Pilot-Kの「前見て加速!」

自動車運転に関するアドバイス・感想等を書いていきます。※偶数日更新(原則)

危ないと感じていない時こそ危険

2021-11-26 13:14:38 | Weblog

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東京地方は、昨日・今日と、
急に朝の寒さを感じるようになりました。

ところで、
人が「寒い」と感じている時は、意外に風邪をひかないと言われます。
寒いから厚着しようと意識して行動することもありますが、
人体が寒さを感じて本能的に身構える(例えば鳥肌とか)ことで、
風邪をひきにくくしているのだそうです。

逆に、風邪をひきやすいのは、
「気が付いたら寒かった」という時。
分かりやすい例としては“酒に酔っている状態”が挙げられます。
気温は低いはずなのに、
神経が鈍っているため(意識的にも無意識的にも)寒さに適応できず、
結果、風邪をひいてしまうようです。

熱中症の季節に、
「高齢者は喉の渇きを感じにくいので熱中症に罹りやすい」
と言われるのと同根の話ですね。

さて、このことは、車の運転にも通じます。

ドライバーが「危ない」と感じている時は、
自ずと慎重な運転になり、
意外に大きな事故は起こさないものです。
「危ない」と感じていない時こそ、本当は危険だったりします。

もっとも、運転中の危険に気付かないのは、
寒さの例で挙げた“酒に酔っている状態”は論外としても、
疲れや考え事で注意が散漫になることや、
“技能未熟”あるいは“経験不足”も、原因に挙げられます。
この辺りは、風邪の話とは少し異なるかも知れません。

そして、運転の練習、特に路上教習は、
その「危ない」という感覚を磨いていただくことも、
目的の一つです。
いろいろな場面を経験して、
どんな所にどんな危険が潜んでいるかを
身をもって理解していただきたいと思います。


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