こんにちは、さあやです。

なにをしても続かなくていつも三日坊主。自分はなにをやってもだめだなあ。継続できる方法があれば知りたいな。
今回はそんなあなたにぜひ読んでいただきたい内容です。
なんでもやってみるけど、結局は三日坊主になってしまって継続できない。こんなお悩みを抱えている方はかなり多いと思います。
わたしも幼いころからずっと三日坊主で長く続いたことがあるものはほぼありません。韓国語、日記、手芸、ゲーム、ダイエットなど挫折してきたことは数知れず。
わたしには「継続してなにかを身につける力」はないのだと半ばあきらめていました。
そんなときに出会ったのがこの2冊の本です。
この本を読んだおかげで三日坊主を抜け出し、少しずつ継続することができるようになりました。三日坊主はなおすことができるという自信を与えてくれた本です。
今回はこの本の内容をもとに、わたしが三日坊主から抜け出すために実践してきたことたちをまとめました。

ちなみに今回は書評ではありません…!
少しでも三日坊主に悩んでいる方のお役に立てればうれしいです。
ちなみにこの2冊の本は、AmazonのオーディオブックAudibleにて1冊無料で読むことができます。あ、オーディオブックなので聞くですかね。
Amazon オーディブル活字はあまり得意ではないけど本を読みたいという方にもおすすめです。スキマ時間に耳から情報を入れることができるのでわたしも活用しています。
継続するためのカギは「習慣化」

「習慣化」は言葉の通り、ある行動を無意識のうちに行うことができる状態にすることです。
例えば、歯みがきは「やるぞ!」と意志を強くもたなくとも、食事が終わったらみがくという感じで無意識に行っていますよね。
これは「習慣化」されているから無意識のうちに行動できています。無意識にできると無駄なパワーも使わないので無理なく続けることができるのです。
つまり、これからやりたいことも「習慣化」して日々の生活の中に取り入れていくことによって、無理なく継続できて、三日坊主からも抜け出せるというわけです。
今まで三日坊主で悩んでいたわたしですが、わたしはこの「習慣化」を実現したことでダイエットが半年以上続いていて、少しずつではありますが効果もでてきています。
これは大きな成長であり、自分自身の自信にもつながっています。
今までわたしたちが三日坊主から抜け出せなかったのはこの「習慣化」するための基本が分かっていなかったから。意思が弱いからではありません。
「習慣化」するための行動を実践し、少しずつ三日坊主を抜け出していきましょう。

「わたしはなにをやってもだめだ…」と自分を責めるのはもう終わりです!!!
「習慣化」は決して簡単ではない!

「習慣化」は簡単ではないことをはじめに知っておきましょう。
人間は本能的に「変化すること」を嫌います。
そのため何か新しいことを始めても、本能的にいつも通りでいようとするため、必ずサボりたいという気持ちが出てきてしまいます。
「習慣化」はその本能に逆らって行うので、もちろん辛いです。簡単ではありません。しかし、色んなことを成し遂げている方たちもこの壁にぶつかって、乗り越えてきました。
もしサボりたい気持ちが出てきたら「やっぱりわたしはだめだ」と責めるのではなく、「本能に逆らおうとしているから辛いのは当たり前!」と割り切ってみましょう。
その上であと少しだけふんばって、努力を積み重ねていくことが大切です。
まずは8週間を目標に続けてみる
週4回以上行動することを8週間(簡単な行動なら4週間)続けると「習慣化」できると言われています。休み休みでもとりあえずまずは8週間を目標に頑張ってみましょう。
とりあえず8週間と期限を決めておくとなんとなく頑張れる気がしますよね。
「習慣化」のための具体的な行動
悪い習慣となる原因を遠ざける

