしかに、ホテルやカフェにはWi-Fiがあります。
でも、いつでもどこでもWi-Fiがあるとは限りません。
❌ Wi-Fiがない場所では、ネットが使えない
❌ Wi-Fiがあっても、パスワードが必要なことが多い
❌ セキュリティの危ないWi-Fiもある(ハッキングのリスクあり)
✅ 海外用Wi-Fiルーターをレンタルすれば、自分専用のWi-Fiがどこでも使える!
✅ 家族や友達と一緒に使える!
✅ セキュリティが安心!
海外向けWi-Fiルーターレンタルの注意点は?どうやって使うの?
⚠️ 注意点
📌 レンタル品なので、返却が必要!
📌 充電が必要なので、バッテリー残量に気をつける!
📌 「不安だから」と、あれもこれもとオプションをつけると高額になる!
📌 返却予定日をすぎると、当然過ぎた日数分のレンタル料を請求される!
📌 モバイルWi-Fiルーターの使い方
- ルーターの電源を入れる
- スマホのWi-Fi設定を開く
- ルーターのWi-Fiに接続する(パスワードを入力)
- ネットが使える!
海外向けWi-Fiルーター(レンタル)まとめ
✅ 海外用(レンタル)Wi-Fiルーターは、海外の通信会社の電波をキャッチして、それをWi-Fiに変換する装置!
✅ ルーターの中には、海外の通信会社のSIMカードが入っている!
✅ モバイルWi-Fiルーターは、持ち運びできるWi-Fi!
✅ モバイルWi-Fiルーターは、スマホと同じ「SIMカード」でネットにつながる!
✅ スマホと同じように充電が必要!
✅ 1台のルーターで家族や友達と一緒にWi-Fiを使うことができる
と、理解できるのではないでしょうか?
まだ、
申し込んで → 日時あわせて受け取って → 設定して → 持ち歩いて → バッテリー気にして → 返却する?
プリペイドだから、
買って → 設定して → 使い切ったら終わり!
ややこしそう?それ思い込みかもしれません!
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海外でスマホを使う方法|まとめ
海外でスマホを使うには、スマホが「どの通信会社の電波を使うか」を決める必要があります。
方法は4つあります。
📌 1. 日本の通信会社のまま使う(海外ローミング)
→ 事前に申し込みをしておけば、日本のSIMのままで海外の電波が使える。
📌 2. eSIMを使う
→ スマホの中に「海外の電波を使う権利」を追加する方法。SIMカードの入れ替え不要。
📌 3. SIMカードを交換する
→ 日本のSIMを抜いて、現地の通信会社のSIMを入れる。
📌 4. 海外Wi-Fiルーターを使う
→ 日本で借りて、Wi-Fi経由でネットを使う方法。スマホの設定変更なし。
どの方法も「ネットにつながる仕組み」は同じです。違うのは「どの電波を使うか」「どうやって準備するか」だけ。
知らないまま選ぶのは、メニューを見ずに注文するのと同じこと!
違いを知って、自分に合った方法を選んでください。
ややこしそう…? それ、思い込みかもしれません。
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