かなうみ鍼灸整骨院スタッフブログ

臨床の事から日常の出来事まで思った事を書いています

春の養生法

2020年02月20日 | 健康一般
朝晩はまだ寒いですが、昼間はかなり暖かくなってきましたね。


さて今日は春の養生法について記事にしたいと思います。


東洋医学では春は「肝」の時期にあたります。


春という季節に肝臓が頑張る時期といった方がしっくりくるのではないでしょうか。


東洋医学でいう肝臓の働きとは次にあげる通りです。


1・気を上げる働き


2・組織、器官を収斂させる働き


3・「血」を蔵する働き(蔵血作用)


などを司っています。


春にはこの状態が過剰になったり、虚弱になったりします。


1が乱れると、体に熱がこもり、ほてり、肩こり、首の詰まった感じ、めまい、頭痛、耳鳴り、そして花粉症といったアレルギー。それからイライラ、不眠といった神経症状などが現れやすくなります(肝鬱、肝火上炎)


2が乱れると、寝違えやぎっくり腰、関節痛、胃痛、肋間神経痛などが現れやすくなります。


3が乱れると、貧血やアレルギー症状が現れやすくなります。


こられの症状がある方の養生法としては・・・


・アルコールをなるべく控える
・足湯、下半身浴で気を下におろす
・目の酷使はなるべく避ける
・軽い運動を行い、上半身を発汗させる


これを心がけながら、春という季節を堪能して、お過ごしください☆


 ←参加中。よければクリックをお願いいたします。


交通事故の治療を行なっています。


訪問(往診)リハビリ治療を行なっています

最新の画像もっと見る

コメントを投稿