ソプラノ歌手 中川美和のブログ

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「羊飼いの王様」「青ひげ公の城」出演情報

2024-02-14 23:28:00 | コンサートのご案内&ご報告
モーツァルト/オペラ「羊飼いの王様」ハイライト
バルトーク/オペラ「青ひげ公の城」
4月20日(土)19時開演
せんがわ劇場

チケット4000円


主催・東京室内歌劇場
企画制作・中川美和


東京室内歌劇場のスペシャルウィークというイベントで、オペラを2本立てで上演致します。

私は「羊飼いの王様」で、主人公のアミンタという少年の役で出演します。

アミンタは技巧も華やかなアリア
“Aer tranquillo”

そして有名な叙情的なアリア
“L'amero”と、2曲、素敵なアリアを歌います。
両方本当に素敵な曲なので、テンション上がりますわ〜♡♡

今回はハイライトなので、アレッサンドロ大王役のみカット、レチタティーヴォもカットして、アリア中心で聞きどころを充実させてお届けします!(原語字幕上演)
作品のあらすじは下に記載しました。

また、同時上演の「青ひげ公の城」は、人間の深い心の裏側を描いた、バルトーク唯一のオペラ。
ハンガリー語な事と、いわゆるオペラ的な華やかさに欠ける事もあり、日本ではほとんど上演されません。(今回は日本語訳詞上演)
しかし音楽の深さは圧巻であり、人間の心の闇と深淵を描いた傑作オペラです。

全く雰囲気の違う、滅多に上演されない2作品(両方1時間程度)をまとめてお届けします!
ぜひぜひ、皆様のお越しをお待ちしております

チケットお問い合わせ、お申し込みは
info@nakagawa-miwa.com
こちらのメールアドレスにご連絡頂くか、

こちらをクリックすると↓

私のホームページのチケット申込ページにとびますので、そちらからお申し込みくださいませ。

演奏会形式となってますが、オペラとして楽しんで頂けるよう、工夫してお送りします!!

皆様のお越しをお待ちしております


「羊飼いの王様」「青ひげ公の城」
あらすじは以下です。
【羊飼いの王様・あらすじ】
貧しい羊飼いのアミンタは、実は高貴な生まれ。何も知らずに可愛い恋人エリーザと結婚しようとするが、そこへ王位を継承するよう、大王の遣いアジェーノレがやってくる。
そこにエリーザに匿われている前王の娘タミーリが現れ、アジェーノレは驚愕する。2人は戦乱で生き別れになった恋人同士だったのだ。2組の恋人同士が結ばれるかと思いきや、ひょんな事から前王の娘タミーリと、王位継承者であるアミンタの婚約が決められる。
絶望し、怒り、悲しむ恋人たち。
それぞれの恋模様と王位の継承の行方は?

【青ひげ公の城・あらすじ】
ペローの恐怖童話「青ひげ」を原案に作られた作品。
結婚した妻を次々に殺したという噂のある青ひげ公の元に、ユディトは親も兄弟も捨てて嫁いできた。
生命力に溢れ輝くユディトに対し、青ひげは悲しげで暗い。
青ひげの城に入ると、不思議な7つの扉がある。
扉を1つずつ開けようとするユディトと、それを拒否する青ひげ。
1つ目の扉は拷問部屋、2つ目は武器庫、3つ目は宝物庫……
愛ゆえに全てを知ろうとするユディトと、深い闇の中で孤独に生きる青ひげ。
最後の扉を開けた時、ユディトが見たものはーーー?



次の演奏日時

2024-01-23 01:00:00 | 歌のこと
気づけば1月も終わりに近づいてるという現実。
嘘でしょ?

そんな感じですが皆様、お元気ですか?

私は地獄のような事務作業や訳詞作業、書き物など諸々に追われて、あんまり元気じゃありません……
あ、いや元気なんですけどね。
おまけに悪夢の確定申告も近づいて来るじゃないですかーキャーイヤー
まぁどれもサクサクこなしたいと思います。サクサク。熱海富士。(←たぶん相撲好き以外わからないですね……)

ところで演奏の方はと言いますと。

4月20日の夜

5月25日の昼間〜夕方
(開演15時くらい)

7月5日の夜

を、空けておいて頂けると嬉しいなっ!
まだチラシできてないんでお知らせができず、すみません!
でも是非いらして欲しいなっていう。
チラシ出来次第、こちらでもお知らせしますね!

