大暴れの大蛇に立ち向かう愚 | エナフンさんの梨の木

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ピーターリンチをお手本とした初心者でもできる長期投資法を日々研鑽しています。

以前、こんな記事を書いた事があります。

https://gamp.ameblo.jp/okuyama-tukito/entry-12131449730.html 


私の本を読むと「暴落時は買い」というキーワードが何度かでできます。ただ、今のような下げを「暴落」と言っているわけではありません。
ここまでの下げで止まるなら、まぁ、日常レベルです。これで反発すれば、なんてことないレベルと言えます。

私が言う「暴落」はここからさらに平均株価が2割とか3割とか下がるレベルを指します。

もし、そういうレベルのが来たら、この大蛇の記事を思い出すと良いでしょう。


株価=近未来の一株利益/(金利+リスク)
ですよね。

今回はその分母側が怪しいのです。

株価↓↓=近未来の一株利益/(金利↑+リスク↑)

金利の低下に伴う株価の上昇を金融相場と言いますから、その理屈で言うと金利の上昇に伴う株価の下落は「逆金融相場」とも言えます。ただ、大抵の場合、逆金融相場においては、次々と厄介な問題が湧き上がってリスクの方も高まってきますから、私の本の中では「波乱相場」と解説しました。
短期的には結構な戻し局面もあるので、空売りなら儲かるというわけでもありません。こういう時は「見るのも相場」を決め込むのも一策です。


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