岩風呂

ラーメンを中心に食べ歩きとかレシピを乗せてます。そして時々猫が登場するブログです。

【高知出張記】【ラーメンレポ】高知の老舗、十一屋で中華そばとおでんとちらし寿司

2015-05-12 19:39:54 | ラーメンレポ

四国は高知出張5日目です。
今日も午前中のお仕事が落ち着いたので、仕事場の近辺をウロウロします。
あんまり散策していなかったはりまや橋の北西側を散策。

よさこい情報交流館なんてのがあって、入場無料だったのでひと通り見てたのですが・・・近くに行ったら騙されたと思って行ってみてください。騙されたって無料です。



そのよさこい情報交流館の並びに・・・渋い店構え。



うどん、そば・・・とありますねえ。



でも、どうもやってくる香り的にラーメンスープ的な香りが混じっているような・・・

一応店に入る前に予備知識を・・・とスマートフォンで某ラーメン検索サービスで検索するも、このお店見つからず・・・しかしgoogle検索で数件のレポートを発見!

どうも先の検索サービスは読者投稿型なので、どうも熱心な投稿者が少ない地域だと情報が薄くなるようですね。
どうも、昭和5年創業の歴史あるお店らしい。
これは行ってみるしかないでしょう!
と、思い切って入店!着席!



やかんの中身は水、ではなくて、温かいお茶。
老舗っぽくて良いですねえ。



見上げるとメニューそば・・・うどん・・・丼もの・・・中華そば、おでん・・・おでん!!



ふりむけばおでん!
・・・ってまあ入った時から見えてたんですけど、ムリヤリドラマチックに演出してみました。
練り物中心で汁が濃い醤油色串に刺したスタイルはちょっとしぞーかチックですが、鰹節粉とかは無い模様。



とりあえずこんにゃくと丸天をいただきます。
そういえば、香川に行ったときもうどん屋さんにおでんがあったし、和歌山や博多でもおでんをおいてるラーメン屋さんは何件か見るし、西日本のわりと広域な文化なんでしょうね。



さて次はこのちらし寿司。



冬場だと蒸籠に入った蒸し寿司があるそうなんですが、この時期はもはや冬場ではなかったらしくちらし寿司でした。
蒸し寿司~・・・と思いつつもなんとなく頼んでしまう・・・サイドメニューがぐいぐい攻めてきますねえ。



そしてようやくたどり着いた中華そば



淡い色のスープ、その上にチャーシュー、メンマ、かまぼこ、青ねぎ。
シンプルな盛付けですが、貧相ではないヴィジュアル。



麺は中太の如何にもな中華麺。

それではいただきます。
スープは鶏の風味に魚介が少し効いています。
高知に来てからしつこく書いていますが、チャーシューが小さくても美味しい。メンマが少し甘めなのは、土佐風味ということで理解しました。
少し太めの中華麺はスープとのなじみも良く・・・ってところで後ろのお客さんが・・・「あれ?麺変わった?」って聞いています。

店員らしき年配の女性がそのお客さんに説明するところによると、今まで仕入れていた製麺屋さんが後継者がいないとかでやめてしまって、今のところにしている、とのこと。
ほうほう・・・これはこれで美味しいけどねえ。



と、なんとなく気にかかったところでごちそうさま。

ちょうどその後ろのお客さんと店を出るのが同じくなりました。
店の外で、ちょっと昔の麺の話を聞くと、見た目はそんなに変わらないけど、前のはコシがあって美味しかったとのこと。
それは食べてみたいけど・・・今はもう無理なのよね。
製麺業界の後継者不足がこんなところに・・・いや、しかし、この時期は無理かもしれないけれども、是非とも寒い時期にお邪魔して蒸し寿司をいただこうと、無駄に闘志を燃やす高知の昼下がりなのです。
ではでは


【十一屋】高知県高知市はりまや町1-11-3





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