フォントのこだわり

パソコンで打つ文字や、そこから紙などに印刷する文字を描写するのに、いろいろなフォントがありますよね。標準の日本語フォントでは、昔からあるMS ゴシックや、MS 明朝、最近はメイリオや游ゴシックなんてのもあるのかな。

 

 

 

文字の多い言語はフォントづくりが大変

この文字数の多い日本語において、フォントを1つ新たに作ろうとなると相当な労力が必要なんだろうと思います。

 

日本語における漢字は、特定の固有名詞を表すためだけにわざわざ作られた字や、登録の時に書き間違いで登録した結果、新しく生んだことになってしまった字、果ては何の資格もない個人が勝手に作ってしまった字まで存在するもので、もはや手に負えないくらい膨大な数が存在します。

 

多くの日本人にとって、一生に一度でもちゃんと使ったことのある漢字より、一度も使うことなく終わる漢字のほうが圧倒的に多いでしょう。

 

そういうわけでやはり、日本語フォントは欧米語フォントよりは数が少ないですが、探せばある程度自由に使わせてくれる、フォントを紹介しているサイトなども出てきます。

 

個人的にパソコンを使ってちょっとした小物を作るのが好きなので、そういう素材は嬉しいです。

 

 

 

規約の確認と遵守はしっかり

使う際は、利用規約がフォントや作者によってまちまちなので確認が必要です。勝手に使われたと言われて争いになる例もあるので。

 

公に出版する、自分に著作権があるとする印刷物の文字に使っていいかとか、自分の作ったゲームで表示させる文字に組み込んでいいかとか、何をしてよくて何がダメかが細かく決まっているはずです。

 

逆に何に使っていいのかが謎なくらい、規約がきついものも中にはあります。

 

あるいはそもそもフォント自体が、他のフォントの字体の盗用など、他の利用規約を破って作られている場合もあって、注意が必要です。

 

 

 

いつものゴシックや明朝もいいですけど、たまには違うのも使ってみると楽しいですよ。印刷物やその他制作物に使うのでないと、結局は自己満足かもしれませんが。

 

 

 

複数人で同じ文書を共有する場合は

ただ、自分のパソコンだけで解決せず、学校のPTAや地域の自治会のパソコンなどで、協力して作成して配布する資料などの文書では、フォントは各OSやOfficeについてくる、標準的なものの中から選ぶのが無難でしょう。

 

文書を、他の人のパソコンでも文書として見てほしいという場合に、入手が特殊なフォントを使っていると、それを見てもらうために相手にもそのフォントをインストールしてもらう必要が生じてしまいます。

 

私も昔、友達に見せる文書に特殊なフォントを使って、この状況になりかけました。

 

自分の意志で使いたいフォント以外の、興味もないものは普通わざわざ入れたくありませんし、手間です。それを押し通すのは傲慢でしょう。

 

自分の環境で印刷した後に、それを印刷物として見せるという場合は、相手は同じフォントを持っておく必要はないので、それほど問題ないのですが。

 

 

 

旧ブログの記事を順次移していきます

ここでお知らせですが、今後、旧ブログの記事を順次移していきます。

 

その投稿日は、旧ブログに記事が初めて投稿された日とします。

 

完全な復旧には、ちょっと時間がかかりそうです。