ナイフの刃を立てて皮の汚れをこそげ落としてよく洗います。
オレンジは丸ごと使うので、国産の安全なものがおすすめ。
ネーブルオレンジの皮に爪楊枝でたくさんの穴をあけます。
穴をあけておくと、皮の苦味がよく抜けます。
穴は浅めで大丈夫。
果肉は傷つけないようにしてください。
たっぷりの水に1時間漬けます。
お鍋にオレンジとオレンジが完全に浸かるくらいのお水を入れて中火にかけます。
沸騰して2〜3分茹でてお湯を捨て、新しい水を入れて中火にかけます。
少量(小さなお鍋)の場合は15分くらい弱めの中火で茹でます。
大量(大きなお鍋)の場合は沸騰するまでに時間がかかるので、沸騰してから10分茹でるだけで大丈夫。(弱めの中火で)
あまり火が強いと皮が破裂するので、気をつけてください。
水に沈めて苦味を抜きます。
1日に何回かお水を変えながら、まる2日間お水に漬けておきます。
2日たったらキッチンペーパーでしっかりと水分を拭き取って輪切りにします。
厚さは7~8ミリくらい。
私は、写真のように端っこを捨て、両端から1枚目は果肉が少ないのでまかないにしちゃいます。
でもこのまかないもけっこうおいしいんですよ✨
これからお鍋に並べていきます。
まず底にはまかないを並べます。
ごくまれに一番下が焦げてしまうことがあるので、その対策も兼ねて。
グラニュー糖で隙間を埋めます。
オレンジを並べて隙間をグラニュー糖で埋めるのを何段も繰り返します。
鍋いっぱいになるとこんなかんじ。
2時間くらい置いておくとグラニュー糖が程よく溶けます。
少しお砂糖を溶かしてから火にかければ焦げることはありません。
少量(小さなお鍋)のときは弱火にかけて、ふつふつしてきたらそのまま弱火で10分煮ます。
大量(大きなお鍋)のときは、弱めの中火にかけ、ふつふつしてきたら弱火に落とし、10分煮ます。
ラップで落し蓋をして2日置きます。
その後、もう一度火を入れます。
少量(小さなお鍋)のときは、弱火にかけてふつふつしてきたらごくごく弱火に落として20〜30分。
大量(大きなお鍋)のときは、弱めの中火にかけてふつふつしてきたら、ごくごく弱火に落として15〜20分程度煮ます。
ラップで落し蓋をして1日休ませます。
オレンジをタッパーに移して、煮汁は少し煮詰めて注いでください。
保存するときもラップで落し蓋をして、できるだけ空気に触れさせないように。
そして、大量に作ると困るのがオレンジコンフィの乾燥。
通常は、網に並べて100℃に予熱したオーブンで30分加熱し、そのまま網の上でひと晩〜1日乾かします。
でも大量に作ると並べる場所も大変。
そんなときは、除湿機を活用します。
我が家はこれを使ってます。
↓
めちゃよく乾くので、洗濯物を部屋干しするときにも大活躍
オレンジを100℃のオーブンで30分加熱した後、網に並べて除湿機の近くに置きます。
私は30分後くらいに裏返し、30分ごとに様子を見ます。
部屋の状態にもよるけど、除湿機を使うと1~2時間くらいで良い感じに。(速乾に設定)
目安は、表面が乾いて、オレンジを立てたときにふにゃっと曲がらない状態になった頃。
2時間くらいで乾けば、大量のオレンジでも何回か加熱している間に乾くので、そんなにスペースを取りません。
たくさん作りたいという方はぜひお試しを。
そして、国産ネーブルでは小さな種がよくあります。
これ、輪切りにしたときに取りたくなるんですが、ほぼ乾燥したところで取るのがおすすめ。
果肉がボロボロになることもありません。
地味な作業なんだけど、爪楊枝で取り出してください。
あとは、チョコをたっぷりつけたら出来上がりです
時間はかかるけど、ジューシーですごくおいしいので、ぜひ作ってみてください
そろそろ開催するバレンタインのプレゼントイベントのチョコBOXにも入ります。
作るのは面倒だけど食べたい!という方は、ぜひご応募を。
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