暑いですよね、ホント。

セミの声をきくとウンザリする乙女、サクラでございます。

 

そう言えば、オジサンにとって年に一度、決して忘れてはならない日があります。

それが結婚記念日!

 

って、私自身は絶対に何かをしてほしい!とか記念日は大切に!という強い思いはないのですが、オジサンにはあるようです。

 

大事にしてくれるのならば、大事にしてくれる方が嬉しいですが、世間で言われる絶対にすべきという地雷的なものではない。

 

とは言え、オジサンの中には忘れたりするといけない!という、もはや強迫観念的なものがあるらしい。

 

まあ、決して忘れないようにと、私の誕生日の日に入籍したものですからね。

うん、アカンかもな(笑)

 

何個も記念日があったら、うっかりがありますからね。

それがないようにと、オジサンは私の誕生日と結婚記念日をセットにしたんですわ。

 

夏生まれの私の誕生日が近づくと、毎年オジサンは何か欲しいモノがないか、どこか行きたいところはないかと、聞いてくれます。

すごくすごく有難い事です。

 

うん、オジサンはとても良いヤツなのだ。

基本的には、ね。

 

というのも、オジサンという生き物はかなり残念な生き物である。

何せ、頑張れば頑張るほど空回り。

 

それどころか、オジサンの善意は、もはや呪いか何かかと疑う事態を引き起こす。

怖いやろ?

 

善意が呪いになるんやで?

それもオジサンが張り切ってしたら、その分、大変なことになるんだわ。

 

いや、ちょっと何言っているか分からないという人に、説明しよう。

 

結婚して1年目の旅行はある意味、忘れられない思い出。

猫がいるからお泊りと言っても、1泊で、ほぼ夜ご飯を食べ寝て、朝ごはん食べて帰るというものなんだけど、だから色々とこだわった。

 

ホテルはオーシャンビューでプライべートビーチがあり、夕食が豪華、温泉もありますよ!とかだったはず。

 

予定ではキャッキャウフフと新品の水着を着て新婚ならではのラブラブをと思っていたが、その日に限って台風。

 

ホテルに到着した時はまだ快晴であったので、プライベートビーチを堪能しようと行けば、濁ってた。

周りを見たら遊んでいる人が多数いたので、足だけでもつけようとザブサブと歩いたら、いきなりひざ下から、腰くらいまでドボン!

 

遠浅がまさかの近深!

こわっ!

 

多分、台風の影響で波で砂が持っていかれたんだろうね。

まだ台風はきてないから~って油断したら、事故案件なw

 

確か2年目はゆっくり花火とかみたいな~と言ったら、船から花火大会を見るツアーにオジサンが申し込んでくれたんだけど、阿鼻叫喚地獄!

 

オジサンはボケバブリーだから、ちょっぴり豪華なツアーに申し込んでくれたのよね。

船もそこそこ大きくって、余り揺れなさそうなタイプ。

 

であったけど、大阪湾に大小たくさんの船が集結したらどうなると思う?

すごい波は立つわ、常にブワンブワン。

 

花火より周囲がキラキラしはじめて、もらいキラキラしたわ。

久しぶりに肉体的に追い詰められた。

 

で、3年目は完全フリープランとして、美味しいご飯を食べて神戸の夜景を見るというベタなデートをしようとしたんだけど…

 

美味しい焼き肉食べて、車で六甲山に上がって夜景を見ようというまでは良かったんだけど、登る途中で、後ろからスポーツカーに煽られるというイベントが発生。

 

その時、オジサンに変なスイッチが入って、「俺の走りについてこれるかな?」と高笑いをしながら、ミニバンでドリフト走行。

 

山頂に無事到着直後、フラフラになりながらトイレに駆けこんで、キラキラ。

ラブラブ度なんぞマイナス、氷点下まっしぐら!

 

その辺から私はオジサンによるオジサンプロデュースはヤバイなと理解した。

でもさ、オジサンは善意でやっているのをやめろとは言えないやん?

難しい所やろ、善意やで、ホント。

 

例えば普通に定休日とかならば、うっかりだなーリサーチ不足ってなるけど、臨時休業っていうのも普通に遭遇する。

 

その臨時休業の理由が、単純に改装工事とか移転とかならそっか~となるけど、倒産により休業とか、出火により臨時休業とか、キープアウトのテープが貼られており臨時休業だけの表示とか…闇が深いんだわ。

 

これさ、観光雑雑誌見て行ってるからな。

地方紙とかならばわかるけど、それも大手やで…

 

そして注目する点は、どれもオジサンが事前にとても楽しみにしていた点や。

出掛ける日はお天気どうかな?と何度もチェックしたり、何か美味しいお土産はないだろうか?とかオヤツにこれを持っていこうかとか、楽しみ~とか口にしただけで、高確率で呪いが発動するんだよ。

 

何コレ、こわっ!やろ。

 

本当にさ、たまたまでタイミングが悪いっていう事なんだろうとは思うけど、立て続けに起こるとオジサンって…となるわけで。

 

なので、なるべく呪いの発動を抑えるためにも、どこかに行きたいとかなると私が計画する。

まあ、オジサンはどこそこのこれを食べたいとか、常に言い続けている人なので、当日決行とかオッケイなのだ。

 

で、今年よ。

オジサンはSNSで見たという美味しいご飯屋さんなるところに行かないかと誘ってきた。

 

何でも田舎の田んぼばかり所にポツンと1軒屋的なお店らしくて、地元の人はもちろん他府県からも来るというお店らしい。

 

んで、特に用事がないから話題のご飯屋さんに行こうかってなったけど、行く前に用心のためにオジサンにちゃんと営業しているか、定休日かどうか確認をお願いしたところ、残念ながら定休日発覚(笑)

 

良かった、無駄足にならず。

 

っか、誘っておきながら、オジサンという生き物は残念なので、定休日とかそういう大事な事を確認しないんだよな。

何度も定休日罠にはまっているにもかかわらず。

その辺、理解に苦しむやろ?

 

でもそれはこれも、オジサンという生き物が残念な生き物だから仕方がない。

この一言に尽きる。

 

後日、仕切り直しで早めに到着するようにいくと、そこには臨時休業と張り紙が!

 

理由が身近にコロナ感染者でて、濃厚接触者にお店の人が該当したためなんだけど、何ていうかな~

 

イマドキって思ったわw

 

オジサンはやっぱり臨時休業の神や。

 

後日談。

そのお店に2週間後くらいしていってみると、無事に開いてました。

で、お店の人とお客さんの話が話していた事をまとめれば、濃厚接触者とされた人をちゃんと隔離して感染してない事を確認できたのでお店を再開できましたの事。

感染したらしんどいからしなくて、良かった良かった。

 

ちなみにお料理は美味しかったです。

 

 

 


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