予防薬より治療薬を

新型コロナウイルスのワクチン接種が本格化し、去る5月24日には自衛隊による大規模接種センターが、東京、大阪で始まった。続いて群馬、愛知、宮城も独自の 接種センターを開設したという。
先進国としても、世界的にもワクチン接種で後れをとって笑いものになった我が国のリーダー(管首相)は、ようやくアメリカのファイザー社のワクチンを入手することが出来て、更にモデルナのワクチンが入ってきたので、ここぞとばかりにワクチン接種を奨励・激励していてこれでコロナウイルスの感染防止はすべて成就出来たと勘違いしている。
管首相は最近連日のように閣僚と昼食を共にしているという、そして食べながら何時も「ワクチンしかない」と語っていると某新聞に掲載されていた。
「イケイケどんどん」でワクチン接種するのは決して悪くはないと思う。でもワクチン接種でコロナウイルス対策が終わった訳ではない、これは序曲にすぎない。

ワクチン接種は、異物を体内に入れることになる、したがって誰でも気軽に接種出来るものではない。発熱37、5℃以上の人、重い急性疾患の人、過敏症の人等々、副反応が心配で接種出来ない人達も大勢いると思う。又予防接種しても感染する人達もいる。その人達はどうするのか、国(内閣)は何も考えていないし、ワクチン接種後に死亡した方々のことはほとんど報道されていない。接種後に会場で15分や30分休んで特に異常はなく、その後5日、1週間、10日後に死亡した方々もいるらしいが、ワクチンとの因果関係については不明らしい。

ワクチンは所詮予防薬にすぎない。やはりコロナウイルスに感染した場合これを治す薬が必要になる。治療薬が確立されて初めて新型コロナに対応することが出来るものと思われる。今使用している薬は、レムデシビルやパリシチニブなど、エボラ出血熱やリュウマチなどの薬を応用しているだけらしい。
私は、毎年インフルエンザのワクチン接種を受けている。しかし一昨年の暮れに初めてインフルエンザにかかった。かかり付けの病院でタミフルを5日分処方され、5日間薬を飲みながら休養して無事治癒した。
このようにワクチンだけでは感染は防げないし、感染しても重傷化しないという保証は
何処にもない。欧米人と日本人では体質も違うし肉体構造も違う。欧米での治験のみを持って判断することは危険だと思う。
主治医に相談しなさいと言われるが、もちろん相談はしますが、主事医といってもその患者のすべてを知っているわけではないし、体質も判断しにくいと思います。
こんなにワクチン接種々と騒いでいるなかで、接種しない方が良いとは言いにくいだろう、又医療従事者には一般向きとは違う指令が出ていると思う。日頃お世話になっている主治医を苦しめる結果になるので、あまり突っ込んで聞くわけにもいかない。
強制ではなく自由に出来るのだから自分自身で判断しろ、と言われても。肝心なことは公表していないので、あまりにも判断材料が少なくて判断に苦しむ、命をかけた丁半博打だ。

又、こんな状態でオリンピックを強行するならこれも恐ろしい。アメリカなどは日本へ「渡航中止」の勧告をしている。そうしながらも、東京五輪開催を検討していることを理解している、と述べている。IOCなどは一種の金儲け、開催出来ると期待していると表現する国々は、それにより開催しようと右往左往している日本人を見て嘲笑している様に思う。

他国から日本国(国民)はどの様に見られているか冷静に考えて見て頂きたい。

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