あっという間に今年、2020年もあと60日程となってしまいました。
気づけば、あと2ヶ月。
本来ならば項目毎に書くべきなのですが…今回はざっと書いてしまおうかと。

今年は新型コロナウィルス感染拡大であらゆる事に制限が掛かる年となりました。
目の前の事に気忙しく、あれよあれよという間に月日が流れてしまい…
このウェブログももう少し使い勝手の良いものに移動したいなと考えているのに現在のところ実行出来ず終いになっています。noteとか…興味はあるのですけれど実際のところはどうなのかしら。


今年前半の個人的な目玉公演であった2月のバルトーク(2台ピアノと打楽器の為のソナタをメインとした)ツアーは緊急事態宣言や自粛制限前になんとか滑り込みで全公演を無事終演。
今から思い起こすと(約7〜8ヶ月前の事なので)公演させて頂ける時期であったことを大変な幸運だったと思っています。

その後はロックダウン状態に入り、諸々の感染拡大準備などに明暮れ、あれよあれよと月日が流れて行きました。春先のきとむ門下発表会も見送り。


8月末には『サントリーサマーフェスティバル2020”東京アヴァンギャルド宣言” 管弦楽セレクションI』での新作マリンバコンチェルト「ヴァーチャリティの平原第2部 iii)浮かびの二重螺旋木柱列」(2台マリンバ+ガムランアンサンブル+オーケストラ)初演。

このお話は早々と約2年前からの計画であったので、無事に開催されるのか否かとフワフワと落ち着かない日々を過ごしました。
初演でもあり、パート譜を戴くのが時間が掛かりそうだったので総譜から自分のパートを書き起こし、MIDI音源でも作成してみるかなとも思いましたが…
演奏が超絶技巧の為、音読みに追われて(不慣れな)音源作成までは至らず…。

公演自体はサントリーホール、サントリーホール芸術財団の皆様、マネジメント頂いた東京コンサーツの皆様、そして読売日本交響楽団の皆様のお陰で、思い出深いものとなりました。
何よりチャンスを下さった作曲家の山本和智さん。ソリストとしてご一緒した篠田浩美さん、ガムランアンサンブル・ランバンサリ、オーケストラの皆さんの熱演。得難い経験となりました。
役目を終えて、何よりホッとすると同時に、サントリーホールでオーケストラと共演させて貰ったんだなぁ…と未だ夢見心地な気持ちでおります。
有難い事に、駆けつけて下さった友人知人達からとても好意的なご意見を直接頂いたりメッセージでお寄せ下さったり。


9月には山本さんの別作品の収録へ。
今度は絵本につけた音楽。サントリーでの初演作品の後に書かれたそうなんですが、なんとも平和な可愛らしい音楽でした(笑)これもまた彼らしい、巧みなオーケストレーション。

その他、文化庁在外研修員の会への寄稿する文章を書かせて頂いたりと、様々な機会を頂いています。


2021年1月には早速公演を再開する予定。
元々この時期にしましょう、と決まっていたものではありますが、とても楽しみにしています。

今度はCosmo Projekt企画で [ Duoの試み|Saxophone 井上ハルカ ✖️ Percussion 西岡まり子 ]。

1月16日(土)18:30ー 京都芸術センター
1月22日(金)18:00ー 東京コンサーツラボ

新進気鋭のサクソフォン奏者井上ハルカちゃんとのDuo。
コロナ自粛に入る前から二人でちょくちょく練習しながらプログラムを構成しました。

のびのびと、それでいて超絶技巧をさらりとバッチリこなす実力者であり、レパートリー開拓にも素晴らしい意欲をお持ちの素敵な奏者さん。
11月19日(木)は東大阪市文化創造館 小ホールにて、(今回は)バリトンサクソフォンでリサイタルをされます。ソプラノ〜バリトンまで、なんでも上手…。



発売されているCD「SONATE」PVビデオ。



バッハ:チェロ組曲より。
マリンバでも演奏していたので、自分もやりたくでウズウズしてきます。



サン=サーンス:ファゴットソナタ。




特設サイトも作成しました。
こちらからチケットご予約頂けます。
https://projektcosmo.wixsite.com/home

どうぞよろしくお願い致します。
そして…ご期待ください。