先週末に娘が11歳の誕生日を迎え、本人の希望でオーダーメイドケーキを注文することになった。
誕生日のケーキなんてものは、家の近所にある「Paris Baguette」とか「TOUS les JOURS」などのチェーン系のパン屋さんの冷蔵ショーケースに並んでいるケーキを選んで買うものである、としか思っていなかったので、娘から話を聞いた時は、
「何、それ?」
という感じだったのだが、最近はこういうところのケーキを注文するのが主流、とまではいかないものの、流行りモノに敏感な子たちの間でちょっと人気があるらしい。
娘の場合、2歳年上の従姉のJのことを、本人は認めないものの、ものすごく意識しているところがあり、オーダーメイドケーキうんぬんと言い出したのも、Jが自分のカカオストーリーにアップしている誕生日ケーキの写真を見たからだった。
Jがアップしていたケーキは淡いピンク色で、周囲が白い生クリームで装飾され、仁丹のような銀色のツブツブがあちこちに散りばめられていて、上部にはティアラが乗せられている、という、いかにも彼女が好きそうなプリンセス風なケーキだった。
見るからに「見た目は綺麗だけど味は微妙そう」なケーキだったのだが、10歳かそこらの子供にそう説明したところで納得しそうにないし、ものは経験ということで、一度試してみるのもいいかな、という流れで注文することになった。
注文した店は、サンム地区にある「ヌヌ」という名前のケーキ店。
その店に決めた理由は、光州にいくつかあるオーダーメイドのケーキ店の中でもっとも自宅から近かった、というだけw
オーダー方法は店のブログに細かく書かれていて、それによると
①ケーキを受け取りたい日付
②ケーキの土台の味
③ケーキのサイズ
④デザイン
をカカオで店主に伝えると、ケーキの値段と振込先の口座番号がメッセージで送られてくるので、その金額を前払いした時点で予約が完了、というものだった。
受け取りたい日付は娘の誕生日の日の午後にし、生クリームケーキ、チョコバナナケーキ、キャロットケーキ、など数種類の土台の味の中からはキャロットケーキを注文し、ケーキのサイズは2号にし、デザインは店のインスタの中から「こんな感じがいいかも」と思えるケーキを選択し、色だけ変更してもらった。
ちなみに韓国のホールケーキのサイズは日本のそれとは異なっており、2号は直径18センチ、3号は21センチ、という具合に3センチずつ大きくなっていく。
値段は47,000ウォン。
自宅近くのパン屋さんで購入した同じサイズのクリスマスケーキの値段が25,000ウォンだったことを考えると、ちょっと、いや、かなり割高だけど、そのあたりはまあ、デザイン料ということで無理やりに納得。
↓
果たして、誕生日当日に受け取ったケーキはこちら。
↓
満11歳の誕生日だけど、ロウソクが「12」なのは韓国式に数え年にしたから。
アラフィフの母としては、11歳なんだから「11」でいいじゃん、と思うのだが、歳を重ねることが嬉しくてたまらない年頃の娘の意見に押されて「12」にした、というね。
ゴールド色のロウソクは近所の「Paris Baguette」で1本1,000ウォンで売られているもの。使った後はちゃんと洗って保管し、再利用、再々利用しまっせよー♪
・・・と思っているけれど、使用頻度が高くなる「1」は、途中で買い替えないといけなくなるかもな。ちなみにこの「1」は去年購入したロウソクなので、登場回数は今回で2度目。
さて、ケーキ店の外観はこんな感じ。
↓
店内には色とりどりのデコレーションケーキの見本が並べられていた。
↓
ざっと見本を眺めた感じの印象としては、ケーキの上に絵やイラストを描いてもらうより、描くのはレタリングのみにしてもらった方が全体的なバランスと印象が良くなるかもな、ということ。
ちなみに上の画像の一番右上のケーキは、高級ブランドのグッチのロゴマークが描かれたもの。
ちょっとわかりにくかったので、ケーキがちゃんと写っている1枚を。
↓
・・・鏡にヘンな人が映っていてすみませんw
ちゃんとゴールド色のダブルGマークが上部にあって、中央のラインはレッドとグリーンのグッチカラー、と細かい部分まで徹底されている。
娘のケーキのデザインを考える際に覗いたインスタグラムには、シャネルのマークをデカデカと描いた黒と白(←ま、まずそう)のケーキとか、エルメスのオレンジボックスに茶色いリボンがかけられたデザインのケーキが複数あり、驚くというより、ちょっと笑ってしまった。
一体誰が、どういうシチュエーションで、グッチやシャネルやエルメスのケーキを注文するのだろう?
シャネルが大好きな女性の誕生日ケーキに、彼氏や旦那さんがシャネル柄のケーキをわざわざオーダーしたのかもしれないし、女性側が「ケーキはシャネルの柄がいいわ♪」とか自ら指定したのかもしれない。
ケーキ店側から、インスタにアップされている画像をブログに載せることを許可してもらえたので、実際の画像をご紹介。
↓
「人間シャネル、ユ・ジス、誕生日おめでとう」というメッセージが台の上に書かれているので、シャネラーな方のための誕生日ケーキであることは明白だけど、「人間シャネル」という言葉が、なんていうか、けっこうジワジワとくるw
こちらはエルメス。
↓
台の上には「ヨヌ、エルメスを受け取って」と書かれているので、男性から女性へのプレゼントかな?
しかし、もし男性側が、
「誕生日にはエルメスをプレゼントするよ♪」
とか約束しておいて、女性側が「エルメスの何かしら? バッグは高価すぎるからお財布あたりかしら、それともスカーフかしら♪」と、ドキドキワクワクしていたところにこのオレンジ色のケーキが差し出されたら?
これをジョークとして笑い飛ばせる性格の女性だったらいいけれど、そうじゃなかった場合は、その後の関係がギクシャクとしてしまいそうですねぇ。って、大きなお世話様ですねぇ。
ケーキ店の店内に話を戻すと、レジ付近にはさまざまなデザインのロウソクが売られていた。
↓
こんなものも。現金払いオンリー、と書かれてます。
↓
冷蔵ショーケースの下段には誰かが予約したとおぼしきケーキが保管されていて、上段には販売用にカットされたキャロットケーキが。
↓
下段のケーキとの対比で大きく見えるけれど、ケーキは一番小さな1号サイズのもので、キャロットケーキも手のひらに乗るくらいの小さめサイズ。これで7,500ウォン、というのはちょっと割高に感じられたので、ちょっと食べてみたい気がしたものの、買わなかった。
「え、だって誕生日ケーキの土台はキャロットケーキにしたんでしょ?」
と思われた方、その通りなんですよ!
その通りなんですけど、キャロットケーキを土台に指定したメッセージを娘に見られてしまい、キャロットケーキよりチョコバナナケーキがいい! とゴネられて、しょうがないからチョコバナナケーキに変更したんですよ(←誰の誕生日? というツッコミはなしでw)。
そんなこんなで、誕生日当日にケーキをピックアップして、食卓へ。あまりにも色鮮やかすぎて、おもちゃの置物感が漂ってますね・・・。
↓
その日のランチは、たまに行っていたお寿司屋さんのテイクアウトを初めて利用。
店内で食べると、冷たいトマトと玉ねぎのパンチャン(おかず)がおかわり自由だったり、一口サイズのお蕎麦がサービスされたり、食後には冷たい梅ジュースが出てきたり、と、かなりのお得感があるのだが、テイクアウトの場合は値段は同じなのにそれらが一切ないので、ちょっと費用対効果が低く感じられた・・・ので、もう利用しないと思う。
で、肝心のケーキのお味ですが。
↓
・・・切り口が汚くてすみません。
ふわふわとした食感のチョコレートケーキに刻んだバナナと生クリームがサンドされていて、ケーキ表面のクリーム部分がちょっと甘すぎてくどかったけれど、ケーキ自体はまあ、普通に美味しかったと思う。
美味しかったとは思うのだけど、この味にこの値段を出すなら、自宅近くのパン屋さんのケーキの方が費用対効果(←こればっかりですみませんw)が高いよね、と家族全員の意見が一致した。
ただ、キャロットケーキの場合はクリームチーズ味のクリームが使用されているらしいので、自他共に認めるキャロットケーキ大好き人間としては、キャロットケーキを食べてみるまでは、このケーキ店に対する評価は保留にしておきたいところ。
夫と娘には反対されるかもしれないけど、今年の自分の誕生日にはここのキャロットケーキをオーダーしてみようかな、と密かに計画している。
最後までお読み下さってありがとうございました♪
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誕生日のケーキなんてものは、家の近所にある「Paris Baguette」とか「TOUS les JOURS」などのチェーン系のパン屋さんの冷蔵ショーケースに並んでいるケーキを選んで買うものである、としか思っていなかったので、娘から話を聞いた時は、
「何、それ?」
という感じだったのだが、最近はこういうところのケーキを注文するのが主流、とまではいかないものの、流行りモノに敏感な子たちの間でちょっと人気があるらしい。
娘の場合、2歳年上の従姉のJのことを、本人は認めないものの、ものすごく意識しているところがあり、オーダーメイドケーキうんぬんと言い出したのも、Jが自分のカカオストーリーにアップしている誕生日ケーキの写真を見たからだった。
Jがアップしていたケーキは淡いピンク色で、周囲が白い生クリームで装飾され、仁丹のような銀色のツブツブがあちこちに散りばめられていて、上部にはティアラが乗せられている、という、いかにも彼女が好きそうなプリンセス風なケーキだった。
見るからに「見た目は綺麗だけど味は微妙そう」なケーキだったのだが、10歳かそこらの子供にそう説明したところで納得しそうにないし、ものは経験ということで、一度試してみるのもいいかな、という流れで注文することになった。
注文した店は、サンム地区にある「ヌヌ」という名前のケーキ店。
その店に決めた理由は、光州にいくつかあるオーダーメイドのケーキ店の中でもっとも自宅から近かった、というだけw
オーダー方法は店のブログに細かく書かれていて、それによると
①ケーキを受け取りたい日付
②ケーキの土台の味
③ケーキのサイズ
④デザイン
をカカオで店主に伝えると、ケーキの値段と振込先の口座番号がメッセージで送られてくるので、その金額を前払いした時点で予約が完了、というものだった。
受け取りたい日付は娘の誕生日の日の午後にし、生クリームケーキ、チョコバナナケーキ、キャロットケーキ、など数種類の土台の味の中からはキャロットケーキを注文し、ケーキのサイズは2号にし、デザインは店のインスタの中から「こんな感じがいいかも」と思えるケーキを選択し、色だけ変更してもらった。
ちなみに韓国のホールケーキのサイズは日本のそれとは異なっており、2号は直径18センチ、3号は21センチ、という具合に3センチずつ大きくなっていく。
値段は47,000ウォン。
自宅近くのパン屋さんで購入した同じサイズのクリスマスケーキの値段が25,000ウォンだったことを考えると、ちょっと、いや、かなり割高だけど、そのあたりはまあ、デザイン料ということで無理やりに納得。
↓
果たして、誕生日当日に受け取ったケーキはこちら。
↓
満11歳の誕生日だけど、ロウソクが「12」なのは韓国式に数え年にしたから。
アラフィフの母としては、11歳なんだから「11」でいいじゃん、と思うのだが、歳を重ねることが嬉しくてたまらない年頃の娘の意見に押されて「12」にした、というね。
ゴールド色のロウソクは近所の「Paris Baguette」で1本1,000ウォンで売られているもの。使った後はちゃんと洗って保管し、再利用、再々利用しまっせよー♪
・・・と思っているけれど、使用頻度が高くなる「1」は、途中で買い替えないといけなくなるかもな。ちなみにこの「1」は去年購入したロウソクなので、登場回数は今回で2度目。
さて、ケーキ店の外観はこんな感じ。
↓
店内には色とりどりのデコレーションケーキの見本が並べられていた。
↓
ざっと見本を眺めた感じの印象としては、ケーキの上に絵やイラストを描いてもらうより、描くのはレタリングのみにしてもらった方が全体的なバランスと印象が良くなるかもな、ということ。
ちなみに上の画像の一番右上のケーキは、高級ブランドのグッチのロゴマークが描かれたもの。
ちょっとわかりにくかったので、ケーキがちゃんと写っている1枚を。
↓
・・・鏡にヘンな人が映っていてすみませんw
ちゃんとゴールド色のダブルGマークが上部にあって、中央のラインはレッドとグリーンのグッチカラー、と細かい部分まで徹底されている。
娘のケーキのデザインを考える際に覗いたインスタグラムには、シャネルのマークをデカデカと描いた黒と白(←ま、まずそう)のケーキとか、エルメスのオレンジボックスに茶色いリボンがかけられたデザインのケーキが複数あり、驚くというより、ちょっと笑ってしまった。
一体誰が、どういうシチュエーションで、グッチやシャネルやエルメスのケーキを注文するのだろう?
シャネルが大好きな女性の誕生日ケーキに、彼氏や旦那さんがシャネル柄のケーキをわざわざオーダーしたのかもしれないし、女性側が「ケーキはシャネルの柄がいいわ♪」とか自ら指定したのかもしれない。
ケーキ店側から、インスタにアップされている画像をブログに載せることを許可してもらえたので、実際の画像をご紹介。
↓
「人間シャネル、ユ・ジス、誕生日おめでとう」というメッセージが台の上に書かれているので、シャネラーな方のための誕生日ケーキであることは明白だけど、「人間シャネル」という言葉が、なんていうか、けっこうジワジワとくるw
こちらはエルメス。
↓
台の上には「ヨヌ、エルメスを受け取って」と書かれているので、男性から女性へのプレゼントかな?
しかし、もし男性側が、
「誕生日にはエルメスをプレゼントするよ♪」
とか約束しておいて、女性側が「エルメスの何かしら? バッグは高価すぎるからお財布あたりかしら、それともスカーフかしら♪」と、ドキドキワクワクしていたところにこのオレンジ色のケーキが差し出されたら?
これをジョークとして笑い飛ばせる性格の女性だったらいいけれど、そうじゃなかった場合は、その後の関係がギクシャクとしてしまいそうですねぇ。って、大きなお世話様ですねぇ。
ケーキ店の店内に話を戻すと、レジ付近にはさまざまなデザインのロウソクが売られていた。
↓
こんなものも。現金払いオンリー、と書かれてます。
↓
冷蔵ショーケースの下段には誰かが予約したとおぼしきケーキが保管されていて、上段には販売用にカットされたキャロットケーキが。
↓
下段のケーキとの対比で大きく見えるけれど、ケーキは一番小さな1号サイズのもので、キャロットケーキも手のひらに乗るくらいの小さめサイズ。これで7,500ウォン、というのはちょっと割高に感じられたので、ちょっと食べてみたい気がしたものの、買わなかった。
「え、だって誕生日ケーキの土台はキャロットケーキにしたんでしょ?」
と思われた方、その通りなんですよ!
その通りなんですけど、キャロットケーキを土台に指定したメッセージを娘に見られてしまい、キャロットケーキよりチョコバナナケーキがいい! とゴネられて、しょうがないからチョコバナナケーキに変更したんですよ(←誰の誕生日? というツッコミはなしでw)。
そんなこんなで、誕生日当日にケーキをピックアップして、食卓へ。あまりにも色鮮やかすぎて、おもちゃの置物感が漂ってますね・・・。
↓
その日のランチは、たまに行っていたお寿司屋さんのテイクアウトを初めて利用。
店内で食べると、冷たいトマトと玉ねぎのパンチャン(おかず)がおかわり自由だったり、一口サイズのお蕎麦がサービスされたり、食後には冷たい梅ジュースが出てきたり、と、かなりのお得感があるのだが、テイクアウトの場合は値段は同じなのにそれらが一切ないので、ちょっと費用対効果が低く感じられた・・・ので、もう利用しないと思う。
で、肝心のケーキのお味ですが。
↓
・・・切り口が汚くてすみません。
ふわふわとした食感のチョコレートケーキに刻んだバナナと生クリームがサンドされていて、ケーキ表面のクリーム部分がちょっと甘すぎてくどかったけれど、ケーキ自体はまあ、普通に美味しかったと思う。
美味しかったとは思うのだけど、この味にこの値段を出すなら、自宅近くのパン屋さんのケーキの方が費用対効果(←こればっかりですみませんw)が高いよね、と家族全員の意見が一致した。
ただ、キャロットケーキの場合はクリームチーズ味のクリームが使用されているらしいので、自他共に認めるキャロットケーキ大好き人間としては、キャロットケーキを食べてみるまでは、このケーキ店に対する評価は保留にしておきたいところ。
夫と娘には反対されるかもしれないけど、今年の自分の誕生日にはここのキャロットケーキをオーダーしてみようかな、と密かに計画している。
最後までお読み下さってありがとうございました♪
国際恋愛・結婚ランキング
娘さん、11歳のお誕生日おめでとうございます🎉
楽しい1年になりますように!
そういうアメリカンな色合いのケーキ、自分でも一度どんなものか食べてみたいですw
個人的にはこに手のケーキは外見こそかわいいものの中はただのスポンジとクリームで、この値段は何費なんだと思うこともありましたが、チョコとバナナだったら、あ、いいじゃん、と思いました。周りの生クリームの上のカラースプレーも楽しい。そのアイディアいただきます(えっ)。お店も今ドキの感じでかわいいですね。
高級ブランドのロゴのケーキですが、イギリスでドールハウス展に行ったときは、ミニチュアですがシャネルのケーキなどがいっぱいありました。そういうのが好きな人だとケーキまでシャネル!となって受けがいいのかもしれませんね。
ウリウリさんご自身のお誕生日の時のキャロットケーキのリポート、とても楽しみです♪