こんにちは、さくらです。
県がまとめた私立前期選抜の志願状況が発表されました。
取りまとめた段階で願書受付を終了していない高校もありますが、ホームページで事前発表をしない高校では貴重なデータです。
ただし、県の発表は単願・併願やコース・類などの区別がなされていないので参考程度に見てください。
ところで、新聞などに掲載されている倍率は志願倍率(志願者数÷定員)です。
実勢(実質倍率)とは大きくかけ離れていて、参考にならない数字なので気にしないようにしましょう。
渋谷教育学園幕張 (定員55名)
795名 (昨年は681名)
昨年より114名の大幅増になっています。
ここは難関国私立との併願者が多いので県内の要因ではないのでしょうね。
市川 (一般85名)
1230名 (昨年は1009名)
県の取りまとめが11日で、願書締め切りが13日なので、ここから若干増えるかもしれません。
昨年より221名(22%)の大幅増になっています。
昨年の倍率1.5倍が効いたのでしょうか。
東大合格者が20名を超え、県千葉を抜いたのも効いたのかもしれません。
昨年は私立1番手校は3校ともほとんど動いていませんでしたが、今年はそれぞれ動いたり動かなかったりです。
まあ、入試がどうだったかは合格発表まで見なければわかりませんが。
専修大学松戸 (256名)
3240名 (昨年は2830名)
昨年より410名(14%)増加しています。
日習と芝柏は志願者を減らしているので、2番手校は専大松戸の一人勝ちです。甲子園効果でしょうかね。(絶対違うでしょう)
専大松戸は「1日目のみ」「2日目のみ」「2日間とも」と、様々なパターンの受験生がいるので、数字はあくまで参考程度と考えておきましょう。(芝浦工大柏も同様です)
芝浦工業大学柏 (120名)
1264名 (昨年は1362名)
願書締切日が12日なので若干は増えるかもしれませんが、ほぼ確定の数字といってよいでしょう。
約100名減で専大松戸にかなり持っていかれた形です。
まあ率にすれば7%ほどなので、年ごとの誤差の範囲とも言えますが。
成田 (150名)
782名 (昨年は748名)
成田はまあ昨年並みと言ってよいでしょう。
いよいよ17日から県内私立入試が始まります。
受験生の皆さんは、志願状況など気にせず全力を出してきてください。