【顎関節症】頭から顎にかけての圧迫感と耳の閉塞感の改善症例

顎の圧迫感と頭痛、耳鳴りと耳の閉塞感の改善で来院された女性（30代/主婦）の改善事例をご紹介します。

主訴（来院時の症状）

顎の圧迫感と痛み、肩こり、頭痛、耳の閉塞感、耳鳴り、胃の不調

来院に至るまでの経緯

歯科からマウスピースを処方され、耳鼻科の検査ではでは聴力検査で低温が少し聞きづらい程度と診断された。耳鳴り用にアデホスコーワとカリジノゲナーゼを処方されるがそちらもあまり改善せず。

整形外科ではストレートネックと診断され電気治療、鍼、マッサージを受けているがなかなか改善しない。もっと良い治療はないかと探していたところ、インターネットで当院を見つけ来院。

検査と所見

初回検査結果は以下の通り

検査結果の分析により上部頸椎と胸椎全般のサブラクセーションと頭位前方姿勢と判断

施術内容と経過

上部頸椎、後頭骨の柔軟性と可動性を広げる施術に重点を置いた。

初回～8回/週2回ペース

口の開け閉めに痛みが強く、顎関節と咬筋、側頭筋に圧痛があったため、顎への施術は行わずストレートネックと背中を丸める猫背へのアプローチを中心に行った。施術後一旦は楽になるとのことだが長持ちはせず施術を繰り返す。

肩こりと頭痛は相変わらずだが耳鳴りは少しづ変化がみられている様子。6回目には耳鳴りはほぼ消失したが、天気や気圧との関係もあり低気圧が近づいた日に頭痛と耳鳴りを起こした。

9回目～16回目/週1回ペース

耳鳴りは落ち着いてきたが肩こり、特に背中のハリを感じるようになってきた。この頃から顎の痛みや圧迫感が減少してきたため、頭位前方（猫背）に対する施術とセルフケアを実施。

12回目以降は肩こりもほぼ消失し、顎の圧迫感や痛みもほぼ気にならない程度に。少しづつではあるがハンバーガーなど口を大きく開けるような食事もできるようになってきた。

17回目～現在

頭位前方（猫背）も改善が見られ背中のハリ感もだいぶ改善してきた模様。ご本人も背中の丸まりを自覚するようなので、猫背のセルフケアと2週間に1回のメンテナンス治療を提案。

24回目以降は検査と本人確認を行い、3週間に1回のメンテナンスとして継続中。

以下ご本人のメッセージ

顎の痛みや開閉口の困難さ、耳鳴りなど様々な症状に悩まされていましたが顎関節症がここまで改善するとは思っていませんでした。

特に印象的だったのは、12回目以降に肩こりがほぼ消失し、顎の圧迫感や痛みもほとんど気にならなくなったことです。

ハンバーガーを普通に食べられるようになったときは本当に嬉しかったです。

院長からのコメント

ご感想本当にありがとうございます！

顎関節症の症状がここまで改善され、ハンバーガーを普通に食べられるようになったというお話を聞いて、私もとても嬉しく思います。

初めてご来院されたときの辛そうなご様子を思い出すと、ここまで一緒に頑張ってきた成果が実を結んだことに感慨深いものがあります。

今後ともよろしくお願いいたします。

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