テーマ:歩いて愉しむ東京(896)
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さて、雑司が谷旧宣教師館(→→→こちら)に入ってみました。
この建物は、明治40年(1907)、アメリカ人宣教師のジョン・ムーディー・マッケーレブが自らの居宅として建てた豊島区内最古の近代木造洋風建築です。こういう意匠の建物をカーペンターゴシック様式というそうです。 マッケーレブ氏は明治25年(1892)、新婚の妻デラらと来日し、築地・神田・小石川と伝道活動を展開、そして明治40年(1907)雑司が谷に移り住み、以後この地を拠点に、太平洋戦争開戦直前の昭和16年(1941)に帰国するまで、さまざまな困難に遭いながらも、ピューリタニズムに基づいた宣教活動を続けていたそうです。約50年間にわたるマッケーレブの日本での活動は、慈善事業から幼児や青年の教育活動にまで及び、数多くの人々に感銘をあたえたそうです。 室内の様子です。 マントルピースやピアノがあって、いかにも欧米人が住んでいた洋館という雰囲気です。 太陽光を取り入れた明るいサンルームですね。こういう家に住んでみたいものです。 張り出し窓の張り出し方、一階は斜めに、二階は直角にと変えているのがデザインというものでしょうか。 庭の方から見てみると、窓が広い。 庭にあったブロンズ像「少女」です。作者は彫刻家の河野新氏で、宣教師マッケーレブ氏の青少年教育、社会福祉活動に取り組まれた遺徳を偲び寄贈されたそうです。 (雑司が谷七福神巡りのコースです) 【つづく】 人気ブログランキング 雑司が谷七福神巡り(その6) 雑司が谷旧宣教師館 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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