今回の一時帰省で

私は3キロ増量しました。

 

ご馳走効果と

いいたいところですが

今回の私の使命の一つは

父母の家での

おさんどんでした故、

うなぎやケーキや

周囲からの素敵な差し入れで

大きく伸ばした体重を

自分の手料理でまた

落としてしまって

結果としてのプラス3キロ

みたいな話でございます。

 

最近本気で疑問なんですが

私は料理が下手・・・

なんでしょうか・・・?

 

一時帰省中、台所に立つ私に

声援を送ろうと父

(イメージ武将:石田三成)は

ほぼ毎晩夕食の席で

「おっこれ美味しいな!

Norizoが作ったの?」

 

「いえ、それは妹の差し入れ」

 

「これは面白い味付けだ!

お父さん好きだな!

Norizoが作ったの?」

 

「いえ、スーパーで

買ったものをお皿に移しただけ」

 

・・・まあそれでも

3キロ増量は大したものだ、と

飛行機に乗って

スコットランドに戻って

数日したらその3キロが

身体からあっさりと

消えてしまったというのは何。

 

いやこれは世間の皆様には

痩身マウンティングのように

聞こえるかもしれませんけど

私は一応病み上がりと言われる

立場にありまして、これはちょっと

素直に自慢できない数値なのです。

 

夫(英国人)も私の姿を見て

「日本で太ったって聞いたから

そこは安心していたのに

何ですその痩せさらばえ方」

 

「大丈夫だ、体重を

戻すだけなら簡単だ、

お米をたくさん食べれば

今でもすぐに

私の体重は跳ね上がるんだ」

 

「君の場合問題なのは

痩せた太ったではなく

筋量が落ちたことですよ。

東京で毎日車椅子を

押しているって話だったから

もっと腕や足が太くなって

くれると思っていたのに」

 

「車椅子は思ったよりも

運動にはならなかったんだよな」

 

でもまあ思春期からこっち

ずっと体型:丸目で

生きてきた人間からすると

「太れなくて困っちゃう」は

人生で一度くらいは口にしたい

悩みではあったよな、と

のんきに構えておりましたら

夫は本気の眼差しで

「僕たちくらいの年齢になると

一度落ちた筋肉を再獲得するには

相応の努力が必要なんですよ!

若い頃とは違うんです!

 

・・・そういうこと言う?

 

というわけで現在

腹筋と膝の屈伸運動を

再開しております。

 

夏の終わりまでには

もう少し頑丈そうな

下半身を獲得したい所存です。

 

 

『痩せた体に美を見出す』のは

飽食の時代の美意識であると

私はずっと思っていたのですが

昨今の不況が加速して万一

世界的な食糧危機が起きた場合

そこらへんどうなるんでしょうね

 

我々は再び豊満な姿態に

富に支えられた美を

見出すようになるのか

 

それとも現代の食事事情から

『貧しい人ほど太る』事態が

ますます進み一筋縄では

いかない流れになるのか

 

主語を大きくして

自分自身から目を

そらしているNorizoさんが

がっしりした下肢を

獲得できることを祈りながらの

1クリックを


ヨーロッパランキング