~ファンタジックな森のヒーリングハウスで、素の自分を取り戻す時間を~
北海道神宮の山にある愛と美と喜びの空間へ。
50歳で東京から札幌へ移り住み、目指すは生涯現役アロマセラピスト&ヒーラー。
自然からのセンス・オブ・ワンダーを大切に、日々の小さな喜びを綴っています。
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数日前のブログに、父と母の手紙を読み始めたことを綴りました。
お盆明けのダブルレインボー | ~緑の木陰で、幸せな時を~ (ameblo.jp)
昨日も5通ほど読みました。
私を出産した後、母の体調が優れなかったようで、義父母や義兄弟と同居していた東京から、一旦実家がある福井に里帰りしていた時の往復書簡です。
メールやラインで、すぐに気持ちが伝えられる今の時代からは、手紙でやり取りする、急ぎの場合は電報や電話という昭和30年代の伝達方法は、想像できないかもしれませんね。
でも今回ほど、手紙の良さをしみじみ感じたことはありません。
このブログをご覧の皆さまにも、何かの折には手紙という方法もあるということを、是非知って頂きたく発信します。
手紙というのは、その時も嬉しいものですが、時が経てば経つほどその価値は貴重になります。
父は昨年、95歳で天国へ旅立ちました。
母は、介護施設でお世話になっています。
部屋を片付けている時に出てきた手紙の束を義妹から預かりました。
親と言えども、いえ、両親の手紙だからこそ読むのは憚れる、それと悲しくなってしまいそうで・・・暫くそのままになっていました。
1通、2通、読み進めて・・・
64年前の手紙は、若かりし両親が、お互いを愛情深く思いやり、生まれたばかりの私に、どんなにか愛を注いでくれたかということを伝えてくれます。
父の手紙の中に、母宛ての便箋とは別に、下のほうに小さく折り重ねられた紙が入っていました。
何かな・・・?
広げてみると、手のひらくらいの小さな便箋2枚に、すべてカタカナで、きちんとした文字で読み易い文章が書いてありました。
カヨコ ゲンキデスカ から始まる私宛の手紙だったのです。
父の中で、カタカナにすることで、幼子に想いが伝わるような気がしたのでしょうか。
母は筆まめでしたが、父から手紙をもらった記憶はなく、読んでいるうちに胸が一杯になり、熱いものがこみ上げ、幾筋も涙があふれてきました。
離れて暮らす生後3か月ほどの幼子に、手紙を書こうと思いつき、読めるはずのない手紙を、まるで横にいるかのように語りかけるような言葉で綴ってありました。
そこには、父の優しさ、愛が溢れていました。
手紙だからこそ、父も触った紙の手触り、筆跡、筆圧、余白から伝わる温かさがあるのです。
LINEの動画でリアルタイムの姿が見れて、言葉も交わせる。
とても便利で、その良さも大いにあります。
でも、スマホやLINEがない時代、手紙に残してくれたからこそ、それを大事にとってあったからこそ、時空を超えて天国の父から手紙が届いたのです。
64年も経って・・・。
とっても幸せな気持ちになりました。
父もまさか、自分が30代の時に書いた手紙が、本当に娘に読まれるとは思いもよらなかったでしょう。
当時、受け取った母は、小さな手紙を開いてにっこりしたでしょう。
カタカナの文章を、私に読んでくれたことと思います。
母の幸せな笑顔と声の様子で、その意味は分からなくても、指を開きながらニコニコしていた私が見えます。
手紙、確かに受け取りましたよ、ありがとう。
お父さん。
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