ロシアのウクライナ侵攻からもうすぐ3ヶ月。

 プーチンさんの目論見は大きくハズレて一向に終結の兆しが見えない。
 ロシアの味方をしてくれるはずの同盟国や中国も、ロシアの味方であるがプーチンの味方はしたくないらしくはっきりしない態度だ。

 もう各国もプーチン後を見始めている様子。
 プーチン失脚が早いかロシア崩壊が早いか、今年中には答えが出そうである。


 中国について言えば、このままゼロコロナ政策を続けていては経済の崩壊は避けられないであろう。

 もうすでに東南アジア諸国がアフターコロナに動き出しており、ほぼコロナ前のように経済も人の動きも戻ってきている。

 そんな中、いつまでもゼロコロナ政策を続けていれば、人もモノも周辺諸国へ流出することは必至である。
 あの大きな国土に大量の人口を抱えた国を統治するには善悪は別として中央集権の強権的な独裁政権か軍事政権でないと無理だと思われ。

 かといって、これだけ無理筋の政策を続けていけば政治的リスクが高いと世界各国も投資資金を引き揚げることになるだろう。
 その時国民の不満が爆発し共産党独裁が崩壊しかねない。

 今まで民主的な統治機構がなかった中国で今の政権が崩壊すれば国全体がばらばらになって手がつけられなくなるだろう。


 今までゼロコロナだと言い張っていた北朝鮮もここへ来て大量の感染者がいることを発表した。
 これが感染力の強いオミクロン株だったから広がったのか、今までは発表してなかっただけなのかわからない。

 中国もそうだが北朝鮮が発表している数字は信用できそうもなく、実際にはその何十倍何百倍もいるのではないかと想像される。
 彼の国は国民の栄養状態も悪く医療体制も脆弱だと報じられている。
 私みたいなものではその真偽は確かめようがないが、それが本当なら人口が激減しかねない事態である。
 金正恩さん自体も持病を抱えていると言われているし、重症化しやすい肥満体型である。
 この国も年末まで存在するか注視が必要である。

 しかし、北朝鮮の人たちは日頃過酷な環境で暮らしているので、先進国の人たちみたいにひ弱ではない。
 ひょっとすると、ワクチンも必要なく自然免疫で撃退してしまうのかもしれない。

 もしそうなったらそうなったでワクチンの是非論争が勃発し始めるに違いない。


 いずれにしても戦後の世界秩序が大きく変わった年として記録されることだろう。
 こんなことを書くと、今後中国へもロシアへも旅行にけないなー。