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てらまち・ねっと



 左腕が「リンパ浮腫」のようだということで、この3日間、忘れないように自分なりに整理してきたつもり。
 とはいえ当事者としては、具体的な治療が一番の肝心なこと。

 昨日までのところで、パートナーのおかげもあって、
 まず、★≪腕なら、腕を心臓より上にして寝る(=挙上)だけ≫
  によって効果があらわれ、
 ★≪弾性着衣≫はパートナーが着脱してくれるというハードな「締めの強烈なサポーター」だけど、これも効果的。

 あと簡単にできることとして「マッサージ」なんだろうけど、俗にいう「マッサージ」は禁忌。
 しっかりとした手法でやらないといけないらしい。
 日本リンパ浮腫学会は、「リンパドレナージ」(マッサージ効果)という表現をしている。
 
 今日の日中は、軽くなでるように、ほんとに羽根でなでる程度に近い意識で、リンパ液を戻す、動かす意識でやってみた。
 微妙に、不快が快になっていく感じ。おもしろそう。

 それで、今日は、同学会の解説をメモさせてもらって、やってみようかという気になっている。
 同解説は、私の患部とは違うところについて方法を例示しているので、私の「左腕」に方法を変換する作業もいる。
 そんな、要点を整理。

 なお、昨日5月14日の私のブログへのアクセスは「閲覧数2,306 訪問者数923」。

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●リンパ浮腫の治療
       一般社団法人 日本リンパ浮腫学会
リンパ浮腫の出来かた
1)挙上
2)運動
3)リンパドレナージ(マッサージ効果)
 2010年にリンパ浮腫治療における用語の統一が行われ、
「マッサージ」はいわゆる肩や腰の凝りをとるための「マッサージ」であり、
リンパ浮腫における「マッサージ」は優しく皮膚をさするように行うもので、本質的には異なる
ものなので「リンパドレナージ」として区別しようということになりました。ドレナージとは「排液」という意味で、むくみの液(リンパの液)を皮下から排液すると言う意味です。

そのため、本内容でも基本的に「リンパドレナージ」を用いますが、リンパ流を活発化する意味でのマッサージ効果として「マッサージ」という使い方は致しますので、ご了承下さい。

A.用手的リンパドレナージ manual lymph drainage (MLD)
・・・(略)・・・さらにリンパドレナージの基本から考えると、リンパ管が最終的に静脈に合流する左鎖骨上窩から始めるとされています。
・・・(略)・・・リンパ浮腫におけるリンパドレナージは一般的なマッサージとは異なり、軽く擦るように行います。皮膚表面をずらすような感覚で、ゆっくり優しく行います。

B.リンパドレナージの考え方
 皮膚表面の浮腫液を順次深部のリンパ系に送りこむ方法です。
深部リンパ系への入り口は腋窩および鼡径リンパ節です。リンパは手足の先端から腋や鼡径部のリンパ節を経て深部リンパ系へと流れ込み、最終的に首の付け根付近で鎖骨下静脈に合流します。

 たとえば、左脚のリンパ浮腫の場合を考えてみると、左脚の浮腫液は通常は左鼡径リンパ節から深部のリンパ管へと流れこみますが、鼡径や後腹膜リンパ節切除後は鼡径から深部に入ることが出来ません。また、この左鼡径リンパ節は左脚だけでなく下腹部の液すべてを受けていますので、むくみは脚だけでなく下腹部にも及ぶことになります。

 このむくみを取るには、同側の左腋窩リンパ節などに浮腫液を流し深部リンパ系へ誘導します。
車の渋滞と同じで、リンパドレナージではまず前処置としてこの静脈への合流部位と深部リンパ系の流れを良くし、その後、浮腫のある患肢や下腹部を行います。

(図中グリーンの太い線)になって腋や鼡径のリンパ節に向かいます。腋や鼡径のリンパ節から心臓に向けての流れは体の奥にあって、深部リンパ系と言います。
右腕と胸部、左脚と腹部のドットで示された範囲は、各々、右腋窩、左鼡径周辺のリンパ節が切除された場合むくむ可能性がある範囲を示しています。胸腹部及び正中の境界は分水嶺と呼ばれています。

  従って手順(図参照)として、
最初に最終目的地である首の付け根の静脈への合流地点の流れを良くします(①)
次に深部リンパ管の流れを良くするため深呼吸をし(②)、
その次に深部リンパ管への入り口である左腋窩リンパ節を刺激します(③)

このようにして深部リンパ系の流れを良くした上でむくみの液を左腋窩リンパ節に流し込みます

優しく撫でるようにゆっくり皮膚をずらして、むくみの液をリンパ節へと導いていきます。

この場合も、まず先にリンパ節に近い胸部や腹部のむくみを左腋窩リンパ節に流し込んでから(④⑤)、
次いで左腹部や鼡径部(⑥)、大腿部、下腿部(⑦)、最後に足(⑧)を行います。

なお、腕については右腕の場合の手順を⑤⑥⑦⑧として示してあります。

・・・(略)・・・マッサージは一般的に入浴後の循環状態が良くなっているときに行うのが効果的なのはよく知られていますがリンパ浮腫でも同様と思われます。


コメント ( 2 ) | Trackback ( )



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コメント
 
 
 
Unknown (mintdaisuki)
2022-05-16 16:20:26
ご無沙汰してます。
リンパ浮腫とは、大変ですね。
治療の副作用とも言えるのでしょうか。
とは言え、QOLを考えると少しでも痛みやむくみは抑えたいですね。
専門家の指導のもと、お大事になさってください。
 
 
 
ほんとうのところは ?? (●てらまち)
2022-05-25 18:40:27
mintdaisukiさん

>治療の副作用

放射線治療の副作用としてでているのか、
別のリンパ節の肥大などが神経を圧迫しているのか
どちらかか、片方か・・・よくわからないところです。

>少しでも痛みやむくみは抑えたい

 はい、本当にそうですね。
 なんとか、苦痛は減らしたい(笑)
 
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