希望の舎―再生編ー

少食招福メソッド伝承者(ライフサポーター&開運アドバイザー)が書き綴るブログです。「あなたの心に灯をともす」ため、先人が伝承し語り継いできた叡智をお伝えします。テーマは・・・こころとからだを癒す/豊かで幸せになる生き方・考え方/居場所/自らの力で健康になる/幸運を引き寄せる/医療人類学/民俗学/文化人類学/食養生/少食/断食/自然療法/甲田療法/中村天風/斎藤一人/エドガー・ケイシー/生きづらさ/シャーマニズム/ナリワイを創る/天職・適職/自分軸で生きる/歴史/教育/宇宙/量子論

生きづらさから逃れるためのヒントー「クズ芸人」の生き様や考え方をお手本にしてみるー

昨今、売れている芸人の方々の「くくり」のひとつに「クズ芸人」があります。

お金にだらしがない、異性にだらしがない、時間にルーズで遅刻を繰り返すなど社会ではマイナスに評価される要素がてんこ盛りの人たちです。

昔から、この「クズ芸人」とカテゴライズされる人たちは一定数存在していました。

芸人さんたちは度々エピソードトークのネタにもしていました。

 

私もクズ芸人とされるような芸人さんが昔から好きで、彼ら彼女たちが出演しているテレビやラジオを好んで見たり聴いたりしていました。

元々私は奇人変人の類の人たちが大好物でして、それは今も変わりません。

 

ただ、なぜ今更「クズ芸人」が脚光を浴びるのかがイマイチ解せないのです。

世の中の流れとか空気感は「正しさ」「正義」「清くあれ」といったものに傾いていますよね。

特にタレントや著名人が不倫をはじめとする「犯罪行為ではなくても、ちょっとでも道から外れた」行為をすると即座にバッシングに見舞われます。

この閉塞感や圧迫感の反動によるものなのでしょうか。

あるいは人々の潜在意識に「クズ芸人的」生き方に対する憧れがあってのものなのでしょうか。

 

今の世の中は多少は風向きが変わってきたとはいえ、競争社会、グローバリズム市場原理主義に基づく価値観が色濃く反映している状況です。

私がこのブログでお伝えしたい主要なテーマのひとつ・・・

それは・・大多数が従っている価値観・判断基準・行動規範などから「少しだけズラした」生き方を模索してみてはどうか、そうすることでちょっとは生きやすくなるのでは、という問いかけです。

 

このエントリーでは・・・

「クズ芸人」とされている方々の生き様や思考法を手本にしてみても面白いかも、と皆さんに問いかけたいのです。

ただ、誤解なきようにお願いします。

ここで手本にするのは「仲間達に好かれている」クズ芸人さんたちです。

ほんまもんのクズではありませんので。

(「クズ」な人とは?本当にそのような人はいるのか?人間なんて皆クズちゃうのん?といった感じの「哲学的な問いがありますが、ここでは深入りしません。)

 

「売れている」あるいは「好かれている」クズ芸人さんたちに見受けられる特徴としては・・・

①決して自分を卑下していない

②自分を否定していなくて、ダメなところもすべて受け入れている

③ポジティブな開き直りが見られ、自己肯定感が高めに保たれている

④なぜか仲間やファンに愛されている

・・・と、私の独断ですがこんな感じです。

これらの特徴ってよくよく考えてみると、滅茶苦茶「幸せである条件」に当てはまっていませんか?

私の欲目あるいは思い込みなのでしょうか?

 

私たちは成功者になろうとすると、どうしても「絶え間ない努力を続けた」「正しいやり方を貫いた」「信念を曲げなかった」などの誰からも賞賛されるような「真っ当な方法」を手本にしがちです。

成功者とまではいかなくても、自分なりの幸せを手にするための方法としても似たようなものになります。

 

このような「真っ当な」成功法によって成功すればそれに越したことはありません。

確かに世間からは大いなる賞賛を得られます。

でも、誰にでもできる芸当ではありません。

こんなガチガチの正攻法のやり方では続けられないし、疲れますし、面白くありません。

現実問題としてはかなり高いハードルだと言わざるを得ません。

 

そこで・・・

私のいつもの、「○○のひとつ覚え」の手法である「逆張り生存戦略」として・・・

「クズ芸人に見習ってみよう!」

・・・と、皆さんに提案したいのです。

 

何もクズ芸人の生き様を真似しろ、と言いたいわけではございません。

そんなことをしようものなら、大抵は人から嫌われたり信用を無くしたりします。

今よりも「ゆるく」生きるために、そのメンタリティを採り入れてみるのです。

そして「幸せそうにしている」クズ芸人さんのように、「成功」や「幸福」のハードルを下げてみるのです。

 

極限すると・・・

「バリバリに仕事ができ、お金があって、地位もある」ような「能力の高い」人よりも、「何やよー分からんけど、人から愛され、人から好かれる」人の方が「多幸感」を得られるのではないか、と。

おまけに、異性からもモテるのではないか、と。

決して「負けぬの遠吠え」なんかではありません。

 

皆さんはどのように思われますか?

 

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

あなたにすべての善きことが雪崩のごとく起きます。