新しい習慣を作る上で障害になるのが今までの悪い習慣です。
悪い習慣のやっかいな点はもうすでにその行動が「習慣化」されているということ。悪いとわかっていても無意識にやってしまうのでなかなかやめられないのです。
これにはかなり悩まされました。わたしの場合は、スマホ・テレビ・YouTube・SNSが主な悪い習慣。
とくにスマホは見始めてしまうとあっという間に時間が経って、やりたかったことができなくなることが多くありました。近くにあると無駄に触ってしまうんですよね。
そのため、スマホは気軽に見ることができないように見えないところに隠して、本当に必要なときだけ使うようにしています。シンプルですが意外と効果的。
「習慣化」をするためにはまず悪い習慣を見つけ出し、それをやめる努力をしてみましょう。
具体的な目標を立てる

なにかを成し遂げるときにはまず目標を立てることが重要です。
それもただ目標を立てるだけではなく、具体的な目標を立てることが大切。
目標を具体的にすることにはこんなメリットがあります。
・目指すべきところがはっきりするのでモチベーションが保てる
・実現させるためになにをすべきなのか行動計画が立てやすい
・実現できなかった原因や障害を明確にできる
わたしはこの目標を「月ごとの短期目標」と「ある一定の期間ごとの長期目標」とにわけて、ノートに書きとめています。
月ごとの目標は毎月達成できたかを確認し、達成できなかった目標は改善して、また次の月の目標を設定する。
そうすることで少しずつ理想の自分に近づけていることが実感できるので、挫折することなく楽しく続けることができています。
目標が具体的だと達成後の自分の姿も明確にイメージできるのでやる気も高まりますよね!
if-thenプランニングを実践する

If-thenプランニングとは「もしこうなったら(if)このように行動する(then)」とあらかじめはっきりと行動を決めておくことです。
人間の脳は「XならばYを実行する」という命令に反応するようにできているため、この型にそって行動を決めておくことで成功する可能性が格段に上がります。
例えばこんな感じです。行動はできるだけ具体的に考えてみましょう。
・月・水・金曜日には会社に行く前に15分ランニングをする
・10時になったらエクササイズ動画を開いて15分エクササイズをする
・20時になったらペンと日記帳を出し日記を書き始める
・23時になったら部屋の電気を消し布団に入る
こんなに簡単なことで?と思われるかもしれませんが、これが意外と効果的。脳の習性を利用した方法なのでかなり信頼もできますね。
簡単で効果的なif-thenプランニングをぜひ試してみましょう。
やったこと・できたことを記録する

毎日やったこと・できたことを記録してみましょう。
毎日着実に成長できていること、頑張れていることが実感できるので、モチベーションを保つことに役立ちます。
小さな成功体験をとにかく積み重ねて行くことが大切です。
例えば、毎日15分の運動を1週間続けたとすると、あわせて1時間45分も運動できたことになりますよね。1日目に1時間だけ頑張って運動してあとはサボったときよりも確実に運動量は多いんです。
毎日やったこと・できたことを記録することで、自分はこんなに積み重ねることができたという自信になりますので、ぜひ試してみてください。
自分を信じる

急に精神論のようになってしまいましたが、実は自分を信じることが物事を「習慣化」するにはいちばん大切なことなんです。
能力は経験や努力で伸ばすことができます。それを知った上で、今はできなくても努力すれば必ず達成できると信じて続けましょう。
最初から完璧なひとはいません。完璧を求めるのではなく、失敗してもそれを成長のための学びとポジティブにとらえます。
「わたしはやっぱりだめだ…」という感情が「習慣化」のいちばんの敵。そうではなく、「ここができなかったから次はこうしてみよう」と行動につなげることが大切です。
自分を信じてコツコツと続けてみましょう。
結果がでなくても焦らない

なにか始めたとしても結果がすぐにでることはほとんどありません。
こつこつと積み重ねていくことによりいつか芽を出すということを知っておくと「結果が出ないしやめようかな」というモチベーションの低下を防げます。
例えば、ダイエットのために毎日15分ランニングするとします。
帰ってきて体重が減っていると思ってうきうき気分で体重計に乗ったら「むしろ300グラム増えてた」なんてことがあったらやめたくなっちゃう気持ち、とてもよくわかります。
これ結構あるあるなんですよね。ただ、実際にはそのくらいの体重の増減は汗の量や飲んだ飲み物の量で変わるので、一喜一憂する必要はありません。
すぐに結果が出ないということをわかっていれば、また次の日も頑張って続けようという前向きな気持ちになれますね。
焦って無理をしたり自分を責めたりするのではなく、結果が出ていない現状を分析して改善できるところは改善して備えるのが大切です。
結果が出なくても焦らずこつこつ続けてみましょう。
他のひとと比べない

