催眠で恐怖症は克服できるか？ - 記憶の森のちいさな旅

おはようございます。γ波催眠療法の施術と指導をしているShiva(しば)です✨
「恐怖症（フォビア）」ってご存じでしょうか？

きっと、「高所恐怖症」なら聞いたことがあるかと思います。

「高いところが怖い」という高所恐怖症や「狭い場所に入ると息が詰まりそう」という閉所恐怖症などを「恐怖症」と呼んでいます。

こうしたお悩みは誰にでもひとつはありそうですよね💦 そして、「催眠療法で恐怖症は克服できますか？」というお問合せをいただくこともあります。

結論としては、催眠療法は恐怖症の克服をサポートする手段のひとつとして有効です。ただし、すべての人に効果があるわけではないのも事実です。

今日は、そんな催眠と恐怖症の関係について、わかりやすくして説明できれば！と思います。

恐怖症とは？

恐怖症とは「特定のもの・状況」に対して強い恐怖を感じる状態のことです。

恐怖症にはこんな感じのものがあります。

🔹 高所恐怖症（高い場所が怖い）
🔹 閉所恐怖症（狭い場所が怖い）
🔹 対人恐怖症（人と接するのが怖い）
🔹 動物恐怖症（犬、蛇、虫などが怖い）
🔹 血液・注射恐怖症（血を見ると倒れそうになる）

どの恐怖症も「理屈では大丈夫だとわかっているのに、体が勝手に反応してしまう」というのが特徴でしょうか。

これは、脳が過去の経験や学習によって「これは危険だ！」と誤認している状態と言い換えることもできます。催眠療法では「恐怖の記憶を書き換える」「安全だと脳に学習させる」ことを目指します。
また、前世療法が有効なこともあります。恐怖の原因が現世ではなく、過去生にある事例もあるからです。原因がどこにあるのかは、セッションの中で確認をしていきます。

では、催眠は恐怖症の解消にどのように役立つのでしょうか？

① 恐怖の原因を探る（記憶へのアプローチ）

「なんでこんなに怖いんだろう…？」と思うことはありませんか？

催眠状態では、過去の記憶にアクセスしやすくなり、恐怖の原因になった体験を思い出せることがあります。それが現世での記憶ではない場合は、前世の記憶であることもあります。
たとえば、

🔹幼い頃に犬に吠えられて以来、犬が怖くなった
🔹狭い押し入れに閉じ込められた経験があり、閉所恐怖症になった
🔹子供のころに大ケガをした人の出血を見て以来、血を見るのが怖い

こうした記憶を「過去のもの」として整理することで、恐怖を軽減できることがあります✨
私自身は高所恐怖症でした。これを仲間のセラピストにセッションしてもらい軽減したことがあります。
単純な高所恐怖症ではなく、「怖いけれど飛びたくなる」という厄介なものでして・・・原因は前世で宗教家だった私が高い塔から突き落とされたことが原因でした。落ちて亡くなった恐怖とともに、落ちていきながら「神との出会い」的な体験をしたらしく、「また飛びたい」という気持ちもあり・・・。「いや、それあなたが飛びたいだけじゃない。私は関係ないから！」と思った瞬間「飛ぶことへの誘惑」を感じなくなりました。