今や日本人の国民食と言っても過言ではない、ラーメン。
地元住民に愛されている老舗や、新しい味で勝負を賭ける若者が出す新規店等々・・・全国には美味しいラーメン店が数多くあります。
それらの個性あふれるラーメンを、ご当地に足を運ばなくても食べられるのが、
新横浜ラーメン博物館
この〝フードテーマパークの元祖〟が開館したのは、今からちょうど30年前の今日・1994(平成6)年3月6日でした。
生まれ故郷である新横浜が開発によりどんどん昔の面影がなくなっていくことを憂えた館長の岩岡洋志さん(※女優・五大路子さんの実弟) は、当時はまだ飲食店が少なかったことに注目。
流行に左右されない食材・ラーメンを扱う事を思いつき、日清食品のチキンラーメン(↓)が世に出た昭和33年の原風景を再現したこの博物館は、開館と同時に大盛況。
ラーメン一杯食べるのにン時間待ち、という異常事態が続きました。
岩岡館長をはじめスタッフが自らの足を使って全国を食べ歩き、地元の評判を直接リサーチした上で厳選した名店を定期的に入れ替えることによって、来場者は飽きがくることなく美味しいラーメンを味わえるのが、ラー博のウリ。
しかし開館に際しては、過去にこのようなテーマパークのモデルがなかったため出店交渉には大変苦労したそうで、中にはOKの返事をもらうまで3年もかかったお店もあったとか。😨
そういった苦労を乗り越えた末に大成功を収めたわけですが、以降様々なフードテーマパークが2匹目のドジョウを狙って作られたもののあまりうまくいっていない現状を見ると、やはり元祖は元祖・・・想いや信念の深さの違いを感じますネ。
これからも様々な名店が入れ替わり、来場者の舌を楽しませてくれることと思いますが、私自身の生まれた昭和33年の風景だけは残して欲しいものです。
現在入っているお店などの情報については、同館HPにてご確認ください。(↓)
残念ながら私は今日ラー博には行けませんが、、今日の昼食はラーメンに決定!?