皇紀2682年8月10日 2022年8月10日

初心者の頃は、簡単に勝てると工夫すれば
もっと勝てると思い込む。

地合いで簡単に勝たせてもらっただけで
実力で勝ったわけではないのに、そう思う。

俺もこの区別がつくようになるまで
時間がかかった。

やるだけ無駄な時に、工夫して何とかしよう。
とんでもない金額を溶かした。

上手くいくようになったきっかけは
ダメな時はダメと割り切った事。

それを何とかしようとか、工夫しようと
思わないで、トレンド方向に玉を建てて

トレンドが継続してくれれば勝てる。
そうでないなら、切ると割り切った。

ロスカットの設定などもノイズにかからん
ように工夫しようとするのをやめた。

これを考え出すとキリがないってことに
気が付いたのと、最適なものは存在しない。

買ったのに上がらんのはいらん。
売ったのに下がらんのはいらん。

強かったら押さないので押すならいらね。
ノイズかもしれんがいらね。

弱かったら戻さないので、戻すならいらね。
ノイズかもしれんがいらね。

もう少し様子見していれば勝ってたのに
結局は思ったとおりに行ったのに

これも、考えだすとキリがない。
では、それが違ったと判断する場所はドコ？

何で決めるんだ？

そこに神経を使うより、資金管理と
損失を小さくすることに神経を使う。

ノイズにかからないような最適なLCはないか？
これってだな、LCが嫌だって考えが

心のどこかにあるから、神経を使いだすんだ。
最適なLCの値幅なんか存在しない。

押しや戻りの正しい基準も存在しない。
目安となる、抵抗線、支持線も絶対はない。

結局、何一つ確実なものなど存在しない。
それなのに、心のどこかで確実を求め

必要以上に慎重になり、迷っているだけだ。

そもそも、トレードで金を増やそうと
思っている時点でバカだしデタラメなんだよ。

それなのに慎重にとか、固く堅実にと
考えるだけバカらしい話になるのさ。

自分で決めてしまえば良い。
正解は存在しない。

自分の型と相場が合えば勝てるそうでないなら
LCをする。ただこれだけなんだよ。

経験を積めば、それが合う事が多くなる。
まず相場の見立てを外さなくなる。