アンディ和田さんの記事で、コーチのウエダさんがシャウフェレへ指導した経緯を記しておられます。一部を引用させていただきます。
詳しくは→「ストロークよりも目のキャリブレーション(調整)が重要」。
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「パターヘッドの動き、ストロークは一番最後に確認する作業です。 他にしっかりと習得しなければいけない大事な要素はたくさんあります」
当時のシャウフェレは真っすぐなラインがスライスラインに見えてしまうという難点があり、矯正はストロークではなく「目」から始まったということでした。
「目のキャリブレーション(調整)」でチェックするポイントは2つ。
ひとつは真っすぐなストレートラインを見て、しっかり真っすぐと感じとれるか。
もう一つは構えたときにしっかりと目線が狙いと一致しているか。
この2点をチェックします。
このチェックには3つのボールを使います。完璧に真っすぐな約6メートルのラインを探し、ひとつ目のボールに構え、 ふたつ目は3歩先に置きます。 そして三つ目はまた3歩先。
構えたときにこの3つのボールがカップまでしっかりと一直線に見えるかどうかをチェックします。
この方法はシンプルで簡単だと思われがちですが、なかなか一直線に見えるのは難しいことです。 構えたボールを見てから、残りの2つのボールを見たときに一直線に見えるようにするためには、頭の傾き、目線をどのように動かしていくかが重要なんだとか。
シャウフェレは、オープンウィークに練習するときに、この作業を今でも徹底的にするということです。移動や体の疲労があるときにはなかなか修正が上手くいかず、友人からラウンドに誘われていても、まずは「目の修正」を優先し数時間このトレーニングをするそうです。
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これって、単純なようで難しいですね。
何故なら人間は、見える画像の歪みには鈍感だからです。
どうもその原因は目にあるのではなく、画像情報を処理する脳にあるようですね。脳が疲れているとてきめんに顕れてきます。
私は1m、3m、5mのそれぞれボールを置き、狙って当てるドリルをやってるので、自信があるのですが、でも疲れているときには当たりません。自信のある方も、時々はシャウフェレのように3個を一直線に並べて真っすぐに見えるか、チェックなさるのも良いと思います。
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