2012年06月15日

懐かしのあの曲(35) MANISH「煌めく瞬間に捕われて」

無題


こんにちは。kenです。
マイペース更新は継続します。
今回は、95年に発売されたMANISHの「煌めく瞬間に捕われて」です。

アニメ「スラムダンク」のエンディング曲だったので、
このアニメを見ていた人は知っていると思いますが、
それ以外の人はおそらく知らないでしょうね。
そもそも「MANISH」自体がそこまでメジャーではないでしょうから。

MANISHは、92年にシングル「恋人と呼べないDistance」でデビューした
ボーカル:高橋美鈴とキーボード:西本麻里の2人組ユニットです。
いきなりのデビュー曲名がダサすぎるという突っ込みはさておき、
(ZARDの「君とのDistance」を連想したのは僕だけでしょうか…)
割と有名なMANISHの曲は「声にならないほどに愛しい」「もう誰の目も気にしない」あたりでしょうか。
それにしても、このサビのフレーズと一致した長い曲名たちは時代を感じさせますね。

「煌めく瞬間に捕われて」は10枚目のシングルで、オリコン週間最高位6位。
彼女らにとって最大のセールスとなりました。

この曲、スラムダンクの主題歌の中でも個人的には一番好きです。
そこまでの派手さはないんですが、力んだ感じがない応援歌というのでしょうか。

MANISHの歌声は大黒摩季に近いものがあるのですが、大黒摩季よりもソフトでクール。
例えば、この曲を大黒摩季が歌うとちょっと暑苦しい感じになりそうだし、
ZARDが歌うとちょっとパワーが無さすぎる気がします。
この2人の中間に位置するMANISHが歌うのが非常に楽曲にマッチしていると思います。

アニメにもよく合っているんですよ。
「煌(キラ)めく瞬間(トキ)に捕われ  夢中でいたい」というのは
バスケに打ち込む選手たちのことと解釈できますし、
「後悔する 素敵じゃない 一人じゃないし」というのも
ケガをしてでも試合に賭ける赤木・桜木の様子を連想できます。
また、MANISHの2人の雰囲気は、湘北バスケ部のマネージャー:彩子に
似ているものがあって、彩子がバスケ部のメンバを応援しているようにも
感じられます。

この曲で最大のヒットを記録したものの、
MANISH自体の人気を獲得するには至らず、
その後はわずか2枚のシングルを残して活動休止してしまいます。
残念ですが、彼女らでしか表現できない個性というのはやや希薄だったかなと思います。
「煌めく瞬間に捕われて」も川島だりあの作曲で、
歌詞は高橋美鈴・川島だりあの共作なんですが、
歌詞の中身を見る限り、川島だりあ主体で書いたような気がします。
(そういえば川島だりが歌っても違和感がない曲だな…)
もっとMANISH2人が手掛けた曲をシングルA面で発表できれば良かったのに…と悔やまれます。
(レコード会社が許さなかったのかもしれませんが)

あとは、女性2人組ってアイドル(Wink、ピンクレディー)か実力派(Kiroro、花*花)に明確に分かれるので、
どちらの要素も持った2人はターゲットが明確にならなかったのではと思います。
※前回も書きましたが、「実力派」と呼ばれる人ってたいがいビジュアルがブ(以下略)

最近はMANISH、PAMELAH、DEEN、REV等懐かしのビーイングアーティストばかり聞いてます。
今度はMi-Keでもレビューしようかな(笑)

oriconstyle at 14:38│Comments(0)TrackBack(0) 懐かしのあの曲 

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