まあただ、演奏のエネルギーと事務作業とかのエネルギーって全然違うので(真逆)、両方こなしながら日々を送れるのはありがたいです。

で、事務作業的な事だと、今オペラの稽古日程を組んでいるんですが。
この作業がほんと、しんどい……
オペラというのは共同作業なので、出演者がいっせーのせ、で自分のスケジュールを出してそれを調整して稽古日程を組むんです。

でまあ、これがもう、
予定合わないんだ、これが。
人間って3人以上になると全然予定合わなくなるんですよね〜……
まして4人以上になるともうすごい事に。

パズルのように組み合わせて、あーでもないこーでもないとやるわけです。
そういう細かい作業が苦手でね……まぁ得意な人あんまいないと思いますが。

でも。
最終的には何故か必ず稽古日程組みあげる事ができるのです。
今回も何とか組みあがったぞ……ふふふ……



ホームパーティでの演奏でした。

2023-12-08 23:10:00 | コンサートのご案内&ご報告
昨日はホームパーティでの演奏でした。
素敵なお宅で素敵なメンバーとの演奏、もう何度目かですが何度やっても嬉しい


外から素敵なお宅を見ながら、「フィガロの結婚」の舞台になってるお屋敷ってこんな感じかな〜とふと思い、初めてリアルに感覚がつかめた気がします。
うんうん、バルコニーのある少し高いあの部屋が奥様の部屋、そこからケルビーノが飛び降りて、その下が花壇。庭師がいるよね。
庭には東屋があって……と、ぼんやり考えてました。

もちろん配置や大きさは違うだろうけど、こういう事か!と分かった気がします。
だから何だって事でもないですが 笑

さて年内、もう少し歌ってきます。


つけにくい

2023-11-18 23:04:00 | 歌のこと
あーもうね、バルトークのオペラの訳詞つけにくいーっ。
今までやった中で、ぶっちぎりで訳詞つけにくい。

何か音の流れが、言葉の流れと逆に逆に作られているのです。
うまく説明できないのですが……
でもこれ、例えばドイツ語訳詞ならつけやすいかときかれたら、多分すごくつけにくいと思う。(バルトークはハンガリー語)
日本語だからつけにくいのではなく、多分バルトークの音楽が他の言語では非常にやりにくく出来上がってるだろうなぁ。

まあ大体訳し終わったんで、あとはピアノ鳴らして確認したら、1番苦手な作業……清書が待ってる……
うう……
本当は今頃終わってるはずだったのにな……
一応関係者には最初の段階から、訳詞渡せるのが12月になったらすみません、とは言ってたので、ある意味予定通りと言えば予定通りなんですけども。

「星の王子さま」の台本の推敲もしなきゃしなきゃ(繰り返す事で焦りを強調)なのですが、バルトークやりながらはちょっと無理だ……
世界観が違いすぎてね……
血まみれの殺人城の話と、ピュアピュアなと少年の話だからね……
やります……訳詞終わったらすぐやりますので……

そして全然関係ないですが、友人のフルートの大和田真由ちゃんと野望のコンサートの作戦会議をして参りました。
ふふふ、まだ秘密ですがこれは再来年になるかな。来年は厳しいかな?

互いにやりたい作品(まだ内緒)がありまして、それに向けてとりあえず第1歩を踏み出したところです。
まだ内緒ばかりですが、演奏と訳詞を担当します。
訳詞つけるのが鬼ムズな作品ですが、レッツトライですよ。
バルトークもその訳詞にくらべれば!多分楽!!

真由ちゃんはフルーティストでありながら作曲、編曲もするそりゃもう多才な方のですが。
編曲・作曲してる時の話を聞くと、訳詞やる時と同じような感覚なのかなーって思いました。

一通り作曲(訳詞)を作り終えて、よーし最後の修正だ〜!となってからが地味に消耗して辛いとかね。

やっぱ最後は体力だよねー。

さて、寝ます。



オーディションとか

2023-11-07 14:47:00 | 歌のこと
 オーディションがありました。審査する方。
自分が受けるのは慣れてますが、審査する側はまだ慣れない……最初の頃にくらべたら慣れましたけどね。でも終わったらすごく緊張してました。自分が……
皆さん良い演奏で、審査も難しかった……!
皆、合格にできたらなぁ。
そんな事を思ってしまいました。

そして今はこちらのオペラの訳詞をやってます。


最初のうちは、全然いけるいける、余裕余裕〜か思ってたんですが、音楽が複雑になってきた途端、いきなりすごい難しくなってきてギギギギギギ
訳詞を毎日やってはいるんですが、一日分のノルマを終えると頭痛が痛いん。
頭めっちゃ使う……
結構な手強さ。さすがバルトーク。
あと2週間で清書まで終えられるかな……難しいかな……いや頑張れば……

そんな感じのこの頃です。
準備するものとかもあるのですが、それはまだ秘密
来年に少し予定が入ってます。
お知らせしますので、来てねー!