他の誰かと比べるのはあまりいいことがありません。
他のひとと比べて「あのひとはできているのになんでわたしはできないんだろう」と落ち込むことはありませんか。それって実はとても時間がもったいないんです。
条件や能力も個人によって違いますし、一概に比べられるものではありません。なので実は他のひとと自分を比べることは実は無意味なんですよね。
比べてしまう気持ちはわたしにも痛いほどよーーーく分かります。わたしも他のひとと比べてすぐ落ちこむタイプなので。
おそらく人間はそういう生き物なのだと思います。しかしここはぐっと我慢して、自分のペースでゆっくり続けていけると良いですね。
他のひとと比べるのではなく、まず自分自身と向き合ってみましょう。

もちろん「あのひとには負けないぞ!」「あのひとも頑張っているからわたしも頑張ろう!」とやる気をもらえることもありますね
たまにはサボる

サボることは挫折のきっかけになるとよく言われますが、わたしはたまにはサボったり甘やかしたりするのも大切だと思っています。
もちろん毎日頑張れるのは素晴らしいですが、嫌々やって集中できないのではあまり意味がありませんよね。
多少の後ろめたさはありますがその日は思いっきりサボりましょう。
ただ「次の日には絶対やる!!!」と強い意志をもって実行することが大切。ここで甘やかしすぎると挫折への道をつき進んでいってしまいます。
自分を甘やかしながらも着実に続けていくのが「習慣化」への近道です。
同時にたくさんのことを「習慣化」しようとしない

結果を急ぐあまり、いくつかのことを同時に「習慣化」しようと頑張るとかなりの確率で三日坊主になるのでおすすめできません。
最初にもお話ししたように「習慣化」するのは簡単ではありません。
とても体力を使う行動なので、あれもこれも「習慣化」しようとすると精神的にも肉体的にもかなり疲れてしまいます。
例えば「1ヶ月で5キロダイエットする!」という目標を立てたとして、この行動を「習慣化」するとします。
・毎日3時間ランニングする
・甘いものは食べない
・夜ごはんは炭水化物を抜く
これ、見ただけでかなりおっくうになりませんか。しっかり続ければ効果がでるのはもちろん分かるんですけどね。
最初はやる気があるので出来るのですが、1日また1日と経つにつれて、きついからまた明日頑張ればいいやと先延ばしになります。
「疲れたから少し休もう」「疲れるし今日はいいや」「来週からまたやろう」と、なにかにつけて自分で言い訳をしてやらなくなる。
結果、三日坊主になってしまうという負のスパイラルに陥ってしまうのです。
はやく結果を出したい気持ちはもちろん分かります。
しかし挫折せずにこつこつと続けていくためにも、ひとつずつ着実に「習慣化」していきましょう。
まとめ

今回は、長い間ずっと三日坊主に悩んできたわたしが物事を継続するために行ったことについてお話しました。
継続するためのカギは「習慣化」
→ 大変だけどまずは8週間を目標に継続
「習慣化」のための具体的な行動を試してみる
悪い習慣となる原因を遠ざける
具体的な目標を立てる
やったこと・できたことを記録
if-thenプランニングを実践
自分を信じる・他のひとと比べない
結果がでなくても焦らない・たまにはサボる
たくさんのことを「習慣化」しようとしない
何かを続けるのは決して簡単ではありません。しかし、それを乗り越えてこつこつと続けていった結果、自分の成長につながっていくのです。
毎日1%の成長を積み重ねると、1年後には37倍も成長すると言われています。
初めはできなくても少しずつ行動することで自分自身は必ず変えることができます。それは三日坊主から抜け出すのも同じです。一緒にこつこつ頑張りましょう。
コメント