休日の過ごし方は

 

 

GW中、映画館へ。

見た映画は、オッペンハイマー

 

すでに上映を終えている映画館もあるなか、まだやってるー、気になっていたので見てきました。

 

アカデミー賞で、作品賞、監督賞、主演男優賞、助演男優賞、撮影賞、編集賞、作曲賞の7冠に輝いた作品です。

 
 
 
超大作で、上映時間はきっかり3時間。
原爆の父といわれたオッペンハイマーの、苦悩の日々が描かれています。
3時間と長いのだけど、映画として演出がうまく出来ていて、飽きずに見られました。
 
映像がパッパッと切り替わり、展開が早く、登場人物がめちゃくちゃ多いのだけど、その中に有名俳優さんがたくさんいて、なんだか、24話くらいのドラマを、3時間にギュギュっと凝縮してくれた作品という感じでした。
 
最も良かった点は、音響と楽曲。
音響は、たまたま見た映画館の音響が良かったのか、サスペンスのような緊張感のある映像をさらに盛り立ててくれていて、あるシーンでは、チェロ、ビオラ、バイオリンの音で、ひりひりするようなシリアスな場面を作り上げていました。そこから佳境に入ってくると、音が不協和音になって、ぎゃーーード緊張場面。
 
そして、ふっと無音になる場面もとっても怖い。
 
映画の中に、被害者側の悲惨さが描かれていないという声もあったけど、私は加害者側がどんな状況の中で、どんな思いで原爆を作り上げていったか、またどんな風に政府の思惑が絡んでいたのかということが、映画を見て知ることができました。相手を知ることも大切。
 
また、映画の中で、広島、長崎というワードが何度も出てくるのですが、実際に映画を見た外国人の方が広島の原爆資料館を訪れたということもあったようですから、映画を通して両都市への関心が高まって、実際に街や資料館を観て、平和への思いを強くするということにつながるのかなと思います。
 
 次に見たいのは、こちら下矢印
 猿の惑星は見逃せません。
 

 

 

 

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