今平周吾はパターも短く握りますね。そのことにはご本人流の理由があるようで、それはそれで記事にする予定ですが、今回は渋野日向子のそれについてです。
「強気な”壁ドンパット”はヒールを浮かせる意識が生む!」(「週刊パーゴルフ」2019年NO.31)から一部を引用させていただきます。解説は青木翔さんです。
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パターを短く握る理由について、渋野ご本人は「アドレスした時に、ソールをベタっと置くよりはヒールを浮かせて構えたいからです。それには短く持った方が窮屈に感じないんです」と。
これにはどのようなメリットがあるのか、青木さんは以下のように解説しています。
「彼女はプレッシャーがかかってきたり、調子が悪くなってくると手元が下がってトゥが浮くんです。そのまま打つとプッシュも出るしひっかけも出る。それらのミスを防ぐためにヒールを浮かせるイメージで構えてもらっています」
実際に構えてみるとわかるが、パターを長めに持つとボールとの距離が離れて手元が下がりやすい。その結果、トゥが上がる。
逆に短く持つとボールとの距離が近くなり、手元の位置が高くなる。ヘッドもヒールが浮いた状態になる。ヘッドを真っすぐに引いて真っすぐに出し易いのは後者。
アベレージゴルファーの方も、トゥを浮かせて構えてる方が圧倒的に多い。ボールを真っすぐに打ち出せない人はヒールを浮かせて構えてみましょう。
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平均的なアマがトゥを浮かせるのは、その方が捉まりが良くなるからだと私は想像しています。芯をしっかり捉える練習をしてソール全体がグリーンに接するように構えてストロークするのが正統ですが、芯の捉え方が甘くてもトゥが浮いてると(ロフトが効いて)転がりが強くなるので、多くの方がそういう構え方をしてるのではないでしょうか。
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