フジテレビの番組「週刊フジテレビ批評」(土曜午前5時30分)は8日の放送で、中居正広氏(52)の女性トラブルを発端とした同局の対応について、視聴者から寄せられた声を紹介した。

番組では、まずスポンサー離れに伴い、CM枠でACジャパンのCMの他、同局の番組宣伝(番宣)が流されていることについて意見する50代女性の声を紹介。女性は、子供番組のCMで、子供が見るには相応しくない内容のドラマの番宣が頻繁に流れていることを指摘し、「視聴者信用を取り戻そうと本気で思っているのなら、こういった細かな部分にも気配りができる企業であってほしい」と訴えた。

また、中居氏のトラブルをめぐり、週刊文春が、同局社員の関与についての報道を一部訂正したことについて意見する40代女性の声も紹介。「フジテレビへの不信、不満等は週刊文春の記事修正とはあまり関係はないですよ。問題をすり替えないでください。企業姿勢を問われているのですよ。謙虚に自社を反省して、悔い改めてください」と、企業としての姿勢を問う声が寄せられた。

さらに、番組に出演した芸能人から、現場のスタッフらへの同情の声があがっていることについての意見も紹介。50代男性の声として「『現場のスタッフは頑張っているから』との理由でフジテレビさんを応援するような発言がされています。驚きました。芸能人の皆さんも『コンプライアンス』『ガバナンス』『人権』など、社会が変わっていることを認識し、勉強した方が良いと思います」と、芸能人の発言に対する批判的な意見が紹介された。

番組の司会を務める渡辺和洋、椿原慶子の両アナウンサーは、視聴者からの意見を紹介した後、「たくさんのご意見、ありがとうございました」と述べ、コーナーを締めくくった。









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