法匪

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「日本はサプライロスによってデフレ脱却した(前半)」三橋貴明 AJER2025.3.11
  

令和の政策ピボット呼びかけ人に「作家・予備校講師・歴史系YouTuber 茂木誠先生」が加わって頂けました。

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【財務省解体デモ】「貧乏なのは財務省のせいじゃない、やる気と能力が足りない」という意見に反対です。[三橋TV第991回] 三橋貴明・saya

https://youtu.be/h-GbE3OslpI

 

 この記事凄い。いや、財務省による、完全に国民の財政主権を侵した「ご説明」も凄いけど、そのプロセスが丸々と報じられる時代になるとは・・・。ここまで内幕があからさまに報じられるとなると、もはや彼らの勝ちはない。問題は、こちらの勝ちが確定するのがいつなのかという時期ですが、これが十年、二十年となると、日本は亡びてしまっているだろうから、できるだけ「今」に引き寄せなければならない。

 

「国民民主を交渉相手にするのは難しい」玉木雄一郎に見切りをつけた財務官僚たちの“塩対応”の中身 | 文春オンライン

◆財務省の“切り札”とは

 2025年度予算案を巡り、財務省が総力を挙げたのは日本維新の会の説得である。焦点となった高校授業料の無償化では、私立高への支援拡大を梃子に予算修正の合意にこぎ着けた。奔走したのは主計局の吉野維一郎次長(平成5年、旧大蔵省入省)である。(後略)』

 

 財務省は、大ざっぱに説明すると「主計局」と「主税局」に分かれます。

 

 主計局が「支出」を担当し、税金関連は「主税局」です。

 

 つまりは、財務省は国の財政について「入り」と「出」の両方を所管しており、結果的に、

「歳入と歳出を均衡させる」

 という、意味不明な財政均衡主義に染まってしまっています。

 

 だからこそ、主税局を財務省から切り離し、社会保険(厚生労働省の所管)と合併させ、「歳入庁」にするべきという、昔から言われ続けてきた構想の実現を求めているのが、「財務省解体デモ」というわけです。

 

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 今回の予算編成にあたり、財務省は国民民主党に対して、早々に「見切り」を付けた。そもそも、なぜ財務官僚が勝手に「見切り」とかつけてんの、という話は置いておいて、所詮、日本は(今のところ)財務省主権国家なので、財務官僚は日本維新の会の切り崩しのために「ご説明」をして回った。

 

 国民民主党の基礎控除拡大に対しては、内閣の予算提案権を持ちだし、潰しにかかった。

 

 過去の、

「国会の予算修正は、内閣の予算提案権を損なわない範囲において可能」

 という「答弁」を根拠に、

「いったん提出した予算を国会で大幅に増額するのは現行憲法では認められていない」

という理屈を繰り出し、潰した。(ちなみに、なぜか予算を減額するのは別に構わない)

 

 いやあ、凄いわ。

 

 現行憲法では、

『○日本国憲法(昭和21年11月3日憲法)

第七十三条 内閣は、他の一般行政事務の外、左の事務を行ふ。

五  予算を作成して国会に提出すること。』

 となっているだけです。

 

 内閣の予算「提案」権は、あくまで「提出」を定めているだけに過ぎず、予算を決めるのは国会議員です。

 

『○日本国憲法(昭和21年11月3日憲法)

第八十三条 国の財政を処理する権限は、国会の議決に基いて、これを行使しなければならない。

第八十五条 国費を支出し、又は国が債務を負担するには、国会の議決に基くことを必要とする。

第八十六条 内閣は、毎会計年度の予算を作成し、国会に提出して、その審議を受け議決を経なければならない。』

 

 憲法のどこにも、国会は内閣が提出した予算を積み増してはならないなどとは書いていない。そもそも、財務省の理屈が正しいなら、予算の減額も憲法違反だろ。なぜ、減額はOKなんだ? 

 

 マジで、何を言っているんだ、こいつらは。

 

 まさに、法匪。法律を勝手に解釈し、国民に害を与える賊徒。

 

 法匪、賊徒である財務省から財政主権を取り戻そう。

 

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