母と子

親思う心に勝る親心けふの訪れなんと聞くらむ
これは吉田松陰が処刑される1週間程前に、父、叔父、兄達に宛てた書状のなかに書いてあったものだという事です。
世の中の生きるもの、人間、その他の動物、草や木、花すべて寿命があり、子孫を残す義務がある(そのように出来ている)。神様がそのように作ったものだという。
神とはなんぞや?それほど深刻になることもあるまい。神の成り立ち、天孫降臨、地神、伊弉諾尊、伊弉冉尊、国造り、まあ暇がある方はいろいろ読んで見るとそれなりに面白い事もある。
私が思うに、人間に考えられる事すべては人間が作ったものだと言うことです。

そして人間の力ではどうにもならないこと、(自然界、他の動植物)などを神様や仏様などの超能力の持つものを創造してそれらを任せる事にした。
それが古代からずーっと続いていてこれからも続いて行くことと思われる。何が言いたいのか。限られる命があり、その中で子孫を残して行くためには、どんな方法があるのか、子孫を育てるためには何が必要か、伊弉諾尊、伊弉冉尊、五穀が必要になる。(こんなに回りくどい事を書かなければならないのか)
親子(父、母、子供)と五穀の維持が必要、一番先に出来た神様は多分子孫を生み出す力を持った神様と五穀豊穣の神様だと思う。
そして親子は子孫のために一生懸命働く、それを永遠に続けることが必要です。
基本的に親子は違和感なく共同生活が出来る様になっている(例外もあるが)。
特に男子は母親想いが多い、私の家庭でも母親は相当いい加減な女性だが男子2人は常に母親の味方である。
又母親も男の子には思いっきり愛情を注ぐ、それで家庭は円満になる良く出来ていると思って感心して見ている。

だがどんなに子供を愛していても、我が子を顧みず夢中になってしまうことが大別して三つある、ギャンブル、宗教、恋愛、の三つです。このどれかに夢中になった母親はもう我が子のことなんかどうでも良く、すべてを忘れて突き進む、人の意見など耳も傾けない、そして悲惨な結末を迎える。
この傾向は、年齢に関係なくシングルマザーに多く見られる。相手も同じような気持ちでいるならいいのだが、大概はそんな気持ちはなくもっぱら「お金と身体」が目的です。
最終的には「お金」だろう。

事件を起こす人達は比較的家庭やお金に恵まれない人達が多い。両親が仲良く普通の家庭を築いていれば犯罪に走る子供達は殆どいないといっても過言では無いような気がします(統計を取っているわけでは無いのですが)。
いろんな詐欺まがいの事件が横行している、事件にならなくてもだまされて悔しい思いをすることが沢山ある。よくだまされる方に隙があるからだ、だまされる方も悪い、と言う人もいるが、私は100%だます方が悪い、と思っている。もっと刑罰を重くすべきだ。 山上容疑者は、自分の母親とじっくり話し合ったことがあるのだろうか。絶対にやってはいけない事をやってしまった憎むべき犯罪者だが、何か未然に防げた様な気がする。

これより以前の、京都アニメーション放火の彼、秋葉原の交差点にトラックでつっこんだ彼、何かしっくり来ないものがある。
いろいろな要素はあるがやはり「雄と雌」が一緒に手をつないで笑って暮らしていれば犯罪などは殆ど起こらないのでは無いかと思われるが・・・。

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