リスクオン相場 | エナフンさんの梨の木

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ピーターリンチをお手本とした初心者でもできる長期投資法を日々研鑽しています。

前回記事を書いた直後から日本株は上がり続け、とうとう日経平均株価は3万円の大台を超えましたね。結果オーライです。

さて、「この上昇は金融相場」的とのコメントがございました。確かにそういう面もありますが、どちらかというと、リスクの後退に伴う上昇(リスクオン相場)だと考えます。



株価=近未来の業績/(金利+リスク)

ですね。この分母の金利が下がる事で株価が上がる現象を金融相場と言いますが、リスクが下がることでも、同じように株価は上がります。



金融相場: 株価↑=近未来の業績/(金利↓+リスク)

リスクオン: 株価↑=近未来の業績/(金利+リスク↓)

リスクオンとかリスクオフとかって時々聞きますよね?

理屈から言うと、この公式のようになります。菅政権のままでは自民大敗も見えていましたし、デルタ株の拡大もリスク要因でした。その両方が良い方に向かっているようなので、リスクオンが顕著になったわけです。


えっ?テーパリング?

それは一つ前のネタです。

あんなにみんなで心配してたのに、すっかり終わったみたいになるなんて…。

そう思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、つまり、株式市場は(少なくとも短期的には)そんなもんです。