不倫から抜け出せない人の特徴とは?

いつものブログの番外編として、
新刊・電子書籍「〝子供おばさん〟にならない、自分らしい恋愛」(2024年4月発売)試し読みページを用意してみました。

(※本文をそのままコピペしています)

長文ですが、GWの読書として、楽しんでみてくださいね!

 

 

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「不倫から抜け出せない人の特徴」

 

ズルズルと不倫関係を続けてしまう独身女性は、意外といます。

不倫をしている人は、単に相手に対する愛情だけではない〝何か複雑な思い〟を抱えていることで、別れられなくなりがちです。
不倫から抜け出せない独身女性が知っておいたほうがいいこととは、どんなことなのでしょうか。

■どうして不倫から抜け出せないの?
どうして、不倫相手と別れられない人が多いのでしょうか?そこには、相手への愛情だけではないものがいくつかあります。
(1)不倫相手に対して執着心があるから
(2)奥さんに対してライバル心があるから
(3)彼以外に付き合ってくれる人が現れないから
(4)人には言えない秘密を持つことに喜びを感じているから
(5)本当の意味で、人を愛せないから

1つずつ解説していきます。

(1)不倫相手に対して執着心があるから
不倫をしている人は、「自分は相手を愛している」と思いがちです。

でも、そこにあるのは、〝執着心〟であることも多いもの。人は、欲しいけど、なかなか手に入らないものに対して、執着しやすくなるものです。ましてや女性の場合は、「自分が遊ばれた」なんてことは認めたくないため、相手が「結婚したい」と思うほど惚れさせないと気が済まないところもあるのです。

 

また長く付き合えば付き合うほど、「今までの時間を無駄にしたくない」という意味での執着も出てきます。でも、これから先の時間を無駄にしないためにも、今そんな関係を終わらせたほうがいいのですよね……。

アラサーのAさんは、20代という女性として輝いているいい時期に不倫をしていました。しかも初めて付き合った相手だからこそ、相手を〝特別な人〟だという認識を持ってしまい、いつか彼が奥さんと別れることを夢見て、5年も待ってしまいました。長く付き合えば付き合うほど、相手と一緒にいることが精神的にも楽であり、「ここまで居心地がいい人は、他にはいないのではないか」とすら思ったそうです。
でも結局、彼が離婚をしてくれないので、とうとう別れを決断し、新たな独身の男性と付き合ったそうです。すると「今までの恋愛(不倫)は、何だったんだろう?」と思うほど、恋人が自分を一番大切にしてくれる恋愛に、喜びを感じたようです。
その後、その彼とは別れてしまい、今は婚活中ですが、「不倫なんかすべきではなかった!20代の大事な時期を無駄にした」と、不倫をしていたことに対して深く後悔をしているそうです。

不倫相手に執着なんて持っても、いいことはないのですよね。早く次に行ったほうが、婚活だってうまくいくかもしれませんね。

(2) 奥さんに対してライバル心があるから
不倫をしてしまう人は視野が狭い人が多く、〝自分と相手の2人の世界〟が全てになり、自分の都合のいい解釈をしがちです。
独身の不倫女性で、よほどの愛人体質でない限りは、大概相手の男性の「妻とはそのうち別れるつもりだ」という言葉を信じて、関係を深めてしまう人が少なくありません。
だからこそ奥さんに対しても、「旦那さんをお借りして申し訳ない」と思うどころか、「彼の離婚の申し出を受け入れない、憎き妻」という認識を持ってしまうこともあるのです。でも実際は彼が家に帰ると夫婦円満であるなんて、よくあることです。

彼の「子供が大きくなるまでは、別れられない」という言葉を信じている場合も同じです。そもそも一緒にいて不愉快になる相手とは、一つ屋根の下で暮らすなんてことはできなくなってきます。いくら子供がいても、です。
むしろ子供の目の前で喧嘩をしたくないからこそ、離婚を決意する夫婦もいるくらいです。毎日、両親が喧嘩して、不穏な空気が漂っている家庭よりも、きっぱり別れてくれたほうが子供にとってもいいものですしね。

 

不倫をしている独身女性は、自分を悪者にしないために都合のいい解釈をしがちです。

でも、いい加減、目を覚ましたほうがいいでしょう。本当に夫婦仲が悪かったら、少なくとも別居はしているはずです。毎日、妻の待つ家に帰っている時点で、その夫婦は「終わっていない」ことも多いし、中には夫婦の営みもしっかりしている円満な関係であることも少なくないでしょう。

(3) 彼以外に付き合ってくれる人が現れないから
不倫相手に執着してしまう理由には、「他に付き合える素敵な独身者がいないから」というのも、原因になるものです。なぜなら、そんな他の女性と結婚をしているズルイ人よりも、イケメンでお金持ちで相性も抜群の男性が現れたら、誰だってそっちにいきたくなるものですしね(苦笑)。

 

ただ、不倫を続けている女性が気付いたほうがいいことがあります。不倫をしていると、残念ながら醜くなっていく人は多いのです……。どこか後ろめたさを抱えている分、〝不幸顔〟になっていきますしね。それでは、ますます素敵な男性が寄って来なくなってしまうものです。

 

不倫をズルズル続けてしまっている女性は、「その不倫相手は、自分を醜くする相手である」であることを認識しましょう!そう思うと、憎らしくなってきませんか?(笑)

だったら、そんな男性をさっさと捨てちゃいましょう!
そして、その〝憎き相手〟が一番望んでいないことは、「あなたが彼以上にステキな独身の男性と幸せな恋愛、結婚をすること」です。だったら、そんな素敵な男性を射止められる女性になって、幸せになってみせましょう。
いつまでそんな〝幸せを吸いとる男〟と付き合っていますか?

