紙の新聞と時代の流れ | へにょへにょ日記[ゆるゆる田舎暮らしブログ]

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カメラ、写真、本、アート、ペット、犬、家電、料理、ハンドメイド、医療、健康…。なんとなく過ぎてゆく日常のあれこれ。スムースチワワの小太郎と過ごした日々。

 

我が家はいまだに新聞を取っているのですけど、新聞の販売店がどんどん減っているようで、ここ数年で何度か販売店が変わりました。

 

もともと契約していた販売店は、私が子どもの頃から長年のお付き合いだったんですが、お店を畳むということで、別の販売店に変わりました。それが、以前だったらライバルだった新聞社の販売店だったのでちょっとびっくり。

 

新聞の勧誘で各社が競い合っていたのは遠い昔の話なんですねぇ。今は共生していかないと立ちゆかないのかな。

 

うちはX新聞だったのに、母が勧誘の品(洗剤とか)に釣られてZ新聞に変えてしまったという事件もありました。3ヶ月だけって契約で、しかもX新聞にはこちら(勧誘した人)から契約を断る(配達を止める)連絡をするから、ってことだったのに、X新聞の契約はそのままで、二つの新聞が同時に配達されてしまって、困惑。当時はそんないいかげんな勧誘が多かったです。30年以上前かな。

 

インターネットも携帯電話もない時代。どの家でも新聞を取っていました。早朝は、各社の新聞配達のバイクが行き交っていました。各家の前で小刻みに止まって配達してました。

 

今は、早朝にバイクの音、ほとんど聞こえません。我が家の近所でも新聞を取っていない家のほうが多い感じで、配達のバイクも、うちに配達してそのままブロロローって走り去って行きます。

 

速報性という意味では新聞はネットやテレビよりも遅いのだけど、世の中の様々な情報がギュッと凝縮されていて、しかも信頼性も高いので、個人的にはなくなって欲しくないメディアではあります。

 

新聞を取ってない人たちの情報源って、テレビやネットが主なのかな。テレビもネットも、自分が見たい情報だけしか見えてないことが多い気がします。新聞読んでいると、(ネットでは自分からアクセスしないような)全く未知のジャンルの情報があったりして、目からウロコ。知らない国で起こっていること、知らない業界での事情が知っている世間に及ぼす影響。などなど。

 

とはいえ、紙に印刷したものを人が各家に毎日配達する、っていうビジネスモデルは、かなり時代遅れなものなのかも。とも。

 

新聞はデジタル版も契約しているので、ネットでも見られるんですけど、実際は、紙で見る方が一覧性があって見やすいです。そもそも、新聞紙の大きさにレイアウトされたものを小さなタブレットやスマホで見るというのに無理があるのですけどもね。

 

デジタル版のサイトだと記事は読みやすいのですが、紙面のレイアウトのように、記事や見出しの大きさで事件の重大性や、新聞社での重要度の判断みたいなものは分からないです。関連記事で過去の記事が出てくることもあったりして、紙面とは違う、便利さと不便さがあります。

 

あと、折り込みチラシを見る楽しみもあります。近所のスーパーのチラシに割引券がついていたり、新しいお店の開店案内だったり、求人広告で今の給料の相場がわかったり。

 

そんな感じで、新聞ファンではあるのですけど、変わってゆくのも仕方ないかなとも思います。

 

完全になくなってしまうと寂しいので、毎日じゃなくて、週に何度か、早朝でなくてもいいので、配達してくれるようなものになってもいいのかなと、考えたり。

 

あと、新聞社自体がなくなってしまうのが一番困るのだけど、ネットだけになっても生き残っていけるんでしょうかね。ネットでも紙でもいいので、きちんと取材して信頼できる記事を出してくれるメディアとして、なくなって欲しくないです。

 

 

ニュース検定は受検者増えているみたい。ニュースを読み解く力を付けるには新聞はいいと思います。あと、話し言葉や文芸作品ではない文章の読解力や人に伝えるための正しい日本語の文章力がつきます。

 

 

 

 

 

カメラ:FUJIFILM X-T20 → 価格.com

レンズ:XF80mmF2.8 R LM OIS WR Macro → 価格.com

date:2023/1/30

※写真は縮小しています。

 

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