こんにちは、
オランダに住む
元保護猫シャルルの
同居人、シャンタールです✨
数週間前に、
我が家の愛猫ショコラが、
いきなりドラ声になったことは、
ブログにも書きました。
軽い喉の炎症が起因だったらしく、
炎症止めを服用し、
数日でよくなりました。
ですが、
獣医さんに
診察いただいた時に、
気になる点が
他にもいくつかありました。
口腔内の状態と体重です。
先ずは歯のお話です…
歯茎が少し赤く炎症している、
ということから、
歯の治療を
すぐにではないけれど
勧められました。
けれど、
全身麻酔の上に、
ひょっとしたら抜歯、
という話になると、
その前に何かできることがないか…
と、同居人の心理が働きます。
普段通う近所の
ペット専門店のオーナーさん
にも、相談してみます。
彼のお店には
猫さんや犬さん用の
生肉フードも
置いてあります。
これはかなり珍しく、
こんな店が近くにあることは、
本当に有り難いことです。
彼はまた、色々な
アドバイスができる人です。
ショコラの歯茎に関しては、
「はちみつを歯茎につけてみる」
というアドバイスを頂きました。
「加熱処理してない
生はちみつを使うこと。
できればマヌカハニーが
いいけれどね」
と、言われました。
そして口腔内、
特に齒に関しては、
シャルルとショコラを
家に迎え入れた8年前から、
聞いていたことがあります。
それは、
同じペット専門店の方も
言っていたことです。
でも、
私にはハードルが高すぎて、
オプションにも
入れていませんでした。
その方法とは、
生後一日のオスヒヨコ
を、与える、というものです。
はじめて聞いたときの
私の反応は
「え?」
しかも、
オスヒヨコちゃんたちが冷凍されて、
袋に入っているのです。
その時点で、
「ムリムリムリムリ…」
と、その方法を
即シャットアウト
してしまいました。
ショコラの
口腔内健康を考慮し、
オスヒヨコのオプションを
再検討しました。
野生の状態の動物を
咀嚼する行為によって
フロスのような効果も出て、
歯石がつきにくく、
歯間と歯茎がキレイに保たれる、
という効果があるそうです。
これは、
今は齒の状態が良いシャルルにも
有効なはずです。
オスヒヨコを購入するのを
拒否していたのは、
私の個人的なビビリからです。
「あのかわいい
ヒヨコちゃんが
カチカチに冷凍されているのを
解答してお皿に乗っける…
下手すれば血の海に…」
という、
最強のエゴ観念が
愚かな妄想を助長していました。
採卵鶏のオスヒヨコは
生後一日で殺処分
されてしまいます。
日本だけでも
年間1億1千万羽の
オスヒヨコが殺されています。
世界的に見たら65億羽
だそうです。
ドイツでは昨年末、
このオスヒヨコ殺処分は禁止され、
イタリアでも来年から
禁止されるそうです。
それを考えると、私の
冷凍ヒヨコちゃんへの恐怖が、
いかに無意味で偽善的なことか
が、分かりました。
実際、血の海にはなりません…
勇気をもって取り入れた
オスヒヨコですが、
喜んだのはシャルル。
ショコラは
「くんくんくん…ふんっ」無視
と、全く興味を示しません。
「いやいやいや、
どっちかっていうと、
ショコラのために
高いハードルを越えて
ヒヨコを導入したんだけど…」
ちなみに
はちみつも使用してみましたが、
歯茎にぬる…
というのは、
なかなか難しかったです。
味は嫌がっていませんでしたが…
その②につづく…