(4)人には言えない秘密を持つことに喜びを感じているから
「秘密を持つ」いうのは、なんとも甘美な響きはありますが、言い方を変えれば、それだけ「裏表がある人である」ってことなのですよね。

 

若い頃は、「ミステリアスな雰囲気を持つ人」に魅力を感じるものですが、それはまだ人の魅力が分からなかったときの話。実際は、裏表なく、清々しい人ほど人間力があり、逆にミステリアスな人の裏側を見てみると、素敵な魅力があるどころか、自分勝手で薄っぺらい要素が隠れていることも少なくないもの。

 

そうはいっても誰にでも1つや2つ、秘密はあるものでしょう。でもそれは「人に知られたら自分の立場が悪くなることであること」が多く、そんな秘密を持っていることに後ろめたさを感じることのほうが多いものです。
だからこそ、逆に「秘密を持つことに喜びを抱く人」というのは、また別の事情を持っている人も少なくありません。

実は「自分は何者でもない」というコンプレックスを抱いている人ほど、人には知られていない秘密を持つことで、「みんなは、本当の私に気付いていない」ということに優越感を抱きたかったり、「自分は特別な人間なんだ」と信じたかったりする傾向があります。


ただし、本当に何か魅力を持っている人であれば、表から見てもそれが溢れて出ていることは多いもの。何もないからこそ、〝秘密〟という形で「自分には何かがある」と思いたいところもあるのです。
そういう秘密を持つ自分に価値を見出してしまう人は、愛人体質になりやすいものです。だから、もし愛人体質から抜け出したい場合は、人が知らない秘密を持つことに逃げないで、〝堂々と人に見せられて、認められる魅力〟を持つことです。そうしたら、秘密なんて持つ必要はなくなってきますしね。
裏表のない魅力を持つ、清々しい人になりたいものですね。

(5)本当の意味で、人を愛せないから
不倫というのは、「いいとこどりの関係」です。相手の面倒な生活の部分は無視して、楽しい部分だけを味わえるからです。
彼の身の回りの世話は奥さんがしてくれているからこそ、彼は身だしなみが整った状態で、あなたの前にいることができるのです。
でも、本当に人を愛するようになると、相手のいいところだけではなく、都合の悪いところも含め、自分が引き受けたいと思うものです。そういう気持ちが湧かない場合は、相手を本当の意味で愛しているわけではないのです。

相手を本当に愛しているわけではない人は、相手のことを十分に理解しているわけでもありません。なぜなら、本当に相手のことを理解していたら、相手のズルさにも自然と気付いてしまうものだからです。
相手は妻を騙し、自分と会っていて、さらに自分にも「妻とはうまくいっていない」などと嘘をついて、関係を続けている身勝手な人です。
さらに不倫をしたら、自分は奥さんに訴えられるリスクもあります。もし彼が本当にあなたのことを愛しているのに、そんな弱い立場にしているのだとしたら、それは 〝おバカさん〟なので、違った意味で心配です(苦笑)。

30代のBさんは、既婚者の男性と不倫関係を続けていましたが、ついに奥さんにバレてしまい、訴えられてしまいました。その夫婦は離婚しましたが、彼はそれでも自分とは結婚してくれなかったそうです。不倫をすることで得るものよりも失ったもののほうが大きかった彼女は、そんな〝疫病神〟のような男性と不倫をしてしまったことを、今は深く後悔しているそうです。

何度も言いますが、相手を愛するというのは、相手をよく知り、理解するということも含まれます。自分の都合のいい部分だけを見て好きになっているうちは、自己愛に過ぎません。
不倫をしている人は、相手をきちんとよく知り、本当に〝自分が訴えられるリスクがあっても、関係を続けるに値する相手〟なのかを冷静な目で見て、判断しましょう。

更に言えば、あなた自身も相手を本当に愛していたら、相手を〝ズルイ人間〟のままにはさせないはずです。相手を愛しているからこそ、「別れ」を決断したくなることもあるでしょう。
もし、本当に相手を「愛している」と言えるのであれば、最後は別れを決断できるほどの深い愛を持てるようになりたいものですね。

■不倫をしてしまう人は、不幸になる思考を持ちやすい
人は〝不幸になる物の考え方〟を持っていると、どんどん不幸せな状況を作ってしまいます。
不倫をズルズルと続けてしまう人は、「不倫相手に対して執着心があるから」「奥さんに対してライバル心があるから」「彼以外には付き合ってくれる人が現れないから」「人には言えない秘密を持つことに喜びを感じているから」「本当の意味で、人を愛せないから」の5つの中で当てはまることはないか、考えてみてくださいね。

 

自分の心を見つめ直し、幸せになれる思考に変えてみましょう。

不倫をしていて、いいことは、まずないから!
 
【子供おばさんから大人女性になるヒント】
■子供おばさん…自分の中にある欲望や相手のズルさから目をそらし、不倫を正当化してズルズルと関係を続けてしまう
■大人女性…どんなに素敵な既婚者男性に誘われても、不倫の現実を理解しているから、そもそも手を出さない

 


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