成長期の子供を持つ親の悩み(?)として、新しい服や靴を買ってもすぐにサイズアウトしてしまう、というのがあると思う。

我が娘の場合も例外ではなく、去年買った服の大半が、今年はもう小さくなっていて着ることができない。

トップスに関しては、最近の服はデザイン的に袖丈がもともと長めになっているからかどうか、2年くらいは余裕で着られるものが少なくないのだが、ボトムス(パンツ)は1年でまずアウト。

現在小学校5年生の娘の身長は現時点で155センチで、母親である自分の160センチを近い将来に追い越すことはもう確実、という勢いである。

しかも、実にうらやましいことに、伸びているのはほとんど脚!

つい先日、興味本位で娘の股下の長さをはからせてもらったところ、なんと70センチもあった。

身長155センチで股下70センチって、


「・・・脚が、身長のほとんど半分を占めているじゃん!」


と昭和生まれの母としては叫びたくなってしまうのだけど、今の子って、案外このくらいのバランスが普通なのかしらん。もはや宇宙人であるとしか思えんわ。

で、脚が伸びるのと比例して、かどうかはわからないけど、足のサイズもどんどん大きくなるため、靴がサイズアウトするのも早いこと、早いこと。

梅雨の時期に入る直前に、試しに去年買ったレインシューズを履かせてみたところ、かなりギチギチになってしまっていたので、新しいものに買い替えることに。

それが、タイトルのステラマッカートニーキッズのレインシューズ。



スクリーンショット (7774)


こちらのレインシューズを選んだ理由は、なんといってもデザインが可愛かったこと。

イギリスは雨が多く降る国なので、そのイギリスのブランドであるステラマッカートニーも、毎シーズン、いろいろな色や柄のレインシューズを子供用にデザインしている。

落ち着いたネイビーを基調に、庭に咲く色とりどりの花などが描かれたこちらのレインシューズは、かなり自分の好みど真ん中の色と柄だったので、セールで日本円にして約5,000円ほどになっていたこともあり、もう即決に近い感じで購入してしまった。

その際に迷ったのは、サイズ。

その時点での娘の靴のサイズは「23センチだとギリギリ小さいので、次に買う靴は23.5センチにしなければならない」という感じだった。

このレインシューズを購入したサイトのサイズ表を見ると、EU36 サイズがちょうど23.5センチに当たっていたので、買うなら EU36 かな、とは思ったのだが、経験上、ここで EU36 を購入しても、来年には95%の確率でサイズアウトしてしまうことはわかっていた。

なので、その時点ではまだ少し大きかったワンサイズ上の EU37 を購入。

実際のレインシューズが手元に届き、試し履きをさせてみたところ、中敷きを入れてもまだちょっと大きかった。

が、スニーカーなどとは違い、普段の生活の中でレインシューズの出番そのものがそこまで多くないので、大雨の日に足元を保護するため用、と考えて、EU36 への交換はしなかった。

それに、このサイズなら、ややデザインが子供っぽい点さえ気にならなければ、それこそ中学生、高校生になっても履くことが可能。

なんていうか、サイズアウトの心配がないというのは、ものすごい大船に乗ったような気分(←親がw)。

あと、そうそう、自分は身長の割に足のサイズが大きい方で25センチあるのだが、この EU37 サイズのレインシューズ、問題なく履くことができますた。

なので、もし中学生、高校生になった娘が、


「こんな子供っぽい長靴、もう履けないわー」


と放り出す日が来たら、母が喜んで譲り受けようと思っている。

雨の日用の靴は、6年前に買った HUNTER の黒いレインシューズがあるけれど、ものすごく重い上に脱ぎ履きがしにくいし(←下のブログ記事を書いた後で気がついた欠点)、デザイン的にも今回のステラマッカートニーキッズのレインシューズの方が好み(←好みがお子ちゃまなのw)。






なので、娘からのお下がり(お上がりか?)が決定した暁には、HUNTER のレインシューズはメルカリかヤフオクに出すつもりでいたりする。

さて。

このレインシューズ、レインシューズ自体も可愛いのだけど、シューズが入っていたビニールの袋もすごく可愛かった。



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上の画像だとちょっとわかりにくいかもしれないけれど、ビニールの袋といってもペラペラなそれではなく、半透明でかなり厚みのあるしっかりとした作りのもの。

サイズも50センチ×40センチほど、とかなり大きめ。

去年、スーツケースを軽量なものに買い替えたのだが、軽量なだけあって中に仕切りがほとんどなく、パッキングする際に細かい衣類がバラバラになってしまいがちだったので、この袋を整理用に使うことにした。ビニールなので万一の水濡れにも強いし一石二鳥。






さてさて。

前回の記事でもチラリと触れたけれど、ステラマッカートニーのキッズラインは大人向けのラインに比べると価格がずっとお手頃な上、セールの時期にはそこからさらに値下げされるので、欲しいものがその頃まで売れ残っていた場合は、かなりお得に入手することができる。

それと、欧米ブランドの場合、キッズラインでも大きめのサイズで展開されているので、小柄な体型の大人の女性なら、十分に着ることができてしまうケースも少なくない。

ただ、ステラマッカートニーキッズの商品を自分用に注文したことはないけれど、他のブランドのキッズラインの服を試してみたことがあるため、大人がキッズラインの服を着る場合の注意点を少し。

一番無難というか、着ても違和感を覚えにくいのは、冬用のアウターやニット、カーディガン類など。それも、なるべくラインがゆったりとしたものであればあるほど可。

また、コートやジャケット等のアウターの場合、身頃部分は余裕があっても、袖丈が短いことがあるので要注意。

難しいのは、カットソー類の薄手のトップスと、ボトムス全般。

仮に身長が同じでも、子供の体は大人に比べると細いというより「薄い」ので、子供向けのラインの衣類もやはり、あまり厚みがない体に合うようにデザインされている場合がほとんど。

恥を忍んで白状すると、少し前に娘用のスエットパンツを ZARA で探していた時、ZARA GIRL のレオパード柄のスエットパンツを見つけ、自分用のリラックスウェアにいいかもしれない♪ と考えて160サイズを注文した(娘にも同じものを勧めてみたのだが、レオパード柄なんて絶対にイヤ! と激しく拒否された)。

手元に届いて、鏡の前で当てがってみたところ、長さ的にも問題なさそう。

ところが、試着してみると、スエットパンツだというのに股上が浅すぎる上、丈も短くて、足首が5センチ近く出てしまう。


「冬に足首が5センチも出るようなスエットパンツをはいたら、いくら家の中でも風邪ひいてしまうわな」


ということで、即、返品決定に。

パッと見た感じではサイズ的に大丈夫そうに見えても、いわゆる「少女体型」ではない人が着ると、体の厚みで生地が持ち上がり、着丈が短くなってしまうんですよね・・・。

ちなみに自分が数年前から愛用している Patagonia のフリースジャケットは BOYS の XL サイズ。やっぱり、大人が自分用にキッズラインのアイテムを選ぶ時はアウターか、バッグやシューズなどの小物類に限定する方が失敗がないと思う。


最後までお読み下さってありがとうございました♪


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