「とすさーんニコニコ

という声にふとドアの外を見ると

うちのお店の第一号パートさんではないですか!?

「きゃー、元気にしてたー?入って入ってー♪」と、しばしおしゃべり。

 

コロナの間、どうしているのか気になっていたの。

うちのパートさんのうちの1人が日本に完全帰国したので、

彼女はどうしているのだろうと。

おおおー!元気そうだ!

 

状況によって、職場を離れることもあるけれど、

こうして今でも仲良くしていられるというのはとっても嬉しいニコニコ

 

うちをやめてから何年も勤めていた場所はやめて、新しい場所でがんばっていました。

今年に入ってから、仕事見つけたんですって。

不況だ、失業率がと言っていても、働こうと思って探して、

友達にも声をかけて募集を教えてもらったりしたら見つかるもんなんだな。

自分で思い込んで呪縛をかけないようにして、わたくしもがんばろっと。

 

 

 

中世の見張り塔。黒いのは汚れじゃないよ、鳥だよ

 

さて、

イタリア人の親子がうちのお店に入ってきて、

「すみません!手助けしてくれませんか?

ペンキ塗りたての壁に服とバッグをこすってしまったの。」と。

見ると50代のお母さんと20代のお嬢さんで、お嬢さんがやらかしてた。

 

ああ。。。

黒い革のバッグにグレーのペンキ、黒のチェックのコートにも。

かわいそうに。

やっちまって時間がたちすぎてると、取れなかったと思うけど、

不幸中の幸いで、やったばっかり。

革のクリーニング用の液体を使ってまずはバッグをきれいに。

ラッキーなことに取れた!

 

布用の汚れとりを使って服のペンキを取っている間におしゃべりしたら、

バッグは大学の卒業祝いでもらったばかり。    180ユーロって自分から言ってた

あまりのショックに泣いたらしい。

金具に少しキズが付いていてそれをお嬢さんは気にしていたけど

実際にバッグをもったら、視線は上からだからほんのりついた傷は全く見えない。

 

最初は「ショックだったよねー。買ったばかりなのに。」と共感したけど

ずーっとこの世の終わりみたいに言い続けている娘真顔    

イタリア女子の典型プリンチペッサ、お姫様ですな

お母さんが、

「見えないわよぉ。もともとこんな風に作った見えるみたいに思うわよ。」

と言っても、信じやしねー笑い泣き

 

 

ピサから見るアルノ川(アルノ川の終点はピサでーす)

 

実際見えないけど「なんてアンラッキーなんだ」と言い続けて

テンション下がっている娘に

「しってる?日本では何か悪いことが起きたら、良いことが起きる前触れって言うのよ。」

って適当にお母さんを援護射撃したら、

お母さんがそれに乗ってうまく話して、娘の機嫌がよくなってきた!

 

大学卒業したっていうから、

「おめでとー♪何を勉強したの?」と聞いたら

「マーケティング」っていうんで

「いいね!今の時代、マーケティングはどの業界でも使えるわよ。

いい専攻選んだね。」

って気分が上がるようにお話し。

 

この親子、ナポリ、ローマ、ミラノにレストランを持っていて、

ここ、フィレンツェにももうすぐ新しいレストランを開けるそうで。

もう場所は決まったんだそう。

 

わたくしのイタリアの添乗員のことや、日本の友達がフィレンツェの他に

ローマにもミラノにもいて、何人かが観光ガイドをしていることを話したら

開店したらお知らせしてくれるってー。

 

一回食べに行って、もし美味しかったら、ブログでご紹介いたします☆

日本の人に美味しいもの食べてほしいからさー。

わたくしは平日はピサに帰らなくちゃいけないので、

フィレンツェのレストランに夜、お連れすることはできないので、

ご自分でいってもらわないといけませんが。

 

 

 

これは数年前まで使われていたピサのバスセンター。後ろにある中世の市壁とつながってます

 

イタリア人って、プライベートも結構初対面で聞いてくる。

特に南の人の方がその傾向は強いかも。

プライベートに踏み込んでくるという言い方もできるがまあ、これがイタリア人ニヤニヤ

わたくしの場合、田舎育ちってのもあって、もう慣れて何とも思わないー。 

アメリカだったら大ヒンシュクの、年齢、子供の有無など普通に聞くよ。

 

彼女たちとお互いの家族、仕事、年、イタリア在住期間とか諸々を話し。

彼らは本拠地はナポリとのこと。

ああ!納得。

最初からすごくオープンだったから、フィレンツェの人じゃないと思ったー爆  笑

フィレンツェは閉鎖的で有名な都市です

いろいろ友達みたいに話して、というか、外人(わたくし)、質問攻めにあい(笑)

 

彼ら、わたくしのイタリア語をほめてくださるし、年齢は結構いってるのに

お母さんは「え!うそでしょ。30歳だと思った。」   そんなわけあるかい

お嬢さんは「いやいや、私は30前、28とかかなーと思ってた。」とか真顔で言ってくれて。

 

おもわず、

「最高だ!あなたたちのおかげで今日は良い日になった!ありがとう!」

って自然にでたわニヤニヤ

 

汚れは取れたし、お嬢は機嫌がよくなったし(笑)で、

二人からすごくお礼を言われました。     特にお母さん

まあ、いいってことよ。

困った時はお互い様さー。私もこれまでイタリア人に助けられてるしねー。

お助けバトンよ。

 

お互いの連絡先を交換し、

こうして、また新たにイタリア人と知り合いました(笑)

 


 

最後に。

もしクリスマスプレゼントに、レザー製品を考えていらっしゃる方がいたら

まだ買わないで―。

12月から、日本の方だけのクーポンコードを出して割引するからニヤニヤ

 

わたくしの勤める会社フランチェスコ・リオネッティのE-shopサイトで

12月1日からやる予定☆     社長もいいよーって

今年もわたくしの応援ありがとうの感謝の気持ちをこめて。

準備ができたらクーポンコードをお知らせしますねー。

 

 

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