夏でもスキーを想う

定義山に行って、今シーズンは無事に楽しく滑れるように祈ってきた。



普段、かっこ良く思われたいか？

もちろん思われたい。

まぁ素材の良し悪しは置いといて…。

今の素材のままでも
せめて身なりはかっこ良くしたくて
服を買ったり
髪型を変えたり
ダイエットしたりする。

実際は大して変わらないとしても
その気持ちを失くしてはいけない。

さて、スポーツをするときはどうだ？

スポーツシーンだと
ちょっと意味合いが違ってくる。

かっこ良いに越したことはないけど
それがスポーツをする目的ではない。

レジャースポーツの場合
目的は楽しむこと
また、自分が気持ち良くなることだ。

ゴルフではかっこ良さよりスコアが優先される。
どんなにスイングがかっこ悪かろうが
スコアさえ良ければ気分が良い。

逆にスコアが悪けりゃ
周りからかっこ良いフォームだと誉められても
まったく意味がない。

へんてこなフォームだけど楽しそうにプレーして
良いスコア出してる
隣のおっちゃんのほうが羨ましく思える。

ゴルフみたいな
個人完結スポーツは
自己満足が全て。

他人からのかっこ良さの評価なんて
スコアアップに１ミリも役に立たないのだ。

個人完結スポーツと言えば
我らがスキーもそう。

かっこ良く滑りたいか？

そりゃ、かっこ良く滑りたい。
「ドジボさん、すてき～♪」と
黄色い声をかけてほしい。

急斜面やコブ斜面に人が溜まってると
「どれ見せたろかー！」と突っ込んで行って
よく、すっ転んだものだった…。笑

そんなこんなしてるうちに
深雪の楽しみを覚え
ヘリスキーでさらに深雪の快感を覚えてしまった。

今では、こう思う。

気持ち良さを感じられれば
かっこ良さなんて言うちっぽけな事は
どうでもいい、と。

風を切って気持ちが良い
エッジが食い込んで気持ち良い
その反動で体が飛んで気持ち良い
深雪モフモフを滑るとエクスタシー！
すべて自己満の世界。

自己満を深めるために
技術を上達させたいけど
かっこ良く滑るためではない。

見た目のかっこ良さってのは
しょせん他人の目、他人の評価。
そんなの気にして滑ってる時間はない。

自分の気持ち良さを追求するのだ～。

あ、でも
「ドジボさん、かっちょいい～！」って
声かけてくれるのは大歓迎だよ。

（おいっ